久しぶりに海外案件を担当することになったので、出張向けアプリを増やす必要があった。ただ、Xperia acroは慢性容量不足なので強制App2SDを導入して、内部ストレージの容量確保に努めてみた。ルート権を奪取する手始めでもある。
取りあえず、作業の備忘録を残しておく。
参照したのは以下のサイト。
みんなのためのAndroid さん
機種は違うが、手順は大まか同じだ。
1. JAVA SDKのインストール
Androidの開発環境にはJava アプリケーションおよびアプレットを開発するためのJREを含む JDK (Java Development Kit) が必要らしい。
ここからダウンロードできる。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
無料だが、ユーザー登録が必要だ。
2. Android SDK Toolのインストール
root権奪取の作業はSDKツールが組み込まれてワンクリックで実行出来るが、SD置きアプリの選択肢を増やす設定(強制App2SD)は自動化されていないので、必須なのだ。
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.htmlから、”installer_r16-windows.exe”をダウンロードする。
exeを実行してSDK Toolをセットアップすると、Android SDK Managerが起動されるので、Andoroid SDK Tools、Android SDK Platform-tools、Andoroid 2.3.3のSDK Platform、Sample
for SDKのチェックボックスをONにして、Install PackegeをクリックするとXperia acroに応じた環境になる。
さらにマイコンピューターを右クリック、プロパティ→詳細設定→環境変数をクリックし、システム環境変数の中からPathを選択して、以下の2カ所を追加する。
C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools
C:\Program Files\Android\android-sdk\tools
OSによってインストールされる場所が違うと思うが、adb.exeとddms.batが保存されているフォルダにPathを通せばよい。
一旦PCをリブートしてから、PCとacro IS11SをUSB接続する。初回接続だとPC CompanionとUSBドライバがインストールされるので、画面に従ってインストールを済ませる必要がある。
また、PC Companionも最新にアップデートをしておくこと。
acro IS11Sの 設定->アプリケーション->開発->USBデバッグ はONにしておく。ついでに充電中のスリープ抑止もONが良い。
そしてPCのコマンドプロンプトから、"adb"と入力して、ずらずらとヘルプが出てこればOK。
adb shellと入力すると、acro IS11Sでコマンド操作が可能になる。
UNIX(Linux)のコマンドでそれなりの操作ができるのだが、root権がないのでこの段階では中途半端なものだ。
3. 強制App2SDに設定するにはPCコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力するだけでよい。
プロンプト> adb shell pm setInstallLocation 2
acro IS11Sを再起動させて、App2SDを起動させると、いままでSD化が不可だったアプリがかなり移動可能になっている。SDに移動させることで内部ストレージに余裕が出来るのだ。
ただ、ウィジットやお財布関係も移動可能なアプリになっているが、こいつらは移動させない方がよい、
こうして確保した容量は、出張向けアプリを入れたらあっという間に満杯になった。
やはりルート権は奪取するべきものなのだ。
('12.2/20 投稿後加筆修正済み)
取りあえず、作業の備忘録を残しておく。
参照したのは以下のサイト。
みんなのためのAndroid さん
機種は違うが、手順は大まか同じだ。
1. JAVA SDKのインストール
Androidの開発環境にはJava アプリケーションおよびアプレットを開発するためのJREを含む JDK (Java Development Kit) が必要らしい。
ここからダウンロードできる。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
無料だが、ユーザー登録が必要だ。
2. Android SDK Toolのインストール
root権奪取の作業はSDKツールが組み込まれてワンクリックで実行出来るが、SD置きアプリの選択肢を増やす設定(強制App2SD)は自動化されていないので、必須なのだ。
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.htmlから、”installer_r16-windows.exe”をダウンロードする。
exeを実行してSDK Toolをセットアップすると、Android SDK Managerが起動されるので、Andoroid SDK Tools、Android SDK Platform-tools、Andoroid 2.3.3のSDK Platform、Sample
for SDKのチェックボックスをONにして、Install PackegeをクリックするとXperia acroに応じた環境になる。
さらにマイコンピューターを右クリック、プロパティ→詳細設定→環境変数をクリックし、システム環境変数の中からPathを選択して、以下の2カ所を追加する。
C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools
C:\Program Files\Android\android-sdk\tools
OSによってインストールされる場所が違うと思うが、adb.exeとddms.batが保存されているフォルダにPathを通せばよい。
一旦PCをリブートしてから、PCとacro IS11SをUSB接続する。初回接続だとPC CompanionとUSBドライバがインストールされるので、画面に従ってインストールを済ませる必要がある。
また、PC Companionも最新にアップデートをしておくこと。
acro IS11Sの 設定->アプリケーション->開発->USBデバッグ はONにしておく。ついでに充電中のスリープ抑止もONが良い。
そしてPCのコマンドプロンプトから、"adb"と入力して、ずらずらとヘルプが出てこればOK。
adb shellと入力すると、acro IS11Sでコマンド操作が可能になる。
UNIX(Linux)のコマンドでそれなりの操作ができるのだが、root権がないのでこの段階では中途半端なものだ。
3. 強制App2SDに設定するにはPCコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力するだけでよい。
プロンプト> adb shell pm setInstallLocation 2
acro IS11Sを再起動させて、App2SDを起動させると、いままでSD化が不可だったアプリがかなり移動可能になっている。SDに移動させることで内部ストレージに余裕が出来るのだ。
ただ、ウィジットやお財布関係も移動可能なアプリになっているが、こいつらは移動させない方がよい、
こうして確保した容量は、出張向けアプリを入れたらあっという間に満杯になった。
やはりルート権は奪取するべきものなのだ。
('12.2/20 投稿後加筆修正済み)