日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



去年の夏、荒天のため撤退した赤石岳~荒川三山の縦走。
1年間宿題を抱えた気分だった縦走に行ってきました。
荒川岳斜面のお花畑を見るには、ほんとは7月中に行きたかったのだけれど、
7月はなかなか山に行く時間がとれず、ようやく行くことができました。

今年も椹島に前泊してから登ります。
シズテツのバスは20数人ほどの乗客でいい感じだったが
椹島ではクラ○リなどのツァーが2組35人以上いると知り、
当初去年と同じく千枚小屋から廻るつもりだったが、
団体さんと一緒になって混み合うのは嫌なので反対廻りで赤石小屋を目指すことにした。

写真が多いので分けてアップします。

コース  椹島~赤石岳登山口~カンバ段~赤石小屋(泊)
     赤石小屋~富士見平~赤石岳~小赤石岳~大聖寺平~荒川小屋(泊)
     荒川小屋~お花畑~荒川前岳~荒川中岳~荒川東岳(悪沢岳)~千枚岳~千枚小屋(泊)
     千枚小屋~見晴し~清水平~小石下~椹島

赤石岳登山口はいきなり梯子の急登です。


千枚小屋とほぼ同じ標高差を短い時間で登るのでどんなに厳しい登りになるかとビクビクしていたが
最初の急斜面は大きくジグザグと道がつけられており、また柔らかくフカフカの登山道は足にも優しく
とても歩きやすかった。
その後も、時々は段差や木の根が張り出したところもあるけれど全体的にはとても登りやすいコースだった。
赤石小屋まで5段階に区切ってありました。




コースの後半になって、ボッカさんも戻りたくなるという『ボッカ返し』と言われる30分ほどの急登。
それまでが割と楽な登りだったのでちょっときついが30分ほどで終了。
後は小屋まで30分です。


樹林帯のお花。
カニコウモリとトリカブト。もう秋の花・・・。


セリバシオガマ              ヤマハハコ


朝は快晴だったのに気がつくと空は白くなっていました。
途中でお昼を食べていると霧雨っぽくチラリときて、あわてて雨具をとりだし小屋に急ぎます。
小屋に着くまで大した降りにはならず、ほとんど濡れずに済みました。

赤石小屋に到着。到着後1時間ぐらいたってから土砂降りと雷。
昨夕も椹島で雷でしたが聞いてみると毎日午後は雷雨になっているそうです。


3時過ぎには雨も上がり小屋の裏手の見晴し台へ。
赤石岳。


悪沢岳。左は荒川前岳と中岳。

悪沢岳への登りがかなり急に見えるけれど果たして登れるのか・・・?

赤石小屋の夕食。豚肉の生姜焼き?とても美味しかったです。


夜には星空。夏の大三角形。


二日目。快晴になりました。




樹林帯の登り。


富士見平。富士山もばっちり。




赤石岳。


荒川三山。


6箇所ぐらい桟道が掛けられて安心です。


樹林のトラバース道を過ぎるとお花が咲く北沢源流部へ。
ミヤマホツツジ


タカネマツムシソウ


ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲ




ウサギギク          キバナノコマノツメ




ずいぶん登りました。手前の尾根の真ん中辺に小屋が見えます。


稜線到着~。赤石岳まであと少し。


シラネヒゴタイ       トウヤクリンドウ


赤石岳。3120m到着~。


聖岳。


荒川三山と向こうに仙丈ヶ岳、間ノ岳、農鳥岳。360度の眺め。


山頂直下にある赤石岳避難小屋。
景色を十分楽しんだら先に進みます。


山頂下斜面の草むらで雷鳥の家族に会いました。
母鳥と何と6羽のヒナ鳥!可愛い~。




小赤石岳。


荒川三山。少し雲が出てきました。


小赤石岳でも雷鳥のつがいに会いました。
またお天気崩れるのかな~?


なだらかな大聖寺平から荒川小屋に下ります。


タカネツメクサ      イワツメクサ




荒川小屋へはずいぶんと下ります。
林の中の登山道にはまだチングルマがきれいでした。


ハクサンフウロもたくさん咲いていたけれどあまりきれいではありませんでした。
ここはまだきれいに咲いていました。


ようやく荒川小屋到着~。

団体さんを避けて反対周りしたけれど、結局真ん中のこの小屋でご一緒する羽目に・・・。
少し混み合ったけれど我慢できないほどではなかったのでよかった。

荒川小屋の夕食。
とても美味しかったです。


この日は夕方から少し雨になったけれどそれほどひどい降りにはなりませんでした。
夜は星空になりました。
明日のお天気もよさそう~。
お花畑はどうでしょうか・・・。

続く・・・。





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