初めての避難小屋泊まりで慣れない私は、食事の支度、片付けなどに手間取り起きてから出発まで1時間半もかかり6時出発となってしまいました。
ほんとはもっと早く出たかったのだけれど・・・。
今日の泊まりは大鳥小屋。
じつは、こちら方面に歩く人は私とあと一人、若い単独のお兄さんだけでした。
この若者は私より1時間ほど早く出発し、今日のうちに一気に下山するそうです。
ということは・・・ずっと一人旅です・・・。
でも、ま~今日もお天気がいいから~。何とかなるでしょう~。
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竜門小屋から先ずは南寒江山、寒江山、北寒江山と越えて行きます。
寒江山の鞍部には初夏にはお花がいっぱい咲くよ~と地元の方に教えてもらいました。
ほんと~!ウスユキソウの葉がうじゃうじゃと残っていました~。
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咲き残りのお花もあります。
タカネマツムシソウ イワインチン
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何とハクサンフウロ~!
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寒江山に到着~。
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いいお天気です。
今日は飯豊もすっきりと晴れているようです。
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振り返って。
一番奥にとんがっている大朝日岳。
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向う以東岳。
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狐穴小屋宿泊の人たちや大鳥小屋から来た人たちとぽつぽつと出会うようになりました。
狐穴小屋の宿泊者は5~6人?ぐらいだったそうです。
大鳥小屋からの人たちは8人とすれ違いました。
北寒江山を過ぎて三方境に到着。
三方境はザレた砂礫の道で、ここから北側は全体的にザレていると感じました。
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狐穴小屋が見えてきました。
当初の予定では今日はここに泊まる予定でした。
この小屋もとてもきれいでトイレは水洗です。
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一旦大きく下っていよいよ以東岳への登りです。
ここさえクリアすれば・・・。
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ウメバチソウ ミヤマリンドウ
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ハクサンイチゲ。けっこう咲き残っていてびっくりです。
緩やかに一つずつ山を越えながら登って行きます。
あれ~?少し雲が出てきた?
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来た道を振り返る。右側でちょこんととんがっているのが大朝日岳。
逆光で色が~。
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以東岳の山頂が近付いてきました。以東小屋も見えてきました。
以東小屋は老朽化のため使用禁止になっています。
この小屋が使えれば距離的にはずいぶん便利だと思うのですが。
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えっちらおっちら登ってとうとう以東岳到着です。
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途中で出会ったおじさんが『以東岳の向こう側は真っ赤だよ~!』と言っていましたが、こちらも鮮やかでした。
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大鳥池が見えました。今日はあの池の畔にある大鳥小屋までの行程です。
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山頂では以東岳ピストンの人が二人、これから狐穴小屋に向うという人が二人おりました。
ここまで来れば後は下りだけだから~と昼食を食べ少しのんびりし過ぎてしまいました。
雲も広がってきてしまいました。
大鳥池直登コースは急過ぎて大変と聞き、オツボ峰を廻るコースで下山開始しました。
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紅葉が鮮やかです。
が、コースタイム30分のこのコース。
小さな山のアップダウンの繰り返しで、あれがオツボ峰かな~?と騙されること何回~?
30分のコースなのに1時間近くかかってしまいました。
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ようやくオツボ峰到着~。
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以東岳を振り返る。灰色の雲が~。
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まだまだアップダウンは続きます。
下りに慣れた足が辛い・・・。
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1000メートルぐらいから紅葉は始まっていました。
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急な下りが続きましたがようやく大鳥小屋に着きました。
ほんとにホッとしました。
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大鳥池
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大鳥小屋はけっこう大きな小屋です。宿泊は団体さんもいて、全部で20人ぐらいでした。
日曜日だし誰もいなかったらどうしよう~と思っていたのです。
管理人さんがいるよって聞いていたので安心していたのですが、管理人さんは少し前に下山してしまったそうで、でもたくさんの宿泊者で賑やかだったのでよかったです。
この日の泊まりは全員がこれから登る人たち。
下山は私一人。これから泡滝登山口まで2時間半の歩きです。
熊鈴を鳴らしながら歩きましたが、そんなに心配するような道ではなかったです。
最初の吊り橋までは順調。
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このつり橋けっこう揺れます。
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この日もお天気よさそう。狐穴に泊まった方が良かったかな~と少し未練も。
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大鳥川に沿って歩いて行きます。
これから登る人5~6人とすれ違いました。
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無事泡滝登山口に到着し、頼んであったタクシーで『ぼんぼ温泉センター』に運んでもらい、さっぱりして帰ってきました。
ちなみにタクシー代は11220円。ぼんぼは430円でした。
私には無理かもしれないと思っていた朝日連峰縦走。
心配した荷物の重さもさほど気にならなくなり、何とか歩き切り少し自信がつきました。
今度はお花の季節にまた是非来たいな~と思いました。
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アルプスとは趣が違って、そのたおやかな山容が素晴らしいですね。
yutoさんのパワーに敬服です。
無理はされずにいつまでも山旅をお楽しみください。
台風、行事等で今年は行けそうに有りません。
残念ですが。
とても充足感のある山行となりました。
今年は紅葉が早くてまた台風も来ているしあっという間に時期が過ぎてしまいそうですね。
閑人kazuさんはいろいろお忙しくていらっしゃるから、ご都合をつけるのも大変でしょう。
また来年のお楽しみですね。
私も来年も歩けるように頑張ろうと思います。
自然にまさる景色は無いですね。
昔、秋田駒ケ岳、鳥海山に登った時も雨にあい、紅葉が見れず 今でも悔やまれます。
東北の紅葉は何処も見事ですね。
せっかくはるばる行くのにお天気が悪くてはほんとにがっかりですものね~。
東北の紅葉は赤がほんとに鮮やかですね。