記憶に残る単車を整理しておく。
・GPz750(ZX750A1 1983年式)
20で難関の限定解除を果たし、早速購入したのがGPz750である。
こいつはZ750GPで国内評価が悪かったDFIをキャブに換装し、手加工でポート研磨するなどしてチューンナップしたエンジン、レーサーKR250/350譲りのユニトラックサスペンションの採用など旧態然とした2本サスから一新した車体と、カウル装着によりシリーズ全体で統一されたデザインを持つというのが売りであった。
GPZ750Fと表記されがちだが1年ごとにマイナーチェンジしており、私が所有した初期型72馬力モデルはFが付かない。
2型になるGPz750F以降は77馬力、輸出使用は86馬力に達する。FとF無しでは体感できる差は無かったが、輸出仕様にすると結構差を感じた。
あと、空冷GPz乗りの拘りの一つとして、zは小文字だったりする。
購入時、既にレプリカブーム全盛で全社水冷DOHCに移行しており型落ちのマイナー車であったが、元々GPz400にあこがれていたことや、辛うじて手が届く値段だったので迷うことなくGPz750を選択出来た。
限定解除が非常に難関だったので750自体にステータスが有った時代であるが、車両も売れなかったためよほどの人気車種でない限り二束三文だった。
走行3,000km程の新車に近いコンディションで、車体は10万円台だったと思う。
最初から輸出仕様ハンドルと純正オイルクーラーが装着されていたが、買ったときは知らなかったりする。
素直で自然な旋回性と軽快で回すほどに楽しいパワー特性を持ち、空冷GPzシリーズではベストバランスでは無かろうか?
GPz1100や750Turboではこのバランス感は得られない。
1983年の別冊MC誌 750特集に当時最新最強かつベストセラーであったVF750Fと並んでクラスベストバランスの評価を受けていたが、当然の評価だと思う。
1100も共通だが、ウィークポイントはリヤサスリンク周りだろう。ベアリングが錆びやすく動きが悪くなる車両が多いようだ。こうなると乗り心地が悪いだけでなく、高速でまっすぐ走らなくなる。
私のも2年後くらいから音が出始めてOHしたところ、見事に錆びたニードルがボロボロ落ちてきて思わず笑ってしまった。
学生時代は買ったままで過ごしたが、就職してまずヨシムラ集合を装着。
どうも見た目が気に入らず、輸出仕様サイレンサーを借用したのをきっかけにキャブセッティング、Rフェンダを輸出仕様として、見た目輸出仕様に変更した。
輸出仕様はトルクが太く乗りやすくなったのを記憶している。音も図太く迫力が有って集合とは違った魅力があり、ヨシムラに戻すことは無かった。
あと、デイトナのフォークスタビライザはこの750に購入時から装着されていた物を1100に移植し、現在も使用中。20年以上使い続ける愛用の改造パーツとなっている。
4年で6万km近くを走破し色々ガタが出てきたので後継マシンとして今も所有するGPz1100(A2)を購入した。
GPz750は将来のレストアベースとして保管していたが、故有って人に譲ってしまった。今思えば大変勿体ないことをした。
購入後間もなくBG誌上で第1回空冷GPzミーティングの告知を発見しつい参加したのが、今も空冷GPzへ拘り続ける大きな要因。運命の1台と言えるかも知れない。
・GPz750(ZX750A1 1983年式)
20で難関の限定解除を果たし、早速購入したのがGPz750である。
こいつはZ750GPで国内評価が悪かったDFIをキャブに換装し、手加工でポート研磨するなどしてチューンナップしたエンジン、レーサーKR250/350譲りのユニトラックサスペンションの採用など旧態然とした2本サスから一新した車体と、カウル装着によりシリーズ全体で統一されたデザインを持つというのが売りであった。
GPZ750Fと表記されがちだが1年ごとにマイナーチェンジしており、私が所有した初期型72馬力モデルはFが付かない。
2型になるGPz750F以降は77馬力、輸出使用は86馬力に達する。FとF無しでは体感できる差は無かったが、輸出仕様にすると結構差を感じた。
あと、空冷GPz乗りの拘りの一つとして、zは小文字だったりする。
購入時、既にレプリカブーム全盛で全社水冷DOHCに移行しており型落ちのマイナー車であったが、元々GPz400にあこがれていたことや、辛うじて手が届く値段だったので迷うことなくGPz750を選択出来た。
限定解除が非常に難関だったので750自体にステータスが有った時代であるが、車両も売れなかったためよほどの人気車種でない限り二束三文だった。
走行3,000km程の新車に近いコンディションで、車体は10万円台だったと思う。
最初から輸出仕様ハンドルと純正オイルクーラーが装着されていたが、買ったときは知らなかったりする。
素直で自然な旋回性と軽快で回すほどに楽しいパワー特性を持ち、空冷GPzシリーズではベストバランスでは無かろうか?
GPz1100や750Turboではこのバランス感は得られない。
1983年の別冊MC誌 750特集に当時最新最強かつベストセラーであったVF750Fと並んでクラスベストバランスの評価を受けていたが、当然の評価だと思う。
1100も共通だが、ウィークポイントはリヤサスリンク周りだろう。ベアリングが錆びやすく動きが悪くなる車両が多いようだ。こうなると乗り心地が悪いだけでなく、高速でまっすぐ走らなくなる。
私のも2年後くらいから音が出始めてOHしたところ、見事に錆びたニードルがボロボロ落ちてきて思わず笑ってしまった。
学生時代は買ったままで過ごしたが、就職してまずヨシムラ集合を装着。
どうも見た目が気に入らず、輸出仕様サイレンサーを借用したのをきっかけにキャブセッティング、Rフェンダを輸出仕様として、見た目輸出仕様に変更した。
輸出仕様はトルクが太く乗りやすくなったのを記憶している。音も図太く迫力が有って集合とは違った魅力があり、ヨシムラに戻すことは無かった。
あと、デイトナのフォークスタビライザはこの750に購入時から装着されていた物を1100に移植し、現在も使用中。20年以上使い続ける愛用の改造パーツとなっている。
4年で6万km近くを走破し色々ガタが出てきたので後継マシンとして今も所有するGPz1100(A2)を購入した。
GPz750は将来のレストアベースとして保管していたが、故有って人に譲ってしまった。今思えば大変勿体ないことをした。
購入後間もなくBG誌上で第1回空冷GPzミーティングの告知を発見しつい参加したのが、今も空冷GPzへ拘り続ける大きな要因。運命の1台と言えるかも知れない。