井上荒野さん、新刊の短編集です。
10話あるので、どれもホントに短くて
そして一様にあっさりとした印象です。
内容はそうあっさり、というわけではないのですが・・・。
前回読んだ『雉猫心中』とは違った色合いを帯びていると思いました。
恋愛の末期的状況??
いずれも情熱的な時期を越えた男女の
なんともいえない寂しさが漂うお話です。
出会いからしばらくはときめきの中に確かにいるのに
時間が経って、色褪せて変わっていくのは仕方の無いことなのかなぁ。
確かにいつまでも変わらない気持ちというのも
違う気がするけれど、
時間が経つことに並行して
移りゆく気持ちや、変化していく気持ち、
覚醒する気持ち、熟成する気持ち、凪いでいく気持ち・・などなど
悪い面ばかりではないように思うのですが。
時が経ち、共に生きていくことが幸せに感じるような
そんな2人になりたいものだと思いました。。
10話あるので、どれもホントに短くて
そして一様にあっさりとした印象です。
内容はそうあっさり、というわけではないのですが・・・。
前回読んだ『雉猫心中』とは違った色合いを帯びていると思いました。
恋愛の末期的状況??
いずれも情熱的な時期を越えた男女の
なんともいえない寂しさが漂うお話です。
出会いからしばらくはときめきの中に確かにいるのに
時間が経って、色褪せて変わっていくのは仕方の無いことなのかなぁ。
確かにいつまでも変わらない気持ちというのも
違う気がするけれど、
時間が経つことに並行して
移りゆく気持ちや、変化していく気持ち、
覚醒する気持ち、熟成する気持ち、凪いでいく気持ち・・などなど
悪い面ばかりではないように思うのですが。
時が経ち、共に生きていくことが幸せに感じるような
そんな2人になりたいものだと思いました。。