飛行機が嫌いらしい女性大統領。訪問先のアメリカから急に向かった先は中国。
韓国の潜水艦を助けて欲しいと要請するも、なかなか先方からOKが出ず。
自分の身柄と引き換えに助けて欲しいと交渉する彼女・・・・
(ここから彼女がどんな風に大統領になったのか、振り返るらしい)
明日ソウルの放送局でアナウンサーの面接試験を受けるという彼女ヘリム(コ・ヒョンジョン)を助けることになった高校生のドヤ。
まぁそんなちょっとしたことがきっかけで、自分が検事になった時になんと彼女を訪ねてソウルの放送局まで行くのだが、彼女の隣には、仕事が出来ない彼女を励まし続けたカメラマンの恋人がいるのだ。
ニュースキャスターに抜擢されても、緊張で止まらないしゃっくりのせいで降板。記者になっても高所恐怖症のせいでろくなレポートも出来ず、結局子ども番組の司会者の仕事しか残っていなかった彼女。
そんな彼女を励まし続けてくれた彼と結婚し幸せに過ごしていたはずなのに、彼が取材先のアフガニスタンで拉致、その後解放されることもなく亡くなってしまうのだ。
大統領からの花輪も投げつけ、ラジオ放送中にも自分の夫のことを語らずにはいられない彼女。
「私たちは国のために一生懸命やってきた。税金も払っている。でも国はなんなの?私達が助けて欲しいと思っているのに、何もしてくれない。そんな国の存在ってなんなの?」
職場にも居られず、田舎に戻ってきたヘリムを見守るのは、こちらも曲がったことが嫌いでソウルの職場から田舎に左遷された検事のドヤ。
夫のため涙する彼女のことを「おばさん」と呼びながらも、見守っているではないか!!!
あんなに腹筋が割れた肉体派検事がいるのか不明だが、おばさんを陰から見守る検事として、嫌な感じはなし。
***
自分と母親を捨てた男を捜しにアメリカから帰って来たセジン(イ・スギョン)と交通事故がきっかけで知り合ったハドとの関係がどうなるかとか、結構テンポよく進むドラマだ。
***
「拉致された日本人はちゃんと助かったのに、なぜ韓国人の夫は助からなかったの?なんで国は何もしれてくれなかったの?」
私達は国のことをこんなに考えているのに、何故国は私達のことを考えてくれていないのか?というのが、このドラマのテーマらしい。
女性大統領になるコ・ヒョンジュンは、最初から全開で飛ばしている感じだ。