日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



鳥海山はどうしても今年の夏の間に登っておきたい山でした。
東北も日本海側はあまりスッキリとしたお天気になることが少ないようで毎日天気予報をチェック。
折角行くのなら是非お天気のいいときに行きたい。
ようやくチャンスが訪れ、山頂小屋と麓の小屋、そして乗り合いタクシーを予約。
鳥海山はそもそもアプローチが大変で
更に小屋や乗り物の予約もしなくてはならないのでホントに面倒です。

上越新幹線で2時間半、特急いなほで2時間半。更に車で1時間と丸1日かかります。
前日の夕方の乗り合いタクシーで遊佐から鉾立へ。
登山者用宿泊施設の鉾立山荘は寝具貸与の素泊まりの小屋で(宿泊費1800円、布団一式510円)
200円でシャワーが使え、100円でガスも使えるという。
ポットにはお湯があり、電子レンジ冷凍冷蔵庫も使って良しということで、ガスは使わずお湯をいただいてインスタントの味噌汁を作りました。
夜は駅弁を買って行ったけど、朝はパックご飯をレンチンして鮭ふりかけのおにぎりに。
ペットボトルは冷蔵庫に入れさせてもらい、気さくな管理人さんが暑そうだから冷凍するといいと言ってくださり、うち一本は冷凍庫で凍らせ持って行きました。
これが有り難かった~。
麓のホテルで一泊も考えたけれど、朝一の乗り合いに乗るには早起きしなくちゃならないし、それならここで泊ったほうがゆっくり登ることが出来る。
鉾立山荘にして正解でした。

鉾立登山口の大きな駐車場には食堂兼お土産物の店があり、次の日のおにぎりも頼めるそうでしたが、
夕方4時過ぎには閉店してしまうと聞き、それじゃ間に合わないと用意をしていきましたが、この日は登山者がいっぱいいて5時過ぎまで営業していました。
傍には展望台があり、それまで雲で隠れていた山頂の雲が取れ鳥海山が姿を現しました!
展望台から


明日はあそこまで登るのか・・・


山荘の脇から日本海が見えます。夕日がきれいでした。


翌朝、晴れました~。暑そう。


生垣のような階段を上っていきます。


早速お花。
ヤマホタルブクロ       ヨツバヒヨドリ


クルマユリ         ハナチダケサシ?


ハクサンンボウフウ?


10分ほど登っていくと、展望台がありました。
ここまでなら観光客も来れそうです。


緩やか~に登っていきます。




ミヤマホツツジ シロバナハナニガナ


シラネニンジン?      ヤマハハコ       クルマユリ


ニッコウキスゲ




何と、スミレが! ミヤマツボスミレ?


チングルマはまだ新鮮


イワイチョウ


最初の雪渓が出てきました。アイゼンなしで歩けます。


イワカガミ        ミヤマカラマツ


キバナノコマノツメ


賽の河原に到着。なだらかで石畳の道が歩き易いです。




チングルマは穂になっているのもあり


マイズルソウ         トウゲブキ          ヨツバシオガマ


カンチコウゾリナ       ミヤマアキノキリンソウ・ハクサンフウロ


ハクサンシャジン


御浜小屋に着きました。登ってきた道を振り返る。

鳥ノ海御浜神社があるので登山の無事をお願いします。
きれいなバイオトイレもあるので助かります。

鳥海湖が見えました。


お花畑がきれいです。


シロバナトウウチソウ        ナンブトウウチソウ?


ハクサンシャジンはいっぱい












お花畑がすごいです。

七五三掛に到着。
今年はコバイケイソウの当たり年みたい。


コバイケイソウ


モミジカラマツ      イワブクロ


固有種のチョウカイフスマ


七五三掛の少し先から千蛇谷へ。
下りはけっこう急で、ざれているので滑りやすい。
下ったら雪渓を横切り向こう側へ。


ミヤマキンポウゲ         イワギキョウ


ずいぶん登ってきました。
ここまで緩やかな登りが続いていたのでこの最後の登りがけっこう辛い。


小屋の屋根が見えてきました。人もいる!
もうひと頑張りです。


ミヤマキンバイ       チョウカイフスマ


やっと、ほんとにやっと登り切りました。コースタイム大幅にオーバー。
小屋で少し休んだら山頂に行こうと思っていたら、受付は1時からと言われ・・・。
疲れちゃってすぐ山頂に行く元気はない。だけどまだ時間がある。
しょうがないので、一息入れて空身で山頂に行くことにしました。


矢印に従って登っていきます。


トンネルのようなところを一旦下り、更に登る。


30分ほどで山頂、新山到着。山頂は狭いです。


少し前からガスが上がってきて、しかも岩々に囲まれてあまり眺望はよくない。




あっちが七高山?人が歩いているのが見えます。
明日登るつもり。


狭い山頂なので二人組が登ってきたので下ることにしました。


あちらの尾根は明日歩く予定の外輪山。


小屋で宿泊手続き。個室があるというので聞いてみたら二人部屋で一人プラス千円とのこと。
一人なら二千円プラスだそうで、それならと個室を頼みました。
日陰のない登山道で照らされ暑くて汗びっしょり。濡らしたタオルで汗を拭いて着替えもしたい。
個室と言ってもプレハブの小屋で、両側に二段になり、それぞれ3つに板で仕切りをされ入り口はカーテンがかかっただけのもの。
その一部屋を二人で使うというものだけど、二人ではちょっと窮屈な感じ。

食事は質素なものだけど出してもらえるだけ有り難い。
夕食              朝食
 

この日も夕日がきれいでした。


続く



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« お花の山 鳥海山 7月... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (koyuko)
2018-07-28 16:04:50
鳥海山 晴れて良かったですね。
高山植物と素敵な風景を見せて頂きありがとうございます。
昔 登りましたが、運悪く土砂降りの雨ふりでした。
こんなに綺麗な景色を期待して行ったのに・・・
 
 
 
Unknown (yuto)
2018-07-29 00:34:48
天気予報を見て行きますが、山の天気は分からないですからね~。
予報通りよいお天気でよかったです。
土砂降りではほんとにガッカリでしたね。

すごくお花がいっぱいで素敵な山でした。
 
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