猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

素早い立ち直りと、新しいメンバー

2006年07月12日 08時00分32秒 | ハ~プニング!
さて。
昨日はまことに勝手ながら、散々愚痴をぶちまけさせていただき、なおかつ、心からの優しいコメントまでいただき、本当にありがとうございました。

皆様のおかげで、すっかりいつもの私に、あきれるほど素早く戻れましたことに、まずは心からお礼を申し上げます。
また、ここに書いたことで、皆様にご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
また、今日から楽しいことをお伝え出来ますように、日々精進して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さっ、では。
元気に日記を続けますよ~。

ええと。
先日の日曜日のこと。
私とゴンザは早朝から畑へ出かけ、いつものように農作業にいそしんでおりました。
土を耕したり、トマトやなすの脇芽を摘んだり、たくさんの鳥がさえずる中。
気持ちの良い空気に包まれて、おしゃべりに興じながら.....時に寡黙になりながら、土と戯れていたわけでございます。
で、実は。
我が家の畑には、毎日やってくるハクセキレイ(野鳥)がいるのですけれども、こいつがまた、とっても可愛い。
私やゴンザの後を、怖がることなくついて回り、掘り返した部分から出てきた虫をついばんではまた、後をついてくるといった次第なわけです。
で、ですね。
なぜかそいつは頭がほんのりハゲていて、普段私とゴンザは、「ハゲ!ハゲ!」と呼んで可愛がっているわけなんですが。
あるとき。
大変なことに気づきました。

「おっ、またハゲ来たね♪」
「あれ?ハゲ、どこ行った?」

なんて、ハゲハゲ言っているうち、ふと、何気に、隣の畑に目をやると.....

「.....ハッ!」

「.....げっ!」

そう。
我々は、オクラの種をくれ、なにくれとなく、素人の私たちに親切にしてくれる、隣の畑のお兄さんの頭が、綺麗さっぱりハゲていることに、気づいてしまったのでございます。
ヤバイ.....。

もしかすると、我々がハゲハゲ連呼するうちの数回は聞かれてしまったかもしれない。
しかし、何事にも手遅れということはないはず.....
(そう思いたい)

そこで。
私たちは考えました。
この鳥をハゲと呼ぶのはあまりにも危険だからやめよう。
こんなになつっこい鳥なのだから、なつこという名にしようと。

そして。
何事もなかったように農作業を続けた、というわけなんですね。

と。
ふと畑の柵向こうに目をやれば、おもむろにやってきたなつこの仲間がなぜか羽を膨らまし、バタバタしている。
鳥がそんな態勢をとるのは威嚇やプロポーズの時だけでしょうから、我々は俄然興味を惹かれたわけです。
で。
ゴンザの
「あそこに何かいるのか?」
という言葉を合図としたように、同時に作業をやめ、その方向へ向かったところ.....

「!!!!!」
「なんだこりゃ!?」

そこに。
身の置き所に困って、石の下に頭だけを突っ込んで隠れたつもりになっている、畑の新メンバーを見つけたのです。



さっ。
ご覧下さい。
あまりに見事な、あたま隠して尻隠さずな状態を。
で。
その姿が素晴らしく可愛いので、意地悪にもゴンザが石をどかしてみたところ.....。
                                    
                                                              

いや~ん。
ますます可愛い♪
とがったお鼻と、小さな手足。
ちょこんとついたしっぽがラブリィです。

そこで。
またもやゴンザがつんつんと、お尻をつついてみると。
もぐちゃんもう大慌て(笑)

すかさず、なんとかもぐりこむことが出来そうな土を見つけると、ものすごい勢いで掘り進もうとする。
が.....
残念なことにそこは柵の外。
思いのほか土が固かったらしく、こんな状態に(爆)

ぎゃはは~。
なんて、なんて可愛いの~♪



皆さん。
いまだかつて、もぐらのこんなに可愛い姿をご覧になったことがあるでしょうか?
見て下さい。
このまあるいお尻。
ぴょこんと立ったしっぽ♪

あまりの可愛さに、このお尻をゴンザに数度つんつんされたもぐちゃん。
この後、必死にトンネル堀りを強行。
無事におうちへと帰って行ったのでした。

あんまり畑を穴だらけにすんなよ~。

この日、初めて会ったもぐちゃんは。
私とゴンザにその、とても珍しい姿を見せてくれ、穴に潜り込むことに成功したのと同時に通りがかったオジサンとオバサンの団体にも、
「ナニナニ?何がいたの?もぐら?わあ、珍しいねぇ!」
と、大きな話題を提供して、去って行ったのでした。

もぐちゃん、またね~♪

( 「お前らなんか、もう二度と会いたくないわい!」 byもぐ )