私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

大物 第3.4話

2010-10-15 20:19:40 | 韓国ドラマ ら・わ行
大統領が手ずから夫の遺品を自宅に持ってきてくれたことに感謝するヘリム。
そんなヘリムの「キチンを国民を守る国を作ってください。」という言葉を重く受け止める大統領。

すっかり有名になった彼女だが、職はない。ドヤの勤務する役所で清掃の仕事をしながらも、オーストラリアに移民を考えるヘリム。
「私のことを好きになっちゃだめ・・・」というヘリムの言葉を気にかける風でもなく、彼女をおばさんと呼びながらも何かを気にかけるドヤは彼女が移民してはと気が気ではない。

そんなところに事件勃発。
蚊の大量発生に業を煮やした住民達がその様子をヘリムに見せれば注目されるだろうと、ヘリムが何かしてくれるだろうと、事情もわからない彼女を蚊が大量発生した沼(池?)に連れて行くのだ。
「拉致よ!!」とわけもわからずトラックに乗せられたことで騒ぐヘリムだが、そのあまりの状況の悪さに唖然。
「国はなんにもしてくれない。引っ越したくたってお金なんかない。ここにいるしかないのよ。」という住民の言葉に考え込むヘリム。

「放送局に企画を持ち込めばいい!」というドヤの言葉に後押しされて企画を持ち込んでみるものの、いくら事情があったとは言え、放送局を首になった身。「今度は記者にでもなるつもりか!!」と局長に門前払いされるだけだ。

もう韓国で息子を育てる自信がない・・・と移民する彼女を引き止めたのは、「住民に拉致されたんだろう?その件が解決してないじゃないか!!」と半分職権乱用で彼女を引き止めるドヤと、政治には興味がないという彼女を選挙に担ぎ出そうとするカン・テサン(演:チャ・インピョ)

カン・テサンの計らいで特番を作成出来ることになる彼女だが、選挙運動の一環と考えているカン・テサンのため、番組は住民不在。環境破壊に問題提起するわけでもなく、ただ彼女をクローズアップした番組が出来上がってしまう。
忸怩たる思いのヘリム。

政治家としてやり手のカン・テサンだが、彼の周りの政治家達が全員潔癖というわけではない。
大人の事情だとかしがらみなど関係ない検事ドヤは、彼の周りの大物達をどんどん追求。
「出る杭は打たれる」というんだろうか?ドヤの家の周りに怪しい人影。(非常に展開速し)
ドヤをたずねてきたヘリムが簡単に男に拉致され(今度は本当の拉致だ)さらにそのヘリムを助けようとしたドヤが簡単に刺され、さらにドヤを目の敵にしているチンピラがあまりにも簡単に罪を擦り付けられるという展開の速さ。
このテンポのよさが視聴率アップの一因か?
「韓国人は政治好き」というのを以前どこかのコラムで読んだことがあるが、そういうことも視聴率がいいことと関係あるんだろう。

検事役のサンウが検事に見えるかというとやや「?」だが、検事らしくない検事といく設定だからいいんだろう。
ヘリムの子供をやさしく可愛がる青年なのは、好印象だ。


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交通事故がきっかけでドヤと知り合ったキュレーターのセジンはどうやらドヤが追い詰めようとしている大物の娘らしい。