私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

セブンイレブン 鶏もも肉ときのこのバター醤油 柚子胡椒風味

2022-06-30 21:43:13 | なんということはない日常

最近は、職場でもお昼時には「タンパク質を多めに取った方がいい」という話題で盛り上がる。

この「鶏もも肉ときのこのバター醤油 柚子胡椒風味」は、コンビニのパスタとは思えない充実の鶏もも肉の量だ。「タンパク質がかなり取れている」というのを食べながら実感する。

更に柚子胡椒の香りがいいアクセントになっている。どうしてもコンビニのパスタは、味付けを塩味に頼っている事が多いような気がするのだが、柚子胡椒の香りもあり、このパスタは塩味もそれほど気にならない。

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カロリー、糖質、タンパク質・・・一体なにに一番気を配ればいいのか・・・・

 

 


6月猛暑日の玉川上水沿い

2022-06-30 21:39:35 | なんということはない日常

今日も猛暑日。携帯に入っているお天気アプリによれば、自宅近辺は最高気温が39度だったとの事。

午後9時も過ぎているのに、まだ31度もあるようだ。

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昨日は、普段通勤に使っている電車が事故の為止まってしまっていたので、別ルートで帰宅。普段は通らない玉川上水沿いの道を歩いて家路につく。

本来なら玉川上水の遊歩道はアスファルトの道より涼しく歩きやすいのだが、雨もほとんど降っていないせいで埃っぽい。更に猛暑日では涼しい風を望む事も出来ない。その上、玉川上水の遊歩道にはライトはなく、基本的に道と上水との間に柵がない場所もあるので、夕暮れ時以降は通らない方が安全だ。

仕方なく、外側の歩道を歩く。

玉川上水沿いも場所によっては咲いている花が違う。沢山咲いている花もあれば、其処にだけ咲いているという花もある。

雨が降っていないせいか、心なしか木々も埃っぽい感じがする・・・・


悪の心を読む者たち 第3,4話

2022-06-29 21:46:10 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

鑑識の仕事を辞めて退路を断ち、犯罪行動分析チームを立ち上げる必要があると力説し、プロファイラーの能力を持っているとハヨンをスカウトするヨンス。予算もなく、人的余裕もなく、更には「そんな事に力を注ぐ余力があったら直接の捜査に尽力すべき」という刑事たちの反発もあり、「アメリカではプロファイラーという職業が・・・」という説明は、ただの外国かぶれのように煙たがられてしまう。

ただ、経済的に成熟してくると「殺人が目的の殺人事件が起こる」と言うヨンスは、それを止める為には、犯罪者のパターンを知り、それを止める術を警察内部に蓄積する必要があると「犯罪行動分析チーム」を立ち上げるべく、非常にソフトの署内調整を行う。倉庫のような場所に事務所を構え、ノウハウを蓄積すべく、実際の捜査に加わりたいと、更に根回しを行う。

署内で疎まれる事になっても、コミュニケーション能力に長けたヨンスと、プロファイラーという仕事のイメージが自分の中に既にあるハヨンの二人は、女性チーム長という事で同じように署内で煙たがられているユンチーム長と一緒に5歳の少女の失踪事件の捜査に当たる。

両親の願いもむなしく、少女はバラバラにされて殺されていた事が判る。なぜ少女なのか、なぜバラバラにされたのか・・・手がかりはなく、ハヨンのプロファイルを元に再度捜査を見直す事になる捜査チーム・・・

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ドラマを見ていると連続殺人事件には、5W1Hのうち、5Wにはあまり重要な意味がないように思えてくる。もちろん犯人にはこだわりの場所や時間もあるのだが、それはすべて犯人の中のHOW(どのように)ということを成功させるための要因でしかないようで、こだわりの殺し方を成功させるために、ピッタリの場所だったりピッタリの時間があるように思えてくるから恐ろしい。「なぜ殺人を?」という質問には答えがなく、殺人がシンプルな目的なのだ。天災事変よりも、もっと怖い心の闇がそこにある・・・手探りでその世界に分け入ろうとするハヨン。

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プロファイラーが犯人の行動を理解する必要があると力説するヨンス。彼のフルネームはクク・ヨンスなので、クク(国語)ヨン(ヨンオ:英語)ス(スハク:数学)となり、名前に「国、英、数が入っている変わった名前」というのが、定番の自己紹介ネタのようだ。(これであっているんだろうか・・・)韓国では、「変わった名前」ということで紹介されるのは、このパターンのような話が多いようだ。


ダリとカムジャタン 第11,12話

2022-06-28 21:16:57 | ダリとカムジャタン(韓国ドラマ)

告発したことで一区切りついたと思う二人は、見晴らしのいい屋上で祝杯を挙げ、以外に積極的なダリの一言で次の段階に進むかと思いきや、ムシクのお見合相手で彼の事を一方的に追いかけまわすチャクヒの出現でちょっと違った方向に進んでしまう。

国会議員を父に持つ彼女は、父親がテジンと手を組んで美術館の周辺の土地を手に入れる事で懐を潤そうとしている事も知っており、更には父親が期待しているムシクの心を掴む事でダリの周辺をコントロールしやすくするつもりでいた事についても援護射撃を出来なかった。父の期待にも応えられない自分が、父親から手を揚げられても仕方ないと半ばあきらめているのだ。自由気ままに過ごしているようでも、案外自分の置かれている立場をキチンとわきまえているのだ。逆にそれが少し悲しい。

勿論ダリの行動にも反撃がある。亡くなったダリの父親の弟が「ダリは養子だ。本当の美術館の後継者は私の息子だ。」とメディアの前で声を上げだすのだ。ダメ息子を庇い、更にはダリを貶める事で自分たちが本来の後継者だとアピールする叔父。そして「元館長は絵に薬を隠して輸入していた」とダメ息子は自らの罪を隠すために、亡くなった館長に罪を擦り付けるのだ。死人に口なし…一番汚いやり口だ。
勿論、彼の後ろには国会議員が、そしてもっと後ろにはダリの元婚約者であるテジンがいるのだ。

ダリが養子だった故、破談になった自分たちの結婚。5年の歳月を経て、ダリとやり直したい彼は、美術館よりも彼女自身を手に入れようとしているらしい。御曹司らしい強引な手口で、非常に分かり易く、しかし誰がどう考えてもダリの気持ちが離れていくのは仕方ないという方法しか取れない彼。それでもこれが彼のやり方だから仕方ない。

全精力をかけてムシクの息の根をつぶそうとし、なんとしてもダリに戻ってきて欲しいテジンは、元館長の弟と甥を自分の意のままに動かして、ダリが自分の元に戻ってくるように仕向けるのだ。

こんな風にテジンが嫌な財閥の人間としてステレオタイプに描かれれば描かれるほど、ムシクのキャラクターがイメージアップするという・・・テジン的には悪循環なのだが、そこから逃れられないテジンも、やや可哀そうに思えてくる。

 

 


スンホン ネイバー記事検索 ( イ・シオン スンホンが送ったカフェ車両に感激)

2022-06-27 21:33:52 | ソン・スンホン(宋承憲)

スンホンがイ・シオンの現場に差し入れたカフェ車両に感激したという記事

韓国の撮影現場では、お世話になった同僚や先輩、後輩にこんな風に差し入れするのが定番だ。そしてそれがこんな風に芸能ニュースになり、そしてそのニュースを見た私のようなファンは@あのドラマで一緒だったな・・・とつながりを大事にする彼らの事を考えたり、共演したドラマの事を思い出したり・・・

共演したプレイヤーは、出演者4人のチームワークの良さが大事だった作品だ。

 

 

 


黒猫もばてる・・・

2022-06-27 21:27:44 | なんということはない日常

関東甲信、東海、九州南部が梅雨明け 各地で史上最短の梅雨に

毎日暑い。先週の土曜日は最高気温が37度だったようでうんざりしていたのだが、今日も最高気温は37度だったようだ。

夜になっても気温は下がらず、節電と思いながらも、クーラーを止める事が出来ない。

昨日の夜、網戸になっていた窓を閉めようとすると、防犯用の砂利を敷き詰めている庭の一角に、人の頭位の大きさの黒い物が落ちているのが見えた。地べたにべったりとくっつくかのように見えるその黒い塊。「えっ?髪の毛の塊?庭に黒いかつらが落ちている?」驚きながら、更に目を凝らしてみると、その黒い毛の塊は少し形を変えながら地べたに這いつくばっているように見える。

近所に住んでいる黒猫が暑さのあまり、少しでも涼しさを感じたいと砂利の上でごろっと横になり、冷たい砂利を探しながら脚を伸ばしたり、お腹を上にしたりしてなんとか涼を取ろうとしていたのだ。

こたつで丸くなるかもしれない猫も、あの暑さではお腹を出して涼しさを感じるしかないらしい・・・

 


ベイビー・ブローカー

2022-06-26 19:49:07 | 映画鑑賞

激しい雨が降る夜、釜山の教会の赤ちゃんポストの前に赤ん坊を置いていく一人の若い女性。そんな風に教会に預けられた子ども達は教会が運営する施設内で暮らし続ける子もいれば、養子縁組で新しい家族と暮らす子もいる。ただ、この赤ん坊は教会でアルバイトする若い男性と教会の近所でOKクリーニングという店を運営している中年の男性に連れ去られる。「赤ん坊により良い養父母を探してあげる」と言いながらも、彼らは赤ん坊を欲しい夫婦の元に子どもをあっせんすることを副業にしていたのだ。いつもと同じ副業だったはずなのに、そんな彼らの動きを察知し、彼らを現行犯で逮捕する為に彼らを泳がして尾行する二人組の女性警官と、子どもを捨てたはずの若い女性が戻って来た事でいつもとは様相の違った物になっていく。

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違法な行為をしているはずなのに、男二人組の動きは妙に軽快だ。手慣れた様子で赤ん坊を世話する様子は、赤ん坊が大事な商品だからというよりも、赤ん坊は無条件でかわいらしいというような雰囲気さえ感じられる。更に報酬も思ったほど法外でもない。逆に何とかして男二人組を現行犯で捕まえたい二人の刑事のたくらみの方がやましく見え、悲壮感さえ感じさせる。

ソン・ガンホ演じる前科はあれどどこか憎めないクリーニング店の店主と、カン・ドンウォン演じる自らも母を知らずに育った男性、そしてイ・ジウン(IU)が演じる、子どもを捨てようとするも子どもの行き先を確認したい思いから二人についていく子どもの母親。赤ん坊を売るはずの旅は、赤ん坊の行き先を見届けるという子どもの幸せを見守るような旅になっていく。三人と赤ん坊とそしてもう一人の少年の期間限定の疑似家族を見守る不思議な映画になっていくのだ。

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韓国は家族の結びつきが強い社会だ。そんな韓国で、万引き家族という不思議な家族を描いた監督が、再び人が家族のようなつながりを感じる瞬間を描くことに挑戦する。そこに悲壮感はなく、むしろ小さな幸せさえも感じさせるのはなんだか不思議にも思えてくる。

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今日は日本で舞台挨拶があったらしい。韓国の芸能ニュースに早速記事が上がっていた。記事のタイトルは「ストーリーはソン・ガンホが登場する場面から書いた」となっている。かなり長めの記事だ。

 


6月下旬玉川上水沿いの様子

2022-06-25 20:33:58 | なんということはない日常

もう午後の8時半になろうとしているのに、外はまだ32度もあるらしい。

今日の最高気温は37度だったようだ。まだ5度しか下がっていないのだ。暑いはずだ。

梅雨のはずなのに、雨も少ない。

紫陽花には雨が似合うはずなのに、午後の眩しい日差しの中で綺麗に咲いている紫色の紫陽花たち。

玉川上水沿いの公園には黄色の花がこちらも日差しを浴びて綺麗に咲いている。

この黄色い花はオオハンゴンソウとの事。その形から@黒い瞳のスーザンという愛称がついているらしい。確かにひまわりを思わせる黄色なのだが、真ん中の黒いコロッとした感じは確かに瞳のようにも見える。

「日本は四季がある国です」そんな風に子どもの頃教わったはずなのに、その四季が何だかちょっとずつ変わってきているような気分になる、6月下旬の週末だ。

明日も関東を中心に厳しい暑さ 熱中症対策を万全に


セブンイレブン 札幌すみれ監修 冷し味噌ラーメン

2022-06-24 21:26:49 | なんということはない日常

以前、ラーメン好きの同僚から「セブンイレブンでは、すみれの味噌味のカップ麺も有名です」と教えられた時は、にんにく醤油焼ラーメンを食べたのだが、今回はめでたく味噌ラーメンを食す事になった。

 

ただ、味噌は味噌でも冷し味噌ラーメンだ。多分札幌すみれ的には温かい味噌ラーメンがあってこその冷し味噌ラーメンだとは思うが、梅雨がどこかに行ってしまったかのような暑い日に、本家を知らずに冷たい味噌ラーメンを楽しむ。

パッケージを開けた時点でほのかにニンニクの香りが漂ってくる。そしてスープだけでも濃厚そうなのに味噌までついている。ひき肉とチャーシューが入っていてそれに冷たくてこってりとした味噌スープが絡むというパンチの利いた冷たいラーメンだ。

美味しいが、濃厚イコール塩分たっぷりという事がやや気にかかる。それでもお店で食べる場合は、その濃厚なスープも味わいたく、きっとレンゲでスープをすくって飲んでしまうだろう。

幸いコンビニ麺を食べる時はそばにレンゲはない。麵に絡んだスープだけでもその濃厚さは十二分に堪能出来る。

 


悪の心を読む者たち 第1,2話

2022-06-23 22:40:39 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

刑事として若い女性の殺人事件の捜査にあたるハヨン。犯人と思われる赤い帽子をかぶった男を検挙するも、真犯人は別にいるのではと疑うハヨン。

しばらくして今度は妊娠中の若い女性を殺害する事件が発生。恋人が疑われ、先輩刑事は彼が犯人だという決めつけの元、圧迫面接ならぬ圧迫取り調べで、亡くなった女性の恋人を犯人に仕立て上げる。疑われても仕方ないような経歴を持っていたとしても犯人とは限らない。納得できないハヨンは、あくまでも冷静に「真犯人は別にいる」と言い、先輩刑事もいる中で、再び事件現場に赴き、現場検証と証拠調べを始めるのだ。事件のあった家の門扉に書かれた数字から、デリバリーのドライバーに狙いをつけ、更には赤い帽子を被った小柄な男の目撃証言を探し求める。「犯人は別にいるはず」と言いながらも、一見するとハヨンのテンションは低い。事件の収束を図る先輩刑事にたてつくわけでもなく、いくつもの証拠を探し出し、それらの証拠が重なる部分にいるであろう犯人を見つけ出そうとする。更にそれだけでは飽き足らず、「犯人の気持ちが判るのは同じ犯罪者だ」とすでに収監されている人間から「犯罪者の心理」を探り出そうとする。

プロファイラーという職業は知らずとも、犯罪者の心理を知ろうとし、犯罪者の行動パターンをその現場に残された手がかりから知ろうとする姿は、もうすっかりプロファイラーのそれだ。

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刑事のハヨンを演じるキム・ナムギル。善徳女王に出演していた頃から「あの容貌と持っている雰囲気はサスペンスミステリーにピッタリだ」と思っていたのだが、心の奥底に秘めた感情を静かにコントロールするこの刑事役は、まさにそんな役だ。彼はどんなドラマでも、キム・ナムギル劇場にしてしまう妙なパワーがある。これもそんなドラマになるんだろうなと思わせる香りがする。


紳士的無関心

2022-06-22 21:54:59 | 日の目を見ない会社員のブログ

4630万円誤送金 役場も銀行も防げなかった理由と男が職員の前でとった行動

この事件の事はちょっと忘れかけていたのだが、日曜日の夜、林先生がテレビでこの件について@紳士的無関心という言葉を使って解説していたので思い出す。

5月の中旬に話題になっていた誤送金事件。リンクした記事は発覚した当初のもの。私は発覚した当初の内容しかはっきり記憶していなかったので敢えてこの記事をリンク。

私も業務で送金処理等を行う事もあり、ニュースで内容を初めて知った時は「OJTがキチンと行われていればよかったのに・・・」と思った事件だった。マニュアル、チェック体制、等々色々話題になっていたようだが、誤送金のきっかけがリンクした記事の内容そのままの出来事だったとしたら、チェック体制云々より「分からなかったら、不思議に思ったら、その都度聞く」というような段階だったのではないかと思う。自分の行っている事の全貌が判らなかったりする素振りを感じたら、先輩社員が適切なアドバイスや、説明をする。勘違いを指摘する。それが出来ていない状況だったからとしか思えない。

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林先生が言っていた@紳士的無関心についてはまたゆっくり考えたい。

 


さくらんぼ そして桃・・・

2022-06-22 21:07:04 | なんということはない日常

山梨でまた桃泥棒 今度は約5000個・150万円相当の被害

昼休みに山形が実家の同僚が、実家から送られて来たというさくらんぼを振舞ってくれた。

程よい酸味と甘さを感じつつ佐藤錦を堪能したのだが、果物繋がりでニュースで見た「桃盗難事件」を思い出す。

さくらんぼを持ってきてくれた同僚も「ああ 桃ですね」と言い、メルカリでも桃が話題になっている事を教えてくれる。(色々びっくりするが、正直、山崎県と変換する方が難しいと思う・・・)

私のように検索しようとする人が多いらしく、携帯で『桃 め』と入力しただけで、『桃 メルカリ』がヒットする。

大胆な桃の箱詰め画像を見ながら、桃の取り扱いに対する認識の違いを色々思う。


私たちのブルース 第15,16話

2022-06-21 20:43:05 | 私たちのブルース (韓国ドラマ)

ヨンオクが多くを語らない事でにより彼女が嘘をついているという噂も、彼女がチュニに自分の身の上の事を語った事で海女たちに受け入れられる事になる。
(彼女を認めるという事より、チュニが受け入れるなら、私達もヨンオクを受け入れるということなのだ。命がけの仕事ならではの事か・・・)
仕事も落ち着いた事でジョンジュンとの仲も落ち着いたものになるが、ジョンジュンが自分との将来について真剣に考えている事を知ってしまい揺れるヨンオク。
そして時を同じくして彼女の双子の姉がソウルからやってくるのだ。ダウン症の為、施設で暮らしている彼女の姉ヨニ。
ヨンオクに始終電話をかけて来ていたのは彼女の姉だったのだ。
交通事故で両親を亡くし、姉妹二人きりになった彼女たち。ヨンオクがどんな苦労をして姉を助けて来たのかは想像に難くない。

彼女を施設に入れておくためにお金を稼ぐのに必死だったヨンオク。「君のお姉さんなら僕も受け入れるよ」という恋人の言葉を信じながらも、何度も裏切られ、傷ついだ彼女。そんな彼女は姉の「会いたい」という電話も邪険に扱い、お金を送るだけで、少しずつ姉から離れた所に居を移していった事が語られる。
ジョンジュンとの関係もそんな風になる事を恐れるヨンオクだが、ヨニは彼女のいる済州島にやってくるのだ。子どものようでありながら、彼女が頼れるのはヨンオクだけの事はわかっており、自分の障害の為につらい思いをしてきた事、そしてそれはこれからも変わらないであろう事、そしてたった一人の妹であるヨンオクが、かつて自分を地下鉄に置き去りにしようとしたこともキチンと分かっているのだ。

これだけでも、二人の歩んできた人生が辛い道のりだったことは容易に想像がつく。それを受け入れるというジョンジュンの言葉を信じたいと思いながらも、今までと同じように傷つくのが怖い彼女。しかし、ヨニは自分にキチンと向き合ってくれるジョンジュンに心を開き、今まで誰にも見せた事のない自分の描いた絵を彼に見せるのだ。ヨンオクでさえも知らなかったヨニから見たヨンオクの姿・・・・
言葉よりも何倍も胸に迫るヨニが描いたヨンオクの姿・・・・
ジョンジュンにもヨニの気持ちは伝わったはずだ。

人生は辛いなと思いつつ、それでも人生は優しいかもしれないと思う瞬間がこのドラマにはある・・・・
そして海女たちを取り仕切るチュニの元にも訪れるそんな瞬間・・・


ダリとカムジャタン 第9,10話

2022-06-20 21:00:14 | ダリとカムジャタン(韓国ドラマ)

ウォンタクに貸している部屋からの聞こえた悲鳴の持ち主がダリだったことで驚くムシク。
彼女は「大丈夫」と言うものの、ドアのノブから壊されているのだ。大丈夫なわけもなく、「テレビの前はあなたに使ってもらう」というダリの良く分からない遠慮により、自分は居間のソファーで休み、自分のベットを彼女に貸す事になるムシク。

部屋から見つかったピアスから犯人は美術館のスタッフであるゴンジュと分かるものの、一体彼女が何を探しに来たのは分からないダリ。
そんな中、子どもたちを迎えて行う奉仕事業はセギグループの御曹司テジンの提案でホカンスとなり、ムシクが中心になってイベントは成功するものの、その後姿をくらますゴンジュ。
前職の水商売の事をダリの叔父から脅されていた彼女は、自分とは境遇の違うダリの境遇への嫉妬心もあり、叔父が絵と一緒に持ち込んだ麻薬のありかを探していたのだ。

ダリをめぐってのムシクとセギグループの御曹司テジンの対立がはっきりし、ダリの叔父が探していた麻薬は彼女の画材入れに隠されていた事が判る。
それだけでも問題山積なのだが、更に美術館の周りの土地がダリの父親が亡くなった後に取引が活発になっている事がムハクの調査ではっきりするのだ。

再開発にピッタリの場所の真ん中にある美術館。美術館が閉館になれば大規模な開発事業に取り掛かれる。再開発といえば、当然政治家がらみの案件になるのだが、どうやらその政治家ももっと大きな黒幕の駒でしかないことが分かっている。
「相手が誰でも追及するしかない」とムハクが手に入れた資料を元に事を公にするダリ。

ただのお嬢様でなく、美術館を守るべく大胆な行動に出るダリだが・・・・

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再開発の黒幕はやっぱりというか・・・セギグループの御曹司テジンだったのだ。次々と新しい顔を見せるライバルのムハク、そしてムハクの気持ちを知ると、お嬢様とは思えない割と大胆な行動に出るダリと違い、この御曹司のテジンだけは「ああ やっぱりそうでしたか・・」というあまりにも定番な展開・・・ライバルとはいえ、あまりにもステレオタイプな人物設定にちょっとかわいそうになる。