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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

還魂  第20話

2022-08-30 21:47:02 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

タングとチョヨンの婚姻を行う事で、宮廷の中での出来事を皆が忘れるようにと仕向けるのは総帥としては当然の事か・・・タングとチョヨンだけでなく、ウクとムドクも気の力が無くなった事をいい事のようにとらえているようで、ムドクの過去等忘れて自分たちの婚姻も進める二人。

なんだか、全部が何事もなかったかのように平和な雰囲気になっているが、チン・ムはウクの本当の出自を知っているのだ。「チン・ムをこっそり殺さなければ、ウクの幸せも松林の幸せもない」と分かっているに、総帥たちはなぜあの場からチン・ムがこっそり立ち去るのを止めなかったのだ。あれだけの術士が勢ぞろいしていながら、なぜあっさりとチン・ムを逃がしたのだ・・・脇が甘すぎじゃないか。

更にソイもユルに血を吸った虫を与えた後、こっそりと逃げてしまったとの事。こちらも術士たちの脇が甘すぎる。彼女を捕まえればチン・ムが密告団とつながっていたのがはっきりしたのに・・・・

一発逆転を狙うチン・ムはなんとか世子の気を引こうとするものの、突然皆の前から姿を消したチン・ムを庇いきれないと思った世子は「自分の師匠を自ら手にかけることはできない。自ら出てきて罪を償ってほしい」とつれないのだ。更には気力が無くなったウクが松林を去ると聞き、驚くチン・ム。彼が王の後継者であることを放棄してしまったら、世子を自らの味方にすることも出来ない。ウクが土俵から降りてしまったらチン・ムのゲームはそこで終わりだ。

しかし、悪役はここでは終わらない。今更だが、ウクの命運はムドクが握っていた事を知った彼は、魂入れ替え人になる際に使われた氷の石から作られた香り玉には巫女が呪いをかけていたと言い出すではないか。鈴を使えば、魂入れ替え人を好きなように操れると今更言い出すチン・ム。「だから俺は魂入れ替え人にならなかった」という彼。後だしもいいところだが、これを使ってウクとムドクを破滅させ、更には自分の弱点を握るチョヨンの父親も一緒に始末しようと、最後の悪だくみに取り掛かる彼。

鈴に操られて暴走した後、魂入れ替えた者たちの墓場である湖水の底に落ちるムドク。。。そして命を落としたはずなのに、炎の中から復活するウク。のんびりしていたお嬢様だったチョヨンまで復讐に取りつかれるではないか。妖術、呪術VS水の気を操る術士たちの戦いと復讐は、第二章に続く・・・・

*****

第二章はナクスの物語になるらしいが、ずっと訛りに自分の出自を隠したムドクにはもう活躍の場はないのか・・・ちょっと寂しい。

 


還魂  第19話

2022-08-29 21:31:48 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

最終回を前にストーリー展開も慌ただしくなってきた。

結界に閉じ込められて、力を使えば皆が死んでしまうというジレンマを抱えるムドクと、何とかしてここからでなければならないと方法を探るウク、そして誰が魂を入れ替えた人間なのかで疑心暗鬼を生じている宮廷内。

魂を入れ替えた人間に反応する犬を荼毘に付した後の遺骨でその人間をあぶりだそうとする総帥のパフォーマンスに引っかかってしまう王妃。そこにチョヨンンとダングが占いの村で探して来た王妃の命火を消さないために何年も巫女の体の中で生きながらえてきた本物の王妃が戻って来るのだ。

王妃の姿をした巫女と巫女の姿をした王妃の激しい罵り合いだ。刀がぶつかり合う戦いよりもこういう口撃の方が何倍も怖く、そして醜い。

王妃の方は「若い姿が欲しい」という割と短絡的な欲望の成れの果てだが、巫女の方は、ウクの父であるチャン・ガンにより祖先から受け継いだ秘法の呪術が書かれた経典を取り上げられた上に、チャン・ガン本人はその経典から魂の入れ替えを学び、チン家の長女を助けるという名目の元、氷の石を持ち、その魂の入れ替えの術を自ら行っていたのだ。ミイラ取りがミイラになったくせに、自分だけ良い思いをしていると巫女の恨みつらみが止まらない。更に実の弟でありチン家の婿となった弟が自害した事でその怒りは頂点に達するも、その怒りを一身に受けて結界の中にいる者たちが命を落とさないようにしたのはチャン・ガンだ。。。

私はチャン・ガン役のチュ・サンウクが見たくてこのドラマを見ようと思ったのだが、まさかこんな特別出演とは思わなかった。王と魂を入れ替えた者とし暴走しながらも、息子であるウク(チャン・ガンの体を借りているものの、魂的には先代の王の息子ということか・・・)を庇い、王妃とともに最終回の前の見せ場を一手に引き受けて、一瞬にして身体ごと消えるというびっくりするような退場だ。

ウクは当初の思惑通り、すべてを世子の手柄にして自分はムドクと幸せに暮らそうとするのだが、世子は、自分が王になる星の元に生まれた選ばれし者でないことを知っているし、世子のそんな思いを操って再び一発逆転を狙うチン・ムがいる。

呪術と帝王後継者対決が複雑に絡み合って、最終回にもつれ込むんだろう。。。


還魂  第17,18話

2022-08-25 21:17:19 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

巫女を探している最中に、失踪したと思われる父親に遭遇するウクだが、顔を見たこともなく、失踪した理由が「妻が生んだ息子が自分の子どもではない」と言われている彼には、肖像画も残っていないのだ。ウクが分からないのも当然だ。
(私はすっかり彼が亡くなっていると思っていたが、彼がすべての謎のカギを握っているのだ。亡くなっていては謎が謎のままになってしまうか・・・)

こんな風に、若い世代が王妃の謎を解こうとしている中、いわゆる年長者の間に勃発する権力争い。

長女を産んだ際に、保管していた氷の石をウクの父親に差し出してしまい結局返してもらう事が叶わなかったチン家。今回チン・ムが自分に氷の石を差し出し、さらには行方不明になっていた長女も探し出してきてくれたのだ。長女の耳の形が違えども、弱点を握られたチン家としてはすっかりチン・ムの言いなりだ。

氷の石があったから争いが起きたと、チン家に戻った石を消滅させようとする松林の総帥の申し出に「言いがかりだ」と怒るチン家との間の言い争いから、それに乗っかろうとするそれぞれの宗家の思惑のあれやこれやで、石を目の前にした争いが起こる。チン・ムの思惑通りの展開だ・・・

そんな争いを収めようとする、ややはったり気味のウクの振舞い。生まれた星のせいというより、何も知らない彼にとっては、今のところ恐れる事はムドクを失う事だけだ。そんな思いからのウクの行動と思われるが、ウクが騒ぎを収めようと席を外した間に、今まで恐れていた王は「そんなに石の力が偉大なら、その力を見たい。命を落とした者を氷の石をつかって助ける所を見たい」と言い出すのだ。案外しっかりしている息子とは全く違う振舞の父親。こんな事だから王妃が本物でないことにも気づかないのだろう。

そんな、公開処刑のような事に指名されたのは術士でもなんでもないその場にいたムドク。
ムドクが実の娘とも知らずに彼女の息の根を止めようとするチン家の宗主。。。

そんなどさくさに紛れて自分が送り込んだチン家の長女に乗り移り、ゆくゆくは氷の石を持って逃げようとしていた王妃に乗り移っている巫女だが、ムドクが娘と気づいたチン家の宗主の心の揺れが影響したのだろう。一瞬のスキが出来、それに焦った偽のチン家の娘であるソイが刀を振り回した事から、氷の石と風が何と化学反応のような状況になり、ソイとムドクはウクや世子が滞在する場所まで飛ばされてしまうのだ。

とにかく困った時は謎の力が大活躍だ。結界出来てしまったことで出入りは出来ず閉じ込められたウク達は、その中では術が使えない事に気づく。パワースポットの中に入り込んでしまった事で、そのパワースポットを作っている氷の石にすべてのエネルギーを吸い取られるらしい。そしてそのパワースポットの力の及ばない所にいるのがムドクともう一人の魂入れ替え人だ。チン・ムの悪事の証拠にと昏睡状況にに置かれていたはずの魂入れ替え人はまた再び人の気を吸い込み、さらなる獲物と自分をそんな風にしたユルへの仕返しを狙っているのだ。そしてその魂入れ替え人を利用してムドクを亡き者にしようとするソイ。

そして力が戻ったムドクはもう一度、氷の石の力を使い、更には結界にいる人間のパワーを吸い取って魂の入れ替えを試みようとするのだ。弟子ウクとの絆も危機一髪だ。


還魂  第15,16話

2022-08-21 19:22:53 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

王の体調が良くないと聞き、イ先生たちと一緒に宮殿にあがる事になるウク達。
王が「魂を入れ替えた者たちが既に宮殿にまで入り込んでいるのでは・・・」と疑心暗鬼になっている事を考え、魂の入れ替わった人間を見抜く妖気を持った犬を持ち込もうとする事で誰が秘密を抱えているかを明らかにする事を計画していたイ先生だが、彼自身も滅びた肉体の代わりに若い肉体に魂を入れ替えた事、更には相手が自分と同類であるかどうかを見抜く力を持っている事を明かすのだ。

それを知り、ユルとウクが心配するのはムドクの事だ。

そんなムドクは、ソイの顔を知っている人間が皆殺しにされている事の犯人として疑われてしまうのだ。ムドクの顔はしていてもムドクの記憶がない彼女にとっては、防ぎようもない災難が続く。
しかし、ソイがチョン家に入るためにチョヨンの父がチョヨンの血液を手に入れた事からはっきりするのは、ムドクがやはり消えてしまったチョン家の長女の可能性が大ということ。。。彼女があの妖気が詰まった倉庫に入る事が出来た事がこんな理由だったとは・・・

殺人の疑いはチョヨンの証言で晴れたものの、松林の総帥が疑うのはウクとムドクの仲。松林のでも若い男女の恋愛話を拒否するルールはなくその件でのお咎めはないのだが、(どう考えてもお咎めありだろうと思えるが、そういうルールはないらしい・・自由恋愛推奨らしい・・)そうだからと言って二人にバラ色の未来があるわけでもない。更にムドクにはイ先生そして総帥経由でナクス時代の剣が手元に戻るも、それも二人にとっては暗雲のようなもの。

ソイの記憶がないムドクにとっては、ソイの存在がどれ位の脅威になるかも分からないのだが、チン・ムの策略はチョヨンの血を吸った虫をソイの身体に入りこませるという、これぞ妖術という怪しい技を使って彼女をどうやってもチン家に長女として送り込みたいのだ。
チン家の婿がチン・ム一派なのだからまぁやり放題だ。ソイも裏切らなければいい生活を送れると思っているようだが、そんなにうまくいくわけがない。王妃に入り込んだ巫女は、次はソイの体に入ってチン家に忍び込むつもりなのだ。

ただ、王妃を疑っている松林も氷の石を使ってやりたい放題の王妃を放っておくわけがない。更に災難を恐れるばかりの王と違って若い世子は巫女の村に一人足を向けるなど、なかなか先見の明がある。

呪術VS術士の戦いだ。一難去ってまた一難という展開は続く。


還魂  第13,14話

2022-08-17 21:44:45 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

内官の姿をした魂入れ替え人に人間と思われて襲われたムドクは、逆に彼の水分を吸って難を逃れるのだが・・・・魂入れ替え人が生きた人間の水分を吸うのは、暴走の第一歩だ。

しかし、この場面では逆に石と化した死体がある方が危ないと踏んだ皇后とチン・ムが氷の石を使って隠蔽を図ろうとしたため、逆に二人が松林の面々に怪しまれる事になる。
(更にこの場面では全てをウクのせいにしたことで、宮廷に修理の名目で出入りできるのだから益々松林に有利になった。)
星座盤に落雷があったのはムドクの力だということを、王妃の姿をした巫女が分からないのは脇が甘いとしか言えないが、とにかくこれで少しの時間稼ぎが出来る事になったムドクとウク。
その上、ウクは混乱もせず、自身が暴走しウクに被害を与えるかもと不安がるムドクの気持ちをおもんばかり、彼女の気持ちが自分に向いていることを喜ぶ余裕さえあるのだ。賭けに9連敗していても、その成果は少しずつ出ているのかもしれず・・・・

賭けの対象がムドクの侍女権になり、その相手がなんとユルになるのだ・・・・
これも世子がこの賭けについて今更ながら疑念を抱き、あの玉がムドクとウクの物だと知ってしまい色々逡巡しての結果。

ユルは、二人が離れていた方が諍いが起きた時に抑止力が効くとの判断から、(自分が弛緩剤になるつもりか?世子のいとこはやっぱり余裕がある・・・まぁ、本当にそれだけかは分からないが・・・)
対決に出て勝利を収めるものの、やはり話題はいつの間にか最後の段階まで到達していたウクの事だ。

しかし、このように頭角を現してくると段々風当たりも強くなるもの。それと併せてムドクについても注目が集まるのは仕方ない。

チョヨンの姉として潜入することになったソイとの関係から更に危うい橋を渡る事になると思われるムドク。

ナクスことムドクが借りている肉体が皆が探しているチョヨンの姉なのか・・・そんな都合のいい事があるのかと思うが、それがドラマ的な妙だ。

ソイが姉として潜入することになった事でムドクの危機一髪はまだまだ続く・・・


還魂  第11,12話

2022-08-16 21:06:46 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

ムドクが下働きとして松林に採用された事で、再び自由に会う事が出来るようになった二人だが、気持ちを確認しようとするウクの言葉を無視するでもなく、しかしさりげなく拒否するような雰囲気を作るムドク。

ソフトな拒否は徹底的な拒絶よりもショックが大きいようで、急に修行に身が入らなくなるウク。師匠としては、そしてウクしか頼る人間がいないムドクにとっては、彼が修行に興味を持たなくなることは大問題だ。

ウクと対で持っている玉を世子に預け、「ウクが格上の術士10人を相手に一度も勝てなかったら、この玉を差し出します」と世子に対して賭けを持ち掛けるムドク。世子に術士への賞金を用意させて、最終的に世子が手に入れられるのは玉だけ・・・という世子にとってはなんの得もないような提案だが、世子もムドクの妙な魅力のとりこになっている一人。あっさりとムドクの提案を受け入れるのだ。

一日一人とガチ対決で、自然なスタイルでウクの実力向上を目指すムドクの計画は着々と進んでいく。

ムドクの計画が着々と進むと同時に、チン家に復讐をしたいチン・ムの計画も着々と進んでいる。

長女を探すという事に執着する腹違いの姉の心をコントロールすることに成功しつつある彼。長女を探しているはずの彼女の夫もチン・ムの息がかかった人間。

一番の黒幕と思われる王妃自身も、元をただせば一人の巫女(巫女はムダンと呼ぶと思っていたのだが、彼女はタンゴルと呼ばれていた。全羅道地方の世襲ムダンはそのように呼ばれるようだ・・・)。魂を入れ替えて宮廷に乗り込み、チン・ムと手を組んで復讐を企てているのだ。彼女が氷の石からそのクローンとも呼べるような香り玉をいくつも作成。それをもって魂の入れ替えという怪しい術を操っているのだ。

魂を入れ替えた者がたどり着き先が人間の気を吸うという暴走を目の当たりにしたユルは、ウクにその危うさを遠回りに指摘するも、ウクの気持ちは変わらない。

しかし、薬菓を届けに宮廷に行ったついでに星座盤を見学しようと調子に乗った事から危ない橋を渡る事になってしまうウクとムドク。

チン・ムによって、内官の姿をした魂入れ替え人間に襲われることになってしまったムドク・・・危機一髪だ。


還魂  第9,10話

2022-08-09 21:37:38 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

世子との対決に勝利した事で、術士の一人として松林の総帥の元で修行することが決まるウク。

すっかり忘れていたが、今までの修行はあくまでもアマチュア世界で一人頑張っていたようなもの。これからが本格的な修行なのだ。

祝いの席で、世子からの祝いの酒も飲み干し、更に世子に対してお礼の返杯をする余裕を見せるウク。(世子も戸惑いながらも飲み干す懐の深さを見せるではないか・・・)

しかし喜んでばかりはいられなかった。侍女としてウクについて松林の総本山に入ろうとするムドクを阻むのは修行の壁。

術士たちは誰も自分の侍女などを連れて修行はしておらず、まだまだ見習レベルのウクは勝手に外に出る事も出来ない。
お互いがお互いを必要としているはずの二人が、ウクの覚醒で離ればなれになってしまうのだ。

師と弟子の別れとは思えない切ない別れの後、二人が再会を目指して頑張る姿がなんともいじましい。もう修行なんてどうでもいいのではと思える位だ。

白紙と思える本をムドクへの愛で読破するウクと、なんとかウクのそばにいようと松林の総本山での下働きの職を得るために厳しい選抜試験に挑むムドク。
そのムドクが試験に落ちないようにと世子とユル、ダングの三人があれこれ手助けする姿もいじましい。何気にムドクが大人気なのだ。

会えない二人が、けなげに過ごしている間にもなんとか権力を手に入れたいチン・ムの策略は静かに進む。
どうしても行方不明になった長女を探したい腹違いの姉を、なんとあ失脚させたいチン・ム。その悪だくみが水面下で静かに進んでいるのだ。


還魂  第7,8話

2022-08-07 18:59:59 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

ドラマの舞台は大湖(テホ)国。名前の通り水が豊かな土地だったのに、大干ばつで大きな湖も干上がった。術士たちは自分たちの力で湖を元に戻そうとし、そのかいあって上空からは大きな雹が降って来た。その中にひときわ強いパワーを持った氷の石。その石を手に入れた術士は強大な力を持ち、命を落としてもその魂を別の肉体に移し、無限大の力を手に入れるようになったのだ。当然、氷の石の取り合いとなり今に繋がっているのだ。

これを踏まえた上で今後のドラマ鑑賞は続く・・・

女の勘でムドクを敵対視していると思われるチン家のチョヨンは、自分で割った玉をムドクのせいにし、その事をムドクに指摘されると彼女がチン家保有のおどろおどろしい妖術機器が入った部屋に入っていった事も無視。ムドクを心配する男性面々(彼女は都合が悪くなると、酷い訛りで人畜無害を装うもののそのパワーは隠しきれないらしい。世子までムドクの虜になっている・・・)の尽力もあり、結局ウクに助けられるムドク。
その様子を遠くから見つける松林の総帥パク・ジンは、ナクス(ムドク)の父がウクが生まれた当日の星座版を管理していたの天附官であることをに確認するのだ。(時代劇では、暦を制するものが政治を制するのはよくあるパターンだ。日食や月食を言い当てる者はそれだけで一気に権力を手にする事が出来たりするのだから・・・)

これらを語るチン・ムの含みのある物言いから、彼が何かを企んでいることが確定だ。暴走した父が家族を皆殺しにした事で一人取り残され、更にナクスとなって生きるしかなかった彼女。

ムドクになった後も結局チン・ム達の呪縛から逃れる事は出来ず。覚醒したウクに助けられるのだ。覚醒したウクは、黒幕が宮廷にいる事を確認。(ということは、全ての争いの元の氷の石が宮廷にあるということだ)

暴走したチン・ムの手下を成敗したウクはナクスの再来と噂になるが、そんな中で行われる世子とウクの対決。正面対決で世子に勝てないからとムドクが考えたのは、水を使った作戦。結局水ではなくムドクは自らの血を持ってウクの勝利を引き寄せるのだ。

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侍女、師匠と呼びあいながらも、その口調は友達いや恋人同士そのものだ。ウクが覚醒し、ムドクが暴走するやもしれぬ不安を抱えつつ、ストーリーは次の段階に進む・・・


還魂  第5,6話

2022-08-05 21:37:25 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

ムドクは落ちてしまった力をウクが持つことになった気でカバーすることで以前の力を得る事を、ウクはムドクを師と仰ぐためにお互いを必要とする事になる。

解毒剤を服用する代わりに抑えていた気を使えるようにし、更に体調が戻るようにと10年分の気を注入されたウクだが、術を使うために必要な気は自分でコントロールすることが必要なのだ。他の4大名家の面々は幼い頃から鍛錬し、水をコントロールする気の力を少しずつ上げて来たのだが、ウクにとっては突然の事で気をコントロールするする力はない。
ムドク曰く「コントロールする力を持たなければ気に負けて命を落とすだけ・・・」と言う事で、自ら気に負けないように耐え、更には気をコントロールする方法をこっそりと学ばなければならないのだ。これにそれぞれの家ごとの呼吸法があるという事で、自分に注入された気をコントロールする術を学ばなければならなくなるウク。

共通の秘密を持った二人は真剣だが、真剣であればあるほど周りから妙に見られるもの。更に呼吸法を盗もうとする相手がナクス時代に関わりのあったユルであれば余計だ。

ウクが王の息子であること、既に別の王の息子が後継者としていることを考えると、ウクの存在そのものが謀反になるのだ。消えたウクの父からその話を聞いていたダングの叔父の総帥はウクが松林に入る事を禁止するも、逆に鞭で打たれた事で気の巡りが良くなるという全く別の方向に進むウクの進化。(わざと鞭で打ったのか?と思いたくなる展開だ・・・)

ウクが気の力を持った事で、王一族と微妙な関係を保っていた4大名家のバランスが危ういものとなっていくのだ。


還魂  第3,4話

2022-07-29 21:49:14 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

ムドクは落ちてしまった力をウクが持つことになった気でカバーすることで以前の力を得る事を、ウクはムドクを師と仰ぐためにと、お互いを必要とする事になる。

テホ国(大湖国)というだけあって、パワーの源は水らしい。

解毒剤を服用する代わりに抑えていた気を使えるようにし、更に体調が戻るようにと10年分の気を注入されたウクだが、術を使うために必要な気は自分でコントロールすることが必要なのだ。他の4大名家の面々は幼い頃から鍛錬し、水をコントロールする気の力を少しずつ上げて来たのだが、ウクにとっては突然の事で気をコントロールするする力はない。
ムドク曰く「コントロールする力を持たなければ気に負けて命を落とすだけ・・・」と言う事で、自ら気に負けないように耐え、更には気をコントロールする方法をこっそりと学ばなければならないのだ。これにそれぞれの家ごとの呼吸法があるという事で、自分に注入された気をコントロールする術を学ばなければならなくなるウク。共通の秘密を持った二人は真剣だが、真剣であればあるほど周りから妙に見られるもの。更に呼吸法を盗もうとする相手がナクス時代に関わりのあったソ家の貴公子ユルであれば余計だ。

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ウクが王の息子であること、既に別の王の息子が後継者としていることを考えると、ウクの存在そのものが謀反になるのだ。歴史物では謀反というのは最大最悪のアクシデントだ。ウクの父からその話を聞いていた松林(ソンニム)の総帥パク・ジンはウクが松林(ソンニム)に入る事を禁止するも、逆に鞭で打たれた事で気の巡りが良くなるという全く別の方向に進むウクの進化。(分かっていて鞭で打ったんじゃないのか・・・なんだかパク・ジンの親心が何だか感じられるエピソードにも思えてくる)

しかし、ウクが気の力を持った事で、王一族と微妙な関係を保っていた4大名家のバランスが危ういものとなっていくのだ。セジャ(世子)がナクスの刀に興味を持った事とウクが力をコントロールできない事で起こった諍いが元でムドクの故郷に身を隠す事になるウク・・・・

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松林(ソンニム)の4大名家の若者たち・・・拗らせ男子とも思えるチン家のウク、明るいお調子者の雰囲気があるパク家のダング、冷静さを感じさせながらもどこかロマンチストの香り漂うソ家のユル、そして女系一家なのかチン家の娘であるチョヨン。。。4人の結びつきに何となく青春物語を感じて見るのも面白いかもしれない。


還魂  第1,2話

2022-07-26 21:46:24 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

魂がもどり、死者がよみがえることを意味する還魂(かんこん)

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ドラマの舞台となるテホ国はいわゆる空想の国。その国の中で、術を操る事が出来るパク、チョン、ジン、そしてソの4大名家が納める松林。ファンタジーであることを堂々と歌い上げる事でどんなストーリー上はなんと自由になる事か。

4大名家が自分たちの敵とみなしているのは、自分が歩いた後には切り捨てた首が落ちているという意味の落首(ナクス)という別名を持つ刺客。そんな彼女が命を落とす前に自分自身に使った転生の術。生まれ変わるというよりも、生きて別の者に自分の魂を乗り移らせるのだ。

術を操る四大名家でも邪術とされる還魂を使い、目の見えない女性ムドクに乗り移るナクス。

自分の遺体を見つけ、なんとかして再び落首(ナクス)として生き返ろうとするものの、ムドクの姿では身体能力も術も使う能力もない。

しかし、そんなムドクの仮の姿を見破るが4大名家の一つチャン家の息子であるウク。ウクの出生の秘密の重さに耐えきれず父は失踪し、ウクはそんな父の手で術を使えない身にされてしまっているのだが、術は使えずとも審美眼は備わっていたようで、ムドクが落首(ナクス)の仮の姿であることを見破ると、彼女を自分の師と仰ぎ、術を使えるように教えを請いたいと彼女につきまとうのだ。松林の中では誰かの助けが必要なムドクとなんとしても術が使えるようになるために最高の師を探しているウク。

そんなこんなで、ウクとムドクは一蓮托生の仲になるのだ。

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ファンタジーは自由だ。ストーリーも自由だし、見ている私も自由に楽しむ事が出来る。