楊逸(ヤン・イー)さんの新刊読みました~
お料理エッセイかな?と思っていたら、
楊逸さんが幼少の頃を振り返り、育ってきた中国東北部での生活ぶりが
日常生活の‘食’を通して語られています。
楊さんは1964年に、中国東北部ハルビンに五人兄妹の四番目として生まれます。
貧しくも楽しいハルビンの生活が著者ご自身による写真と共に
楽しく描かれています。
そんなささやかな生活が、文化大革命中の1970年、
教員だった両親と一緒に農村へ「下放」されて一転してしまうのです。
電気もガスも水道もない廃屋での生活・・・その過酷さに言葉もありません。
まるで終戦直後の日本の貧困生活を思わせる生活に
私達親世代の貧乏暮らしと重ね合わせてしまいます。
楊さんとは、同世代だと言うのに・・・。
過酷な生活の中にも、様々な工夫を凝らして生活に彩を添えようとする
そのたくましさ、明るさ、真面目さが、生き生き描かれていて
元気をもらえる気がしました。
お国柄の違いに目を白黒させたり、
生き物を食べるという事の意味など
日ごろ忘れて飽食していたことなど思い出して、
ちょっと恥ずかしく思いました。。
お料理エッセイかな?と思っていたら、
楊逸さんが幼少の頃を振り返り、育ってきた中国東北部での生活ぶりが
日常生活の‘食’を通して語られています。
楊さんは1964年に、中国東北部ハルビンに五人兄妹の四番目として生まれます。
貧しくも楽しいハルビンの生活が著者ご自身による写真と共に
楽しく描かれています。
そんなささやかな生活が、文化大革命中の1970年、
教員だった両親と一緒に農村へ「下放」されて一転してしまうのです。
電気もガスも水道もない廃屋での生活・・・その過酷さに言葉もありません。
まるで終戦直後の日本の貧困生活を思わせる生活に
私達親世代の貧乏暮らしと重ね合わせてしまいます。
楊さんとは、同世代だと言うのに・・・。
過酷な生活の中にも、様々な工夫を凝らして生活に彩を添えようとする
そのたくましさ、明るさ、真面目さが、生き生き描かれていて
元気をもらえる気がしました。
お国柄の違いに目を白黒させたり、
生き物を食べるという事の意味など
日ごろ忘れて飽食していたことなど思い出して、
ちょっと恥ずかしく思いました。。