私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アメリカでの生活

2006-03-31 22:52:30 | なんということはない日常
アメリカに赴任しているTさんはなかなかアメリカ生活になじめないらしく、事務連絡で電話をかけてくるときに、低音で色々つぶやくことがよくある。
仕事の話だけでさっと電話を切りたいときも、せっかくの話し相手を逃してなるものかといった雰囲気で、なかなか電話を切らせてくれない。

例えばある日の電話の内容
「何か品物を買って、その件で店の責任者と話して、このように対応してもらうように調整した!といっても、別の日に対応してくれた担当者は絶対そんな風に対応してくれないですね。俺はそいつじゃないから知らないといって・・・」
「でも責任者の人はそのお店や企業の代表として、Tさんに回答しているんですよね?」
「日本ならそんな風に考えますが、こちらは個人主義が、店や企業にも浸透しているようです。」
「我慢したらストレスがたまりますよ。心の中で刺すのは勝手だから(笑)一度くらい心の中で相手の背中にナイフでも立てたら?」
「ええ もう100回くらい刺してます。」

冗談のつもりで「一度位、背中を刺したら?」と言ったのだが、(心の中で一回刺すのと、本当に刺すのでは計り知れないくらい深い谷があると思う。ストレスを貯めないためには、その位の妄想は許されると思う。)しかしその100倍も刺していたとは・・・100回も冗談だとは思うが、低音で「100回位」と言われると結構真に迫った感じがする。
英語が非常に堪能なTさんだが、なかなか馴染めず大変らしい。

春のワルツ は面白くないのか?

2006-03-30 21:06:07 | 韓国ドラマ は行
先週のニュースだが、春のワルツの視聴率が低調との記事だ。
視聴率が落ちる理由

運命の二人の間に優しい男女が出現し、四角関係が続いていく。
運命の二人はお互いの存在に気づかずにいて、そして二人の間には出生に関する秘密が横たわる。
四季物語はどれも展開が似たり寄ったりで、先が読めて面白くない。

こんなことが書いてあるようだが、四季シリーズはユン・ソクホ監督の思う恋愛を四季にのせ、語るドラマなのだ。似たり寄ったりの展開はある意味当然。マンネリに意味があるのだと思う。

韓国語の勉強の一環(これは大袈裟!)として視聴している私には、このぐらいののんびりさと先の見える展開が丁度いい。




春のワルツ 8話

2006-03-29 22:53:55 | 韓国ドラマ は行
フィリップとウニョンの姿を見るだけでコンパクトを渡せないジェハ。しかしウニョンもジェントルマンフィリップのアプローチを拒んだりするのだが(せっかくなのに(笑))まだまだ子どもだ)フィリップもそんなウニョンに無理強いしない。ジェントルマンの鏡のようなフィリップだ。
イナとジェハの家族が会食するレストランで、ふたりだけの食事をする初々しいフィリップとウニョン。勿論偶然ジェハとウニョンは二人っきりになったりするのだが、結局ジェハはコンパクトを渡さず・・・

キンパプ屋にウニョン父が帰ってくるが、このウニョン父は借金があったりして家族に散々迷惑をかけているようだ。男達がキンパプ屋やってきて揉めているところをジェハに見られてしまい、びっくりするウニョン。勿論ジェハはコンパクトを届けにきたのだ。

ウニョンはミジョンに「実の母じゃないからと」意見されたことに涙し、ジェハはなんとかしてウニョンを助けたいと心を痛めるのだが、なにも出来ず。「仕事上手くいってる?」ウニョンを気遣い、「頑張って稼がないと!」とから元気を出す彼女の横に座り慰めるのは、結局ジェントルマンフィリップだ。

本当の親じゃないからと謝る母を慰め、自分も金策に走るウニョンだが、担保がないとと銀行でも断られ、そして知り合いからもお金を工面することが出来ない。さらに出来の悪いと思われる弟が事故を起こし、その補償もすることになったらしい。(ああ泣きっ面に蜂が)そんなウニョンが向かったのはジェントルマンフィリップのもとではなく、何故かジェハのもと。「話があるのか?なんの話があるんだ?」とジェハに聞かれても結局なにも言い出せずジェハのもとを立ち去るウニョン。

「仕事してバイトして、お金を稼がないといけないからフィリップと会う時間はないの」というウニョンだが、フィリップとビールで乾杯だ。お酒も飲めないのにそんなウニョンに付き合うフィリップ。
フィリップはすっかり潰れてしまい、酔っ払いのウニョンは、フィリップからもらった靴を探している最中にジェハ助けられる。「靴は買ってあげるよ」というジェハに「友達からもらったもので、買えないものだから」と雨の中を靴を探し続けるウニョン。靴がなくなるんなんて、一体どんな酔っ払いなんだと思うが、靴も無事見つかり、ジェハもやっとウニョンにコンパクトを手渡すことが出来る。
コンパクトを渡すのに、一体何日かかるんだ!と思うが、それがこのユン・ソクホ監督作品の特徴なのだろうから、仕方ない。
そんなコンパクトを見て、胸騒ぎを覚えるイナと、なぜかジェハを見つめる目が怖いジェハ母。

もう8話なのに、まだお互いの存在が分からないなんて・・・来週ぐらいにははっきりして、先に進んで欲しいものだが・・・

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今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)
ジェントルマンフィリップはお酒が飲めないらしい。ジェントルマンならお酒もちょっとはたしなんで欲しい(笑)

春のワルツ 7話

2006-03-28 20:48:25 | 韓国ドラマ は行
ジェハに突然怒鳴りつけられるウニョンをかばうフィリップ。(ジェントルマンとしては自分の彼女を守るのは当然の行為だ。いつもスマイルのダニエル・ヘニーにとっては珍しい苦悩の表情を浮かべるシーンだ)
ジェハはウニョンの泣き顔を思い浮かべながら、「ごめん。彼女をみると、胸が痛んで、そして何だが腹が立つんだ・・・」こんなメッセージをフィリップの携帯電話に残すジェハだが、、フィリップの電話を持っていたウニョンが偶然それを聞いてしまう。(そんな偶然があるのかと思うが、運命の恋に偶然はつき物。物語はどんどん進むのだ・・・)

翌日ホテルのフロントにフィリップの携帯を届けるウニョンだが、「私のお金を返せ!」とおばさんからスリの疑いをかけられるウニョン。偶然フロントに出てきたジェハに「ウニョンに謝れよ」と助けられるが、ジェハに助けられたのも悔しく、涙にくれるウニョン。(もう偶然が重なるのだ・・偶然にはかまっていられないので、無視して進む)
ウニョンが落としたコンパクトとフィリップの携帯をフロントで預かったことで、自分が残したメッセージをウニョンが聞いたことに気づくジェハ。

ミジョンからウニョンが母親に会いたくて島に墓参りに行ったことを聞き、(キンパプ屋さんのお母さんはやはり育ての親なのだ)飛行機でウニョンを追いかけるフィリップ。
自分と同じように母親をなくしたウニョンにさらに親近感を感じるフィリップ。
島での二人は海辺に座り、そして退屈な民宿での夜を指相撲をしたりと、非常にのんびりとロマンティックだ。ジェントルマンらしくウニョンにアプローチするフィリップに、今ひとつのウニョンの態度。

ジェハがウニョンへのプレゼントを買う姿を見て、自分への秘密のプレゼントと勘違いするイナ。
(ウニョンと比べセレブな生活のイナ。ショッピングの店も南大門ではなく、デパートのマックス・マーラーだ)
ジェハがスホだとは知らないイナは、学校時代の友達にジェハを会わせるが、友達のことを知らないジェハはなんとなく笑ってごまかすのみ。更にイナの友人は「暖かい感じの人って聞いていたけれど、なんとなく秘密がありそうな感じね」とジェハの印象を冷静に評価している。
(ジェハの秘密がばれるのも時間の問題か?)

島から帰ってきたウニョンにコンパクトをプレゼントしようとするジェハだが、フィリップと一緒にいるウニョンの姿を物陰から見つめるだけのジェハ。

今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)

「星は韓国語でなんていうの?」「ピョル」
「波は韓国語でなんていうの?」「パド」
「I like youは韓国語でなんていうの?」「チョアヘ」
「I Love youは韓国語でなんていうの?」「サラヘ」

なんという逆誘導尋問だ(笑)ウニョンは気がついたのか、気づいても気がつかないふりをしているのか?

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非常にのんびりしたペースでドラマは進んでいく。

ダニエル・ヘニー 春のワルツ アイディア銀行?

2006-03-27 20:27:00 | 韓国語レッスン(面白い話)
韓国語でも外来語が沢山出てくるが、英語→日本語→韓国語で考えると、まったく違ったものになってしまうのでこれがなかなか難しい。例えば、カップルを韓国語で書いたものを日本人が読むとどう考えてもコプルとしか発音できない。(またコプルと発音しないと通じないし・・・)日本語だとカタカナ四文字のものが、ハングルで書くと커플(カップル)と2文字になってしまうのだ。

英語で伸ばす音について、韓国語で表記の方法がないのも結構難しいのだ。結局韓国語の中の外来語は、やはり英語→韓国語で考えないといけないのだ。

そんなことを考えていたところ、こんな記事を目にした。これも뱅크(ペンク)がBANK(銀行)と分かるまでにちょっと時間がかかってしまった。

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KBSドラマ@春のワルツ 現場スケッチ 制作日記より・・・

ダニエル・ヘニー 春のワルツ アイディア銀行?

春のワルツのジェントルマン、ダニエル・へニーがぱっとはじける即席のアイデアで撮影の場を笑いで包んだ。
(笑の海にしたというのは笑いで包んだと意訳していいと思う。多分)
KBS2チャンネルで放送中、ミニシリーズ@春のワルツにハンサムなマネージャーで出演中のダニエル・へニーは、いつも撮影現場で
感情豊かなマナーとユーモアの感覚でスタッフたちの人気を独り占め。
そうした彼が去る 3月 3日汝矣島公園で行われた春のワルツ撮影現場でアイディアバンクとしての実力を遺憾無く発揮!

この後はダニエルのアイディアが撮影現場に笑いをもたらし、それを見たユン・ソクホ監督が実際の撮影にも採用することにした書いてあるようなので、ダニエルのいたずらがきっかけのオペラ座の怪人の真似がドラマの中で見られるらしい。

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外来語は何でも短く表記されるのかとおもえば、エピソードは에피소드と長さで比較することも出来ない。なかなか難しいのだ・・・
英語が母国語のダニエル・ヘニーも、言葉では苦労していると思う。ドラマのダニエル・へニーを見ながら、「私も頑張って韓国語を勉強しよう」とちょっと気持ちを新たにしたりする。

ナイトウォッチ

2006-03-26 18:09:32 | 映画鑑賞
ロシア№1大ヒット樹立!「マトリックス」を超える映像革命という宣伝文句の@ナイトウォッチ。
唐突にやって来る予言や、光と闇の戦いが、映像革命と言われる映像で語られる。映像革命なのは良く分かるが、お話が非常に微妙だ。

光と闇がお互いをけん制しあい、世の中のバランスを取っているというのは非常に分かりやすいが、ある予言から急にバランスが崩れるという展開は非常に唐突。(突然やって来るから予言する必要ありなのか?予言はいつでも唐突なのだろうか)光の裏が闇、闇の裏が光という展開はこのような物語にありがちの流れなのでびっくりしないが、どうも予言の信憑性を疑いたくなってしまうのだ。

エンドロールで、今見た内容のすべてを早送りで見せるという手法にも驚く。
そして大ヒット映画らしく、パート2に続くと思われる映像を一瞬見せる商売上手なところもあるのだ。
聞きなれないロシア語の響きを期待していたのだが、英語吹き替えで、更に微妙に台詞と違う英語字幕付きという不思議な状況。後半唐突に台詞がロシア語に変わったのもどうも理解できず。
話の内容上、夜の場面が多いのだが、夜であることに関しての配慮も特に感じられず。北の国は長い夜にも耐えうる我慢強さがあるのかと勝手に理解したりする。

うつせみ

2006-03-26 13:45:52 | 映画鑑賞
留守の家を探し、忍び込む青年テソク。(演ジュヒ)。故障した家電製品を直し、冷蔵庫の中の残り物で食事を作り、風呂に入り洗濯をし、記念写真を撮る。なんの目的があるかは分からないが、そんな風にして街を渡り歩く毎日。夫に暴力を受けている女性ソナが自分の跡をついてきても拒むことはなく、一緒に留守の家を探して歩く。

誰もが仕方なしに行う日常生活の瑣末な出来事の数々を、他人の家で行うことによってリラックスの要因にしているような不思議な青年。リラックスすべき自分の家を持たない青年が、他人の居場所であれだけリラックスできることの不思議さ。
自分の家が仮の住まいのような主婦ソナ(演 イ・スンヨン)も、他人の家の普通に生活するなかで、ちょっとした笑顔さえも見せるようになる。
自分の居場所はどこなのか、どうやって探せばいいのか、そんな事を考えさせられる不思議な2時間弱を過ごす。

他人の家を渡り歩く若い男性という奇抜な設定。そして主演のジュヒの声を最後まで聴くことは出来ない。主婦ソナの言葉も最後の最後に少し発せられるのみだ。
特異な設定でありながら、主役二人を見ながら感じる想いは、「よりそう」という穏やかな想いだけで、愛に狂う、愛を熱望するという焦燥感のようなものは感じられることはない。

主演二人イ・スンヨンとジェヒの目元がとてもよく似ているような気がした。
特にジェヒは最後まで台詞がないので、顔見つめているしかなかったせいだろうか。あの目を忘れることは出来ないと思う。

ジェヒ 若い頃の織田裕二にそっくりだと言ったらジェヒファンはどういうだろうか。持っている雰囲気は違うかもしれないが、容貌は似ていると思う。

ウェブ進化論

2006-03-24 22:18:34 | たまに読んだ本
何度も何度も繰り返し語られる@ネットのこちら側と@ネットのあちら側。

こちら側→インターネットの利用者、つまり私達一人一人に密着したフィジカルな世界。

あちら側→インターネット空間に浮かぶ巨大な情報発電所とでも言うべきバーチャルな世界。

あっちとこっちをはっきり覚えておかないと、「どっちがあっちで、どっちがこっちだったっけ?」という情けないことになるのだが、最後まであっちとこっちが出てくるので一番最初にキチンと覚えておかないといけない。

ただの検索ソフトだと思っていたグーグルについては読む前より良く分かったと思う。何しろグーグルだけで50ページほどを使って説明しているのだ。
更にグーグル以降の方向性も非常に詳しく説明してくれている。

①ネットのこちらとあちら
②グーグル
③グーグル以降

この3つのキーワードを覚えただけでもよしとしよう。

しかしこのグーグルという会社の考えていることは本当に壮大だ。
「すべての情報を探し出せるようにする」「検索できるようにする」
よくもこんな大それたことをやろうと思いついたものだ。

人は探しものに何時間もの時間を費やしているだろうから、情報が理路整然とされていたら便利で時間の節約になるに違いない。そんな無駄な時間が節約できる分、自分の気持ちや感情に目を向ける時間や余裕が生まれればいいと思うが、世の中そんなに上手くいくのだろうか?余った時間はなんとなくお金儲けに向けられそうな気がするのだが。

*****
グーグルの提供する画期的なサービスとして@グーグル・アースが紹介されている。私も会社で同僚がそのサービスを使っているのをみて感心したことがある。
しかし以前韓国に留学していた知人は「韓国はサービスされていないらしい」と言い、見られないことを残念がっていた。
金浦空港内は写真撮影が禁止されていること。韓国映画では普通上空からの夜間撮影が禁止されていること(僕の彼女を紹介しますは、初めてのソウル上空からの夜景!と宣伝されていた)などを考えると、意図的にサービスしていないのだろうか?と二人で話したのだが、

*****
いまネットで検索してみると、大統領府があまりにはっきり見えるので、問題という記事ばかりヒットする。
実際に見られるのかどうか確認してみようと思う。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

筑摩書房

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ナイトウォッチ

2006-03-23 23:09:24 | 映画鑑賞
ロシア№1大ヒット樹立!「マトリックス」を超える映像革命という宣伝文句の@ナイトウォッチを見る。(Mさん多謝!)
唐突にやって来る予言や、光と闇の戦いが、映像革命と言われる映像で語られる。映像革命なのは良く分かるが、お話が非常に微妙だ。
何を微妙と感じたか、続きは明日にでもゆっくり書こう。


ブスの瞳に恋してる

2006-03-23 23:00:50 | たまに読んだ本
日本の民族感情を鼓舞すると新聞で紹介されていた@藤原正彦の国家の品格を買おうとレジに並んだのだが、「普段はこんな本を読まないのに、ちょっと話題だから読む気になったのね」とレジの人に思われそうな気がしてなんとなく落ち着かなかった。こんなところで自意識過剰になってどうする。冷静に考えれば、書店の人にとっては売り上げが伸びればいいので、私がどんな本を買おうとそんなことは何の興味もないはずなことは一目瞭然なのだ。
しかし一度気になってしまったものは仕方ない。
並んでいる間、ふと目を横にやると@ドラマ化決定というポップの下に山積みになっている@ブスの瞳に恋してる。

国家の品格+ブスの瞳に恋してるで+-ゼロになるのではないか?そういえば友人が「こんなシモネタ満載の本 読んだことない」って言ってたな~と心の片隅で思いだし、なんとなくこの本を@国家の品格と一緒にレジに出してしまった。

買ってしまったからと、お風呂の中で読んでみた。
品は品でも残念ながら品格でなく、いわゆるお下品満載の本。
帯には@爆笑スーパーエッセイと書いてあるが、私には爆笑というより脱力。

あるエピソードの中に「だんなさん 奥さん公認の風俗行き」の話がさらっと書いてある。普通だったらそれが問題になりそうなものなのに、この夫婦ではそこは取り立てて問題にはならないらしく、これはあくまでのそのあとに続く怒涛の話の前触れに過ぎないのだ。普通だったら結構大事になると思われる「奥さん公認の風俗行き」は、様々な下ネタの中に隠れてしまい全然目立たないのである。
よい人なんて人それぞれ。ましてや好きな人ならいろいろあって当然だ。この爆笑夫婦にとっては、大切なことはもっと別の場所にあるのだろう。

残念ながら、自分の結婚生活と比較することも出来ないため、寂しさから更に脱力だ。


ブスの瞳に恋してる

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春のワルツ 6話

2006-03-22 23:06:48 | 韓国ドラマ は行
昔を思い出し(母親にジェハの代わりにピアノを弾かされた日を思い出し)ピアノに当り散らすジェハ。
「戻りたい(多分契約なんて関係ない)手を傷つければ(契約を守らなくて)いいのか?」というジェハに「私の知っているジェハじゃない」と平手打ちと一緒に訴えるイナ。
「何か辛いことがあるの?私の知らない何かがあるのね?」というイナに、「名前を呼んでくれるか」と苦しそうに話すジェハ。

おお 私の拙い韓国語とジェハの苦悩の表情から察するに、イナの知っているジェハは本当のジェハで(多分亡くなった本当のジェハだ)ジェハ(スホ)のことではないのだ。それはジェハは苦悩するはずだ。

何も知らないフィリップは「ウニョン」を思い、ジェハは自分が捨てた過去の「スホ」を思い、そしてウニョンは「ジェハ」を思う。
これにイナが加わり複雑な四角関係だ。(俄然面白くなってきたが、私の韓国語ではどんどん理解不能になっていく・・・)

フィリップたちが仕事をするスタジオにトッポキを配達に行き、やっとソウルで4人が一堂に会するが、英語も分からず、疎外感を感じるウニョン。(フィリップ ここでウニョンの気持ちを察しなくてはダメではないか!イナにウニョンのピンク子豚トラックの話を楽しそうに英語で報告している場合ではないのだ・・・更に「ウニョンはウミョン(運命) 」なんて語呂合わせで遊んでいる場合でもないのに)

そしてジェハの「幼い頃はどこで育ったの?」という唐突な質問に「ソウル」と答えるウニョン。なんで「島」と答えないのだ?
勿論自分を探すような態度をしながら、いざ会うと自分に不躾な態度をとるジェハの気持ちがさっぱり分からないウニョン。

幼い頃二人が過ごした小学校にジェハを連れて行くイナ。ここでも苦悩の表情をみせるジェハ。(やはりイナが知っているジェハは死んだ本当のジェハなのだ)
一つも疑うことをしないイナに「この瞬間から、初めて会ったようにまた始めたいんだ・・大丈夫?」と問いかけるジェハ。
何も知らないなら、洒落たくどき文句だと思うが、この言葉にはなんと深い意味があることか・・・ジェハ?いいのか。すぐそばにウニョンがいるのに・・・

フィリップはウニョンのアクセサリーの出店の手伝いをし、(ウニョンが終わるまで待つからなどといい、その彫刻のような顔で南大門の買い物客の心を鷲づかみ。全部売り切るとはなかなかの腕前だ)
仕事の後は漢江の側でバスケット。そしてインスタントラーメンを二人ですするカジュアルなデート。
かたやイナとジェハはショッピングとレストランで食事と正反対のデートを楽しむが、デートの後部屋で鉢合わせする四人。

ジェハが大事にしていた貝殻をウニョンが見つけそうになり、思わず取り乱してしまうジェハ。

そうだ。これは一大事。いつどうやってジェハがスホだと分かるのか、かなり気になる。

*****
今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)
今日はフィリップことダニエル・へニーが大活躍だ。
「ウニョンを見ていると気分がよくて、そしてお母さんを思い出す。でもお母さんは空に行ってしまって、会えない」
(ここまでは韓国語で・・・)
プレゼントの靴を拒否するウニョンに
「僕の言葉も気持ちも分かってない」と英語で寂しそうに訴えるフィリップ。これが韓国語で伝えられれば、フィリップにも勝ち目があるような気もするが・・・フィリップ頑張れ。ドラマ的にはジェハに勝ち目がありそうだが、気持ち的にはフィリップも応援したい。