金田一家、百年のひみつ

2014-09-29 09:13:07 | 日記

金田一秀穂著   朝日新書476 朝日新聞社刊

勿論、あのアイヌ語研究の第一人者・金田一京介、『三省堂明解国語辞典』の春彦、そして『学研現代新国語辞典』の秀穂、というよりТVのクイズ番組でお馴染みの秀穂、三方の金田一家の話である。三代まとめてさの人物伝を読んだのは初めて。多分、私の世代では初代と二代がすぐ頭に浮かぶと思うが…。
国語学三代というのは珍しいのではないだろうか? 一読の価値あり。
帯に日本語は大丈夫ですか? とあるように、最近のファミレスでの接客や若者言葉について詳細な見解が述べられていて、読者の一部の人にはこちらの方が面白いかも知れない。