この春。
友人がご主人の転勤に伴って大阪へと移り住む。
あまりに急な話だったので、私たち友人も、本人すらも驚いていたのだが、引越しまであとわずかとあって、急遽友人達と彼女の自宅を訪問し、プレゼントを渡すことになった。
彼女の実家は横浜にあるし、きっとちょくちょく帰ってはくるだろうが.....
それでも友が遠方へ旅立ってしまうのは寂しいものだ。
プレゼントのチョイスを一人の友人にお任せした私は、持参するケーキの買出しを自ら申し出て、別れを惜しむひとときをとびっきり美味しいスウィーツで楽しみながら過ごそうと、朝イチでアンリシャルパンティエに赴き、あれこれと買い込んで他の友人達との待ち合わせ場所に向かった。
そごうの前には春いっぱいの植え込みが♪
友人達と落ち合い、長い坂道を登って目的の彼女の自宅へ向かう。
確か夏にはこの道を通って、とりたて野菜を届けにきたのだっけ。
引越し前の慌しい時期だというのに。
私たちのために昼食を用意して待っていてくれた彼女は、いつものように
「元気?」
と快活に笑い、私たちもいつものようにおしゃべりに興じた。
心のこもった手料理に、美味しいケーキ。
私たち大人が笑い、喋り続ける横で、今年から幼稚園に通うという彼女の子供も、遊びに来た一番の仲良しだという女の子も、やはり笑い、喋り遊び続ける。
女の子らしい、お人形遊びやおままごと。
ときおり聞こえてくる
「素敵なお靴ね~」
なんていうおしゃまな会話も大人たちの微笑を誘う。
たくさん転がっているおままごと道具は、私たちの子供の頃とはまるで違う可愛らしさ。
マグネットで組み立てられたり、マジックテープで材料同士がくっついたり、大人も楽しくなってしまう芸の細かさだ。
可愛い売り子さんがカートを押して売りに来た
ドーナツとロールケーキとアイス
「おいくらですか?」と聞くと「ただで~す♪」
う~ん、どうやって採算をとっているのか!?(爆)
しかし面白かったのは彼女達がその道具よりも、ホンモノのお鍋を好み、計量カップやお箸、フライパンを使いたがったこと。
そして、おままごとに誘われた私が
「じゃあ何を作る?」
と聞いたときの、子供たちの答えだ。
「ペンネチーズクリーム!」
えええええっ!?
最近の子供はそんなもの食ってるのか.....
おばちゃん、ペンネなんて大人になって初めて存在を知ったけどなぁ。
折り紙を千切って作ったペンネを鍋に入れた子供達は私の
「塩を入れてくださーい。お次はコショウですよ~。焦げないように一生懸命かき回してくださ~い」
という指示が気に入ったのか、何度も
「メンメン(麺のことらしい)作ろう!」
と言っては、飽きずに同じ事を繰り返し、うどんやらそばやらを作り続けるのだった。
私が教えた『びっくり水』という言葉とその動作を、やはり気に入り、
「ぼっくりむず~」
と連発しながら(笑)
大人と子供。
違いはあるけれど、女の子の好きなものは美味しいものとおしゃべりと、楽しい友達。
もうすぐお別れしなければならなくても、こうして仲良しのお友達と思う存分遊んだ思い出は、小さな彼女がこれから先歩む長い長い道のりに.....
素敵なスパイスとしてほのかな余韻を残すのだろう
たとえ.....
記憶には残っていなくても。
午後いっぱい。
散々食べ、しゃべり、笑った私たちは
「元気でね!」
と挨拶を交わし、次に会う機会を楽しみに.....
それぞれの家路をたどった。
またね!
帰宅するとなぜか十円ハゲを作っていたこのお方
決して私が先日の犯罪の罰に刈り込んだわけではない(爆)
なんだか赤くポッチになってるけど...虫に刺されたかなぁ
友人がご主人の転勤に伴って大阪へと移り住む。
あまりに急な話だったので、私たち友人も、本人すらも驚いていたのだが、引越しまであとわずかとあって、急遽友人達と彼女の自宅を訪問し、プレゼントを渡すことになった。
彼女の実家は横浜にあるし、きっとちょくちょく帰ってはくるだろうが.....
それでも友が遠方へ旅立ってしまうのは寂しいものだ。
プレゼントのチョイスを一人の友人にお任せした私は、持参するケーキの買出しを自ら申し出て、別れを惜しむひとときをとびっきり美味しいスウィーツで楽しみながら過ごそうと、朝イチでアンリシャルパンティエに赴き、あれこれと買い込んで他の友人達との待ち合わせ場所に向かった。
そごうの前には春いっぱいの植え込みが♪
友人達と落ち合い、長い坂道を登って目的の彼女の自宅へ向かう。
確か夏にはこの道を通って、とりたて野菜を届けにきたのだっけ。
引越し前の慌しい時期だというのに。
私たちのために昼食を用意して待っていてくれた彼女は、いつものように
「元気?」
と快活に笑い、私たちもいつものようにおしゃべりに興じた。
心のこもった手料理に、美味しいケーキ。
私たち大人が笑い、喋り続ける横で、今年から幼稚園に通うという彼女の子供も、遊びに来た一番の仲良しだという女の子も、やはり笑い、喋り遊び続ける。
女の子らしい、お人形遊びやおままごと。
ときおり聞こえてくる
「素敵なお靴ね~」
なんていうおしゃまな会話も大人たちの微笑を誘う。
たくさん転がっているおままごと道具は、私たちの子供の頃とはまるで違う可愛らしさ。
マグネットで組み立てられたり、マジックテープで材料同士がくっついたり、大人も楽しくなってしまう芸の細かさだ。
可愛い売り子さんがカートを押して売りに来た
ドーナツとロールケーキとアイス
「おいくらですか?」と聞くと「ただで~す♪」
う~ん、どうやって採算をとっているのか!?(爆)
しかし面白かったのは彼女達がその道具よりも、ホンモノのお鍋を好み、計量カップやお箸、フライパンを使いたがったこと。
そして、おままごとに誘われた私が
「じゃあ何を作る?」
と聞いたときの、子供たちの答えだ。
「ペンネチーズクリーム!」
えええええっ!?
最近の子供はそんなもの食ってるのか.....
おばちゃん、ペンネなんて大人になって初めて存在を知ったけどなぁ。
折り紙を千切って作ったペンネを鍋に入れた子供達は私の
「塩を入れてくださーい。お次はコショウですよ~。焦げないように一生懸命かき回してくださ~い」
という指示が気に入ったのか、何度も
「メンメン(麺のことらしい)作ろう!」
と言っては、飽きずに同じ事を繰り返し、うどんやらそばやらを作り続けるのだった。
私が教えた『びっくり水』という言葉とその動作を、やはり気に入り、
「ぼっくりむず~」
と連発しながら(笑)
大人と子供。
違いはあるけれど、女の子の好きなものは美味しいものとおしゃべりと、楽しい友達。
もうすぐお別れしなければならなくても、こうして仲良しのお友達と思う存分遊んだ思い出は、小さな彼女がこれから先歩む長い長い道のりに.....
素敵なスパイスとしてほのかな余韻を残すのだろう
たとえ.....
記憶には残っていなくても。
午後いっぱい。
散々食べ、しゃべり、笑った私たちは
「元気でね!」
と挨拶を交わし、次に会う機会を楽しみに.....
それぞれの家路をたどった。
またね!
帰宅するとなぜか十円ハゲを作っていたこのお方
決して私が先日の犯罪の罰に刈り込んだわけではない(爆)
なんだか赤くポッチになってるけど...虫に刺されたかなぁ