日本の百年企業

2011-01-30 09:50:28 | 日記
朝日新聞編  朝日新聞出版
日本には創業から100年を超える企業が2万社以上、300年以上の企業も400社あるそうだ。世界最古の企業とされるのが、大阪・四天王寺のお抱え宮大工、金剛組。約1400年の歴史がある。そして、この殆どが中小企業だという。
本書はこうした老舗企業の「長寿の秘訣はどこにあるのか」をテーマに、約100社の社長にインタビューしたもの。老舗企業として大事ことを漢字一文字で表すとしてあがった文字のベスト10は「信・誠・継・心・真・和・変・新・忍・質」だった。
その中で印象に残った一言紹介したい。「できませんとは言わない。自分の都合で仕事しない」(秋田県・小松煙花工業・小松社長)、「問題や課題がなかった時代はない。改革が積み重なり、『伝統』や『歴史』ができる」(山形県・菊地保寿堂・菊地社長)、「暖簾は守るな、暖簾を破れ」(愛媛県・水口酒造・社訓)。