リチャード・ドーキンス著 早川書房刊
訳者も「あとがき」で書いているが、『ドーキンス自伝』というのは、どうしても想像できなかった。そう思いませんか?
『神は妄想である』『利己的な遺伝子』の著者が書く自伝、こんなに違和感がある自伝は初めてである。『…自伝Ⅰ』とあるからⅡもあるだろうから、どんな展開があるのか楽しみではあるが……。尤も冒頭に系図が掲載されたいるが、なんと「曾」が三つも付く祖父、祖父ですよ、から記載されているのは、さすが遺伝学者だと思うし、ヨーロッパ人にはめずらしくもないとも、思えるのだが、本文中には四つも曾が付く祖父も登場するので、やはり、とも思った。
意外、意外の連続でしたが……面白かったです。
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