貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

デサルフェーター装着

2009-09-17 09:00:00 | RB1オデッセイ
バッテリーの寿命は3~5年程度と言われているが、我がオデッセイのバッテリーは既に3年目の車検でお疲れと診断されていた。5年目の車検では要交換と診断されているし、正直な話この冬を越すのは辛いと思う。
1回上げた上に補充電などやってないので、良く持ってくれた方だろう。

バッテリーの寿命には放電時にサルフェーションと呼ばれる硫酸鉛が極板を覆ってしまい反応しなくなる現象と、極板が物理的に駄目になる現象が原因の2通り有る。
このサルフェーションは、パルス充電を加えることで回復させることが出来るらしい。
詳細は老舗とも言えるこのサイトが詳しく、ヤフオクに流れる自作品もここに掲載された回路を応用したものだと思われる。

既にバッテリ再生は事業化されており、”バッテリ 再生”でググると再生業者が山のようにヒットする。
謳い文句はどれもほとんど同じであり、採算ベースに乗るらしい。
サルフェーションを除去する装置も、のび~太、サンダーUPⅡ、ナノパルサーなどという名前で売られており、電気回路が苦手な私が自作するとか個人の自作ヤフオク品を買うまでもない。

で、選んだのがコレ。
宗平技研のデサルフェータ DSC-003というもので3,000円也



非常に小さく、豆電球というか、今で言うならLED位しか無い。
どうやらパルスで充電することが肝であり、充電電流の大小は回復速度以外には効いてこないらしい。
低消費電力のため、付けっぱなしでもバッテリー上がりは気にしなくても良いのが気に入った。
デサルフェータの消費電流が大きいとバッテリーが上がってしまうので、市販品は低電圧検知(12V以下)でパルス充電を止めるようになっている。
ところが、放電状態でサルフェーションが進行するというジレンマがあり、へたりかけたバッテリーに一般市販品は荷が重いと思ったのだ。

装着した画像は以下の通り。



さすがに雨ざらしは拙かろうと、サランラップで適当に防水してみた。(笑)
低消費電力を謳うだけ有って確認用LEDなど無いが、耳を近づけるとチーンと微弱な発振音が聞こえて作動していることは判る。オシロが使えるのなら、パルス波形を見てみたいところだ。



装着1日目はアナログテスターで12.2V程度だったが、仕事で検電機代わりに使っている中華デジボルだと12.56V。一体どちらが正しいのやら・・・
比重計を買ってきて、記録を取ってみよう。効果が有ればGPzやDトラにも装着するつもりだ。
コメント
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