私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

東急百貨店本店の閉店

2023-01-31 21:01:20 | なんということはない日常

東急百貨店本店が閉店、55年の歴史に幕 跡地には地上36階建て複合施設

東急百貨店本店だけに限らず、昭和世代故、デパートはとても身近なものだった。

両親に連れられ、日曜日によそ行きの服を着てデパートに買い物に行くというのは就学前の私にとってはもう一大イベントだった。デパートの大食堂で食べたお子様ランチの日の丸の旗は、ケチャップのがついてしまったところは紙ナプキンで綺麗にふき取り、新しい紙ナプキンで丁寧に包んで家に持って借り、おままごとの際に小道具として使ってみたりした。

洋服から食事まで、なんでもある場所という想い出が小さい頃に刷り込まれていたため、それ以降も何かあればデパートに行くというのは日常生活の中では身近な選択肢だった。

洋服を購入する際には次々と出来たファッションビルもあちこち巡ってみたりもしたが、私は小柄故、SサイズやSSサイズが充実している色々な百貨店には随分お世話になった。

そんな風に百貨店を身近に思っていた私でも、最近はネットでSサイズに特化したサイトを見つけて洋服を購入する機会も増え、以前に比べたら百貨店に足を運ぶ機会は少なくなっていた。

寂しくは思うが、街も時代も変わっていくんだろう。

*****

写真は、昨年の11月に買い物に立ち寄った際に撮影したもの。これが東急百貨店本店に立ち寄った最後になってしまった。

 

 


バッド・アンド・クレイジー 第3,4話

2023-01-30 21:23:35 | バッド・アンド・クレイジー 韓国ドラマ

自分が無事に警視になった喜びを、ト議員への飛び蹴りで表現するという行動に出る事になってしまったスヨル。それだけでなくそれを署内全員が見ている前で行うという前代未聞の行動に出るのだ。

普段は、警察官としての矜持を持ちながらも、適度に黒スヨルとして警察官人生を送ってきたスヨルだが、どうやら自分の中の白スヨルが出現すると、タガが外れ、白スヨルならぬクレージースヨルが発動するらしい。

一番の問題は、これが自分でコントロール出来ない事だ。

ただ、白スヨルで行動した際の記憶は非常に曖昧なため、少女の母親が自分のネックレスの中に仕込んでいた隠しカメラで撮影したト議員の悪行ビデオがどこにあるか分からない。混乱している元彼女であるヒギョムと探そうとするものの、出てこない。探し物は探している間は出てこないのだで、なんと実家の母親が持っているというビックリするような展開。それも驚く事ではなく、自分がクレイジー白スヨルになっている間に預けていたのだ。

ただ、映像は非常に不鮮明。「似ているだけで決定的ではない」と言い逃れもト議員ならやりかねない。それでも「やってやる」と決心を決めたスヨルだが、悪だくみはト議員の方が何倍も上手だった。学歴不足の為、順調なキャリアを積めないかもと心配するスヨルは着々と適度な脅しも使って裏金をこっそりためていたのだが、それをネタに、職場にそして実家に踏み込まれるのだ。万事休す。

しかし、スヨルも警察官の端くれ。ギョンテからのSOSもあり、ト議員をはめる為に一芝居打った事により解決。
そして、危機だったはずのスヨルの進退も、自らを「K」と呼ぶクレイジースヨルの寄付作戦により、お咎め無しとなるのだ。

ト議員の拘束には成功したものの、麻薬がらみの事件については更なる敵がいるのが定番だ。
ト議員が牛耳っていたのはあくまでも流通部門。製造部門は流通部門に品物を下ろす事で儲けているのだが、自分たちが割を食っていると思った彼らは、全ての流れを自らが握れば全部の売り上げが自分たちの物になると企んだ。ト議員にイチイチ頭を下げる必要もない。主従逆転だ。ト刑事が自分の手足に使っていた不法滞在外国人たちもややレベルの小さい反乱を起こしていたが、それよりもっと規模も大きく、何より凶悪度のレベルが全く違う。

ト元議員は刑務所の中でも命を狙われるようになり、それを阻止し、亡くなった同僚の為にも何とか元議員を起訴に持ち込みたいヒギョムは秘密裡にト元議員を移送しようとするのだが、移送車は襲撃され、ト元議員は勿論、移送に関わったメンバーはヒギョムを除いて皆亡くなってしまう。

麻薬組織VS警察麻薬取締チームという新しい対立構造はこれからどうなるのか・・・どう考えても警察より麻薬組織の方が肝が据わっている感じだ。

*****

白スヨルVS黒スヨルなどとふざけては書いてはみたが、休む事なく入れ替わる人格と、休めない肉体・・・その疲労感は生命の危機にも繋がっていると、医者もどきの怪しい詐欺師に脅かされる生身のスヨル。


イニシェリン島の精霊

2023-01-29 19:03:33 | 映画鑑賞

1920年代のアイルランド。本土を間近に臨む島で暮らす長年の友人だったはずの二人だが、その友情は一方的な絶縁宣言で終わりを迎える。

ヴァイオリンを奏でる年上の男性が何故自分に愛想をつかしたのか、彼よりも年下の男性には心当たりもない。残り少ない人生の中で何か芸術的な事を成し遂げたいという年配の男性にとって、年下の友人は些細な日常の出来事をつらつらと語るだけで刺激がなかったのかもしれない。毎日のちょっとした我慢の積み重ねが、いつか彼の許容範囲を超えてしまい、彼の存在さえも拒む事になったのかもしれないと想像をしてみるものの、観客にもその決定的な理由は明かされない。

小さな島では海からの風を遮る物はなく、海から昇る朝日は神々しいが、全て同じような毎日の繰り返しだ。島に住む人々は、新しい出来事という名の噂話を渇望するものの、その新しい出来事さえも日常にはなく、結局毎日顔を合わせる相手との会話の中に何か意味を探そうとし、お互いの心の中を無意識のうちの探り合う。変化のなさは穏やかさには繋がらず、年下の男性の妹もそんな島での生活から抜け出し、新しい生活を始めようとする。

こじれてしまった人間関係は、簡単には修復しない。時間が経てば経つほどこじれてしまった理由は関係なくなり、こじれたという事実だけが大きくなっていく。そうなったらもう修復は望めない。内戦が続く本土の様子を「誰が味方で誰が敵かも、もうよく分からない」と島の住人は語る。人間関係もまさに一緒だ。当初の目的はどこかに消え、争いだけが残る。

そんな中で一番ニュートラルな存在は、ロバのジェニーだ。年下の男性がロバに愛情を注ぐ様子は、何の駆け引きもなく穏やかな様子が見て取れる。

映画の中に答えを探すのでなく、映画を観た後に自分の中に答えを探すような映画だ。


熟成焼き芋自販機

2023-01-28 20:17:27 | なんということはない日常

麹町郵便局のそばに100円で飲み物が購入できる自動販売機があるのだが、寒いこの時期には甘酒やお汁粉等のラインナップも充実しており、どこかこだわりのある品揃えだ。

そんな自動販売機で先日から500円で焼き芋が購入できるようになった。

「遠出しなくとも身近に珍しいものがあるものだ」と思い、売り切れボタンが点滅しておらず、お財布の中に500円玉もあり、更に小腹が空いていたので、ボタンを押して一つ購入する。

プラスティックのボトルはほんのりと温かい感じになっており、温めずとも冷やさずともそのままでも食べられるようになっているようだ。

透明のプラスティックボトルの中に密閉されたビニール袋が入っているのが見える。

屋台で売りに来る焼き芋を購入する際は、新聞紙で包んでもらうのが定番だった。それを模した物なのだろう。ビニール袋には、美味しい熟成焼き芋の製造方法や焼き芋に対するこだわりが、クラシックな新聞記事風に印刷されている。

袋の中には蜜がたっぷりとした小ぶりのお芋が3つ程入っている。(思ったよりも多めだった)更に溢れる蜜が半端ない。私は最近流行りの熟成焼き芋を食べた事がなく、焼き芋と言ったらホクホクというイメージしかなかったので、その蜜に多さに驚くばかりだ。熟成焼き芋をスイーツと呼ぶ人がいるのにも納得する。

一つは購入後すぐに常温で食べ、残りは自宅に持って帰り、温めた後でヨーグルトと一緒に食べてみた。ネット検索すると「冷たいアイスクリームと一緒に食べるのが美味!」というような記事が沢山ヒットするが、プレーンヨーグルトでも大変美味しく食べられる。

焼き芋アレンジレシピ

*****

常温で360日間保存が可能との事。災害時用の保存食にしてもいいかなと思う。

 


スンホン ネイバー記事検索 (戻って来るプレイヤー2 スンホン、オ・ヨンソ、チャン・ギュリ)

2023-01-27 20:20:23 | ソン・スンホン(宋承憲)

スンホンが詐欺師チームのリーダーとして、ハッカー、ドライバー、ファイター等メンバーそれぞれの特性を生かしたチームを牽引していくドラマ@プレイヤーのパート2が制作され、その女性主人公にオ・ヨンソが決まったとの記事

ケーブルテレビのドラマでありながら、そのスカッとした展開で高視聴率だったことがパート2も制作される大きな要因だろう。そして沢山のヒットドラマを輩出しているスタジオドラゴンが制作するとの事。ドラマの記事で「スタジオドラゴン」というワードはある意味パワーワード。撮影前にも関わらず期待が高まるプロダクションの名前だ。

 

2018年プレイヤー視聴日記


グッジョブ第11,12話

2023-01-26 21:19:39 | グッジョブ 韓国ドラマ

責任を取るような副会長の自殺未遂だが、持病の薬を飲んでいる副会長が自殺を図るだろうか?と不審がるソヌ。

もうここまでくれば着地点は見えているようなものだ。キム秘書がセラ達と一緒に養護施設にいた事、今までの副会長とキム秘書の関係を見てくれば答えはおのずから導かれるというものだ。親子関係を調べるという、韓国ドラマの定番の検査が行われ、副会長とキム秘書が親子である事、そしてセラはショックのあまり封印していた、ソヌの母親殺害現場を自分が遠くから見ていた事を思い出すのだ。

全ての秘密がばれ、たがが外れたようなキム秘書は、自分が青い目を持つという秘密を皆に話して回ったセラを逆恨みし、彼女にそしてソヌに復讐すべくセラを拉致。

「皆、自分に幸せを見せつけていた」と、父の愛を手にする事が出来ず世の中の出来事全部に怒りをぶつけるキム秘書に、キチンと罪を償わせようとするソヌ達・・・・

*****

逆切れの救いようのないキム秘書の暗い人生にもっとフォーカスすれば、どこまでも暗いドラマが出来たはずだが、このドラマは、そんな暗い面を持ったキム秘書の存在にも負けない明るいカップル二組にフォーカスしたラブコメだ。個人的には天才的な探偵であるはずのソヌの変装がどうも今一つだったのがちょっと残念だったが。


セブンイレブン Suage監修 チキンと野菜のスープカレー

2023-01-25 20:53:19 | なんということはない日常

北海道グルメ旅キャンペーンの中の一つ。

500Wで5分というレンジ時間の目安をキチンと守って加熱。

これでもかという位加熱されているため、カメラが湯気で曇る・・・

結果的にはきっちりと加熱した事が良かったと思う。辛味スパイスを入れると湯気が立ち上がってくるのと一緒に食欲をそそるスパイスの香りもキチンと漂ってくる。

きっちり温まっている為、ラップを外し、スパイスを入れとあれやこれや作業をしても本当に熱々の状態なのだ。私個人の好みなのだが、スープカレーの場合は熱々である事も重要なポイントだ。ルータイプのカレーではルーの熱々云々はあまり気にならないのだが、スープカレーの場合は少し冷めた感じがするとなんとなく寂しくなってしまう。スープ状であるが故に熱々を更に追い求めたくなるのだ。

野菜がレンチン物としてはかなり存在感のある大きさ。ジャガイモのホクホク感も感じられるし、チキンの香ばしさも感じられる。個人的には、コンビニでこのクオリティは単純に嬉しい。

 


バッド・アンド・クレイジー 第1,2話

2023-01-24 21:13:01 | バッド・アンド・クレイジー 韓国ドラマ

警察内でキャリアと非キャリアの昇進スピードが全く違うのは日本も韓国も一緒だろう。
その上最終学歴が高卒であれば、警察学校そして警察での資格試験の成績がいくら良くても限界がある。

そんな条件に当てはまるスヨルだが、ちょっと頼りない兄の替わりに実質家長の役目も行い、母にお店を出してあげるだけの器量もある。彼は先輩に色々とすり寄り、なんとかして自分の昇進および昇格を確固たるものにしたいと色々画策しているなかなかの策士だ。

しかし今の職は「内部監査」となかなか厳しい職場。警察内部でも誰も親近感を持ってくれない部署だ。しかし、既に家族持ちの後輩からはそれなりに慕われており、先輩も小言は多くても、彼をそれなりに可愛がっている様子。

しかし、そんな彼の周りにフルフェイスマスクで赤と黒のライダースーツを着込んだ怪しい若い男がうろうろするようになってからなんとも不穏な雰囲気が漂うになった。
彼が長い物には巻かれろ的な判断をすると、突然飛び蹴りを繰り出す。ローンの払いが残っている車にも蹴りが入る。公衆の面前で各種嫌がらせが行われるのに何故か誰も気づかない。
幼い少女の「お母さんを探して欲しい」という思いに、交番の若い警官ギョンテの真摯な対応は、警察内の鼻つまみ者ト刑事の知るところとなり、ト刑事の鉄拳がギョンテに下るのだが、ト刑事が自分が頼ろうとしているト議員のいとこだと知ると、ト刑事へのスヨルの追及も急にトーンダウンする。当然これにもバイク男の鉄拳がくだる。

更に少女の母の失踪にト議員がかかわっている事を知ったギョンテの口封じの為にト刑事は全部燃やして亡き者にするという更なる力技の解決方法を繰り出すのだが、それをスヨルがいやいやながら阻止するのも得体のしれないバイク男の手引きがあったから。

少女の思いを感じ、警察官としてのひとかけらの矜持で原因を追究しようとするスヨルとパートナーのジェソンは、違法ペットの葬儀屋が少女の母殺害に関与していることを突き止めるも、ト議員の息のかかったト刑事はそれさえももみ消し、更に追求しようとしていたスヨルは、喉から手の出るほど欲しかったポストと引き換えに、実質ト議員の犬になってしまうのだ。
そして、やっぱりそこに登場するヘルメットバイク男。そしてそのヘルメットバイク男が自分自身だということに気づくスヨル。

「バッドアンドクレイージー」というタイトルは、まさに彼自身そのものなのだ。

ソフトな容貌のイ・ドンウクがバッド・アンド・クレイジーの両方を演じるよりも、やや無骨な感じのウィ・ハジュンがパワフルなクレージーを演じるのも面白いかもしれず。


理大囲城

2023-01-23 21:24:27 | 映画鑑賞

2019年11月の香港、逃亡犯条例改正案に反対する学生がデモを行う香港理工大学を香港警察が取り囲み、結果的に学生達は中に閉じ込められる事になる。その学生達が構内に立てこもっている様子を、その内側から撮影したドキュメンタリーだ。
内側から彼らの様子を記録し続けるカメラ。真正面から接写するようなアングルは殆どない。彼らが見たであろう景色を彼らの肩越しから見るような映像が続く。カメラが大きく動く時はその先にいる学生達の動きが大きくなった時だけだ。

ただ、それでも時間が経つと同時に彼ら自身が自分たちの苛立ちをコントロールできなくなっている様子がはっきりと見て取れる。
何をどうしても対話の糸口も、一つの突破口も見つけられず、ただただ時間だけが過ぎ、体力と気力が失われていく様がまざまざと映し出されるのだ。

そんな様子を嘲笑うかのように、警察によって大音量で流されるポップスの数々。(周杰倫の四面楚歌が、陳奕迅の歌が流れる)
多分警察もそれが学生たちの琴線に触れるとは思っていないはずだ。ただ、学生の神経を逆なでし、集中力を奪う、ただそれだけのために音楽は流されているのだろう。

アーチェリーを手に持ち、「誰にも知られずにここで死にたくない」という学生のつぶやきにハッとさせられる。最初は日常生活の中であまり目にする事のないアーチェリーを武器として手にしているというその事に驚いたのだが、彼から発せられるその言葉は、何の為に自分はここにいて、なんの為に自分は戦っているのかという自分の存在を否定されたくないという悲鳴のようにも思われる。しかし、自分が誰か分かってしまった時点で自分は逮捕されるという事実。
胸が詰まる場面だ。

後ろ姿、横から覗き込んだ様子、そして遠くから彼らの全体を捉えた映像。
どれもある程度距離を取り、顔がはっきりと映らないようになっている。学生らも顔が映らないようにフードを目深にかぶったりマスクをしたりしているが、目元が映り込んだりしている映像には、薄っすらと修正がかけられている。
全ては彼らを守る為のものだ。

今現在も、そうやって彼らをそして作り手側をも、守らねばならない状況が変わってはいない。

******

中国本土ではゼロコロナ政策に反対するデモに参加した若者たちが今になって拘束されているのだという。中国政府は映像に残った様子から本人を割り出し、時間差で拘束しているのではと言われているようだ。そうやって恐怖心を植え付け、次のデモが起こらないようにしているのだという。


寒波

2023-01-22 19:06:38 | なんということはない日常

強烈寒波で大雪に最大限の警戒を 太平洋側も積雪や凍結に注意

火曜日から水曜日にかけて近年で最も強い寒波が南下という報道の通り、携帯で今週の天気予報を確認すると、水曜日の最低気温はマイナス6度、木曜日の最低気温はマイナス7度となっている。

学生時代、アルバイト代につられて長野のスキー場で泊まり込みのバイトをした事があるが、その時は最低気温がマイナス7度からマイナス10度の間位だったのを覚えている。これが私が経験した事のある最低気温の記憶だ。

その時の事を思い出そうとしてみたが、アルバイトが辛かった事しか思い出せず、寒さの事が思い出せない。あの頃はヒートテックもなかったから寒かったはずだが、若さで乗り越えたんだろうか・・・

 


セブンイレブンスイーツ いちごクリーム&ホイップどら

2023-01-22 19:00:39 | なんということはない日常

どら焼きはふわふわ感が高めの物。そして中のクリームはほんのりピンク色の苺餡がモンブランのような形状で、ホイップクリームがちょっとアクセント的にそして甘酸っぱさを感じさせる苺ソースはかなり果肉感を感じさせるもの。

口にするとふわっと感じられる甘酸っぱい香りは苺ソースのものだと思うのだが、食べ進めると甘酸っぱい感じよりも柔らかな感じの甘味が口の中にずっと広がる感じだ。

どら焼きと苺の安定のコラボともいえるけれど、私はもう少し甘酸っぱさをアピールした物を想像していたので、ほんのほんの少しだけ残念さもあり。

 


クレープ屋さんにて:ラップドクレープコロット

2023-01-21 20:40:45 | なんということはない日常

ポレポレ東中野で映画を観る為に午後半休を取った昨日、職場からJRで東中野に向かう。

お昼を少し過ぎた時間故、改札のあたりでも人通りはまばらだったのだが、改札そばのクレープ屋さんでは、クレープを買い求める人とお店のスタッフの方が楽しそうに何か話し込んでいた。駅構内にある店舗にしては珍しい光景だなと思っていたのだが、スタッフの人の話し声が聞こえてきた事で状況を理解する。

昔のドラえもんの声を彷彿とさせるその声と口調。スタッフの方はバラエティ番組で時々「癒しボイス」と取り上げられている方だった。実は『テレビだから盛っているのでは?』と思っていたのが、通りすがりに聞えてきた会話からでも分かる位の印象的なその声。足を止めずにはいられない。

改札前にある地図でポレポレ東中野の場所を確認し終わった頃には、接客も終わった様子だったので、私もせっかくだからとクレープを購入する事にする。

私が選んだ商品を確認してくれる声も、 懐かしのあのドラえもんボイス、そして持ち帰りにはちょっと時間がかかると言う私に「それでは最大の2時間持つドライアイスをお入れします。冷蔵庫で保存すれば、日曜日まで大丈夫です」と言う声もやっぱりあの懐かしのドラえもんボイスだった。

癒しのドラえもんボイスを思い返しながら、昨日購入したストロベリー味のクレープを食べる。


グッジョブ第9,10話

2023-01-21 19:58:13 | グッジョブ 韓国ドラマ

ソヌ不在の中で画策したテジュン親子だが、室長の活躍もあり計画は失敗。逆に警察の手にテジュンの悪巧みの証拠が渡り、彼は逮捕されることになるのだが、その際にテジュンが怒りをぶつけたのは父親である副会長に従順に従っていたキム秘書に対してだ。「尻ぬぐいをするのは、いつも最後の最後だった。」と大事になる前に助ける事も出来たのに、いつも見て見ぬふりをして、助けるのは最後の最後だったと、彼の態度をなじるのだ。この一言からキム秘書に疑念を抱くようになる副会長。仕事のプロのようなキム秘書の存在が一気に怪しいものになり、一枚岩のようだった副会長とキム秘書の間にも秋風が吹き始めるのだ。(男女の仲でもないが、どうも秋風と呼んだ方が歪んだ愛が見え隠れする雰囲気だ)

ソヌとセラは、ソヌの母親が殺された日の写真に副会長と一緒に写っていた運転手を探し出し、副会長が突然セラと一緒の養護施設に居た少年の援助を始めた事を聞きだす。何のために副会長が少年に留学までさせたのかを探る二人が探し出した人物と、弁護士兼腕の良いハッカーとして仕事の幅を広げたいジンモが開発したプログラムから割り出した人物は当然一致。

副会長の片腕としてテジュンの後始末に忙しかったキム秘書だったのだ。

父親である副会長に認めてもらうために汚い仕事を一手に引き受けていたキム秘書だが、副会長は彼を利用する事だけしか考えていなかったのだ。親子関係の不和と温和そうに見えていた副会長の野望が見えてきて、ドラマももう終盤だ。

勿論ラブコメ故、キム秘書の歪んだ愛情が明らかになるだけでなく、セラとソヌそしてやり手の弁護士とは思えないジンモの愛ラブパン生活も同時進行で描かれる。


少年たちの時代革命

2023-01-20 21:20:58 | 映画鑑賞

2019年6月、「逃亡犯条例」に反対するデモが激しくなり、抗議の為の自殺者が相次ぐ香港。仲間同士デモに参加していた若者は、自殺志願者を助けようと仲間同士情報を共有しあい、香港の街中を駆け回る。

*****

自由を守り香港を守ろうという気持ちは同じでも、デモに参加する若者たちのスタンスは皆それぞれ少しずつ違う。穏健派の女子高生二人組。勇武派と呼ばれる激しい行動も辞さない若い男性二人組。そんな勇武派の恋人が暴走しないように彼と一緒に行動を共にする後方支援の恋人。

社会が激しく動く中、彼らの未来への選択は否が応でも人生を左右するものになる。香港を去り海外に行くことを選択する者、海外に出る選択肢はないから香港に残って香港を守る事を選択する者。安定した社会なら行き来する事になんの障害もないはずなのに、「逃亡犯条例」に反対するデモに揺れる香港は、一つの選択が、その後の人生に大きな違いがある事を若い彼らの前にまざまざと見せつけるのだ。

そんな中、穏健派の女子高生の一人は、デモに参加しても何も変わらない現実と自分の実生活の悩みから、命を絶とうとするメッセージを発して姿を消す。

それを知った勇武派の若い男性は彼女を探し出そうと即席の捜索隊を結成し、彼らは彼女を探そうと香港の街中を駆け巡るのだ。デモに参加するスタンスは様々あっても、「悲観して命を絶つ仲間は助けたい」という一点は一緒だ。そして闇雲に探そうと気持ちばかり焦る若者たちを見守りながら一緒に行動する大人たち。

これから自分の将来を選択する岐路に立つ若者たちが、自分たちの住む町の岐路にも悩み、更にはそれらの選択の中で家族との関係にも悩む。そしてSOSを出した女子高生を助ける為に驚く程の瞬発力を見せる彼ら。

2019年の夏の香港を舞台にしながらも、その若さと熱量が感じられるスピード感は青春映画そのものだ。


グッジョブ第7,8話

2023-01-19 20:56:09 | グッジョブ 韓国ドラマ

社内掲示板に告発文をアップして消えたキム部長の謎を操作する為、またまた微妙な変装術を発動して社内調査にあたるソヌとセラ。
社内の掃除をする派遣社員たちの劣悪な環境を嘆きつつ、清掃をしながら社内を見て回る二人。そういえば、海外のバラエティ番組に、経営トップが変装して新人として現場の状況を見て回るというのがあったが、あれも変装の精度は確かにこのドラマと同じようなものだった・・・先入観で変装に対する警戒が無くなるということか。

しかし、疑い深いテジュンはセラの変装をあっさりと見破り、逃げ回りつつ社内を見て回る二人。二人の予想通り、キム部長はテジュンの横暴に耐えられなくなっていたのだが、告発文をアップしたのは、キム部長のパワハラに耐えられなくなった女子社員だったのだ。
テジュン→キム部長→女子社員・・・パワハラの連鎖はどこでもこんな風に地位の低い者の所に集まるようになっているのだ。経営トップらしくそれを見破ったソヌは当然改革を提示。
しかし、そんなソヌの行動を気に入らないテジュンは、非常に短絡的に危険な仕事をお金で請け負う男たちに仕事を下ろし、ソヌの邪魔をしようとするのだが、荒くれ男たちは暴走。ソヌの父はそんな息子の行動を叱責し、キム秘書に状況を確認。こうして本当の黒幕が「ソヌの父→キム秘書」ラインだということに気づくソヌ。
荒くれ男たちの行動をお金の力で解決し、反旗の時期を狙って身を潜めるソヌ。
何も知らないテジュン親子は、マスコミにソヌの噂を流し、「代表が長い間不在はまずい」と臨時総会を開き、自分たちが経営トップに就く事を画策するのだが・・・

勿論、そこにソヌとセラが登場。いよいよ最後の対決が見えて来た。

ソヌにとって母の辛い記憶が残る別荘で潜伏していたことで、ソヌの母がセラにとって優しい女性だったことが分かり、ちゃんと二人の仲が急接近するような流れになっているのだ。ラブコメらしい展開。