久しぶりの森絵都さんの新刊本、読みました!
阪神淡路大震災前夜、神戸と大阪を舞台に繰り広げられる冒険恋愛小説。
3年ぶり、著者の新境地を開く渾身の長篇書き下ろし。
なるほどコピーにある通り、3年ぶりの書き下ろしなんだ・・・。
森絵都さんと言えば本の情報が無くても、
そのお名前だけで図書館予約をしてしまう作家の一人です。
そしてまたちょうど本が手元に来た時「週刊ブックレビュー」に登場されて、
新刊についてお話されたのを観ての読書となりました。
ラッキー♪
最初は「一人の女を描きたい」という気持ちがあったそうです。
有島武郎『或る女』など、男性作家が描くヒロインが好き。
だから「小説内の小説」という形式で「男性になり代わり、ヒロインを描こう」
と著者の言葉です。
複線となるのはその時代背景。
阪神淡路大震災の年は、ひとつの分岐点なのではと仰っています。
なるほど・・・・・・。
楽しみに読み始めたのですが、どうもリズムが合わない・・・。
読み進むのに意外と時間がかかってしまいました。
多分、この本の「小説内の小説」の形式が私には合わなかったようです。
でも一つ思ったことは、「この女」というよりも
むしろ小説の中の書き手である男、「この男」の物語だったように思いました。。
阪神淡路大震災前夜、神戸と大阪を舞台に繰り広げられる冒険恋愛小説。
3年ぶり、著者の新境地を開く渾身の長篇書き下ろし。
なるほどコピーにある通り、3年ぶりの書き下ろしなんだ・・・。
森絵都さんと言えば本の情報が無くても、
そのお名前だけで図書館予約をしてしまう作家の一人です。
そしてまたちょうど本が手元に来た時「週刊ブックレビュー」に登場されて、
新刊についてお話されたのを観ての読書となりました。
ラッキー♪
最初は「一人の女を描きたい」という気持ちがあったそうです。
有島武郎『或る女』など、男性作家が描くヒロインが好き。
だから「小説内の小説」という形式で「男性になり代わり、ヒロインを描こう」
と著者の言葉です。
複線となるのはその時代背景。
阪神淡路大震災の年は、ひとつの分岐点なのではと仰っています。
なるほど・・・・・・。
楽しみに読み始めたのですが、どうもリズムが合わない・・・。
読み進むのに意外と時間がかかってしまいました。
多分、この本の「小説内の小説」の形式が私には合わなかったようです。
でも一つ思ったことは、「この女」というよりも
むしろ小説の中の書き手である男、「この男」の物語だったように思いました。。