私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

大名倒産

2023-11-30 21:30:57 | 映画鑑賞

「父親の作る鮭が一番美味しい」と鮭役人の父を尊敬し、ごくごく普通の青年が、突然、大名の跡継ぎだったと出生の秘密を明かされ、あっという間に小さい藩のお殿様になるものの、小さな藩は、借金にあえぐ今にも難破しそうな沈没船だったのだ。

主人公はらんまんの神木隆之介、その主人公の幼馴染はおちょやんの杉咲花、そして主人公の母親はあさが来たの宮崎あおい。さわやかなNHKの朝の香りがするメンバーによる大名家復活物語だ。

このメンバーが揃っているのだ。何か悪だくみがあっても、そこまで悲惨にならない事はよくわかる。悪役はいても、性根の腐った奴ではなく、お金と自分の事しか考えていないスケールの小さい悪人だ。

借金返済策と倹約策はいつの時代にも通じる方法で、割と地道で実直な方法。映画のどこを切り取っても可愛らしい笑顔が出てきそうな、健全で明るい借金返済物語だ。

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香港から日本に帰る機内で鑑賞。

 

【追記】2023.12.3

最近、フィルムコミッションという言葉を耳にするようになった。各地で映画やテレビドラマのロケ誘致が行われており、撮影地の手配に協力する公的組織がフィルムコミッションとの事。ファンがゆかりの地を訪ねる「聖地巡礼」や「ロケツーリズム」が地元を潤すからで、この作品のロケ地は村上市。

 


メルティホワイトピスタチオフラペチーノ

2023-11-29 21:10:16 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

ピスタチオグリーンの黄色味が強く淡いグリーンがクリスマスのモミの木のようだし、ホワイトチョコレート味のホイップは、クリスマスツリーに積もった雪だ。

クリスマスというと、赤一色のイメージがあるが、こんな風に優しい色合いのクリスマスカラーをフラペチーノで楽しめると、何とも和やかな雰囲気が感じられる。

ピスタチオはカリっとした食感というより、どちらかというとしっとりした感じが強いナッツ。その感じを生かしてか、小さくスライスした雰囲気が感じられるピスタチオが中にはいっている。淡い色と同様、その口当たりも柔らかい感じだ。

 


1秒先の彼

2023-11-28 21:12:33 | 映画鑑賞

映画の舞台は京都。

郵便局の窓口係として働くハジメは、いつでもちょっとだけ人より前のめりで、窓口係になったのも配達していた際にスピードを出し過ぎていたからだ。

ちょっとした勘違いも微妙なフライングによる前のめりのせいなのだが、その勘違いも周りを困惑させるほどでもなく、愛すべき前のめり。ただ、自分ではそれを分かっておらず、どこかフラストレーションをためているのだ。

そんな彼に起きたのは、1日がどこかに行ってしまうという不思議な出来事。その1日が1秒先を行く彼の目線と、毎日郵便局に切手を買いに来る女性レイカの目線で語られる。

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見終わった後、静かな京都に行きたくなり、静かな1日を過ごしたくなる。ハジメを演じる岡田将生の空回り気味の前のめり感が何とも絶妙だ。

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香港に行く飛行機の中で鑑賞

 

 


クレイジークルーズ

2023-11-27 21:20:50 | 映画鑑賞

エーゲ海に向かう豪華客船の中で起こる殺人事件に、仕事に忠実なバトラーとあれやこれやあって船に乗り込む事になった女性がタッグを組んで謎に立ち向かうという、一種の密室ミステリー。

かつてのトレンディドラマに通じる軽めで明るめのトーンが全体に流れ、舞台になっている船と同じ位にとんでもなく豪華な出演陣が、非常に軽めなトーンで入れ代わり立ち代わり出て来て、小さめなトラブルや諍いを起こす。

そもそもバトラーと女性も、本当の探偵ではないため、一生懸命さはあるものの、ミステリー度合いはそれなり。バトラー役の吉沢亮は、国宝級イケメンなのにそれを全面に押し出す圧も少なく、どこかフワッとした雰囲気もあり、自宅でゆっくり見るのにピッタリの内容を華やかなものにしている。

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長谷川初範と安田顕のキャスティングがなんとも絶妙。

 

 


無人島のディーバ 第7,8話

2023-11-26 18:39:21 | 無人島のディーバ 韓国ドラマ

生歌挑戦に悩むランジュが下した結論は、その舞台をソモカの舞台にする事だった。番組的には「15年間無人島にいた事で歌手になる夢が遠のいてしまったソモカにチャンスを与える為に彼女が自分の替わりに歌っていた」という設定を作り出し、苦しい思いでソモカの背中を押すランジュ。

ランジュが苦しい決断をした事で、予想通り、ソモカに注目が集まるのだが、その様子を見たギホの父親は当然ソモカに接近。ソモカはギホを守る為に姿を隠すのだが、何も言わずに姿を消したソモカの行動をランジュが裏切りと思うのは当然だ。。。

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無人島から生還したソモカの人生も波瀾万丈だが、ウハクとボゴルの両親もびっくりするような15年間を過ごしていたのだ。

父親の虐待から姿を隠す為に彼らが選んだのは、自分たちと同じような家庭環境だった家族になり座す事。勿論違法故、すべてを明らかにしてしまったら家族崩壊だ。父親からの暴力で怪我をし記憶を失った兄のウハク。そんなウハクに嘘の説明をし、身を隠していた家族。

ソモカが歌手になってしまったら、ソモカを通じて自分たちの居場所がばれてしまうかもと恐れる兄弟の母親だが、ギホだったボゴルはびっくりする位に堂々と、ソモカも家族も守る事を選択するのだ。

15年の月日がそうさせるのか、それとも、逃げても解決しないと全面対決を決心したのか・・・とにかく、自分が囮となって父親との対決を計画するボゴル。

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辛い思いを抱えていたのは、母を施設に入居させていたランジュも一緒だ。娘の成功をいつまでも望み、自分と娘を一心同体と思い込んでいるランジュの母。しかし、この母親が今後のドラマのキーパーソンになりそうな雰囲気だ・・・

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ボゴルに少年時代のギホの面影はなく、どちらかというと、ウハクにその面影があったのは、それを狙ってのキャスティングだったのだろう。「多分ドラマ的にはそういう狙いがあるのかも・・・」と思いつつ、でも「筋が通らない」と、「ウハクがギホ」と思う事にしていたのだが、そこはドラマ的偶然が色々重なっている事になっており、ちゃんと説明がつくようになっているのだ。弟のボゴルがギホというのは、やっぱりドラマ的な定番の展開か・・・


レオン・ライ(黎明)のコンサート(黎明演唱會2023)②

2023-11-25 21:10:04 | 香港(香港映画&中華明星)

芸能界の常識は万国共通というわけではないようで、香港のコンサートは日本人の常識からみると、まぁびっくりということも色々ある。

黎明演唱會2023|紅館10場個唱開鑼!歌單/三面台座位表/散場巴士安排一覽

天王黎明首场红馆开唱,全新歌单惊艳亮相,巨型天幕引观众爆赞

上の記事は、コンサートが始まってからすぐにアップされた記事のようなのだが、セットリスト、や舞台の設営等が詳細に紹介されている。今回の舞台は全方向から見られる360度の舞台設定ではなく、大きな舞台を設置して3方向から見られるようになっていたので、その設計図までキチンとアップされている。

他の記事では、舞台上からは見えないバンドメンバーたちがどこで演奏しているのか、等の説明がされている記事もあった。今回は映像と光を中心にした舞台構成なので、舞台の真ん中に大きな櫓が組まれており、1階にはバンドが入り、レオン本人はいわゆる櫓の2階部分で歌うような構造になっていた。

ただ、映像を駆使した舞台構成故、櫓全体には黒い幕が掛けられ、一瞬、バンドがどこにいるのか分からないような構造になっていた。私も1回目に観た時はバンドがどこにいるか全く分からなかった。 2回目に観た際に、前日とは席が違ったため、光の関係でバンドが下の部分にいるのが薄っすらと見える瞬間があったのだ。

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もっとびっくりしたのは、iPhoneでコンサート中にずっと動画撮影をしている人が非常に多かった事だ。

以前は、コンサート中に写真撮影をしている人がいると、会場からつまみ出されていたのを見たが、今はもう時代がすっかり変わってしまったようだ。私が観た席は、倍率を上げれば歌うレオンをアップにも出来るような位置だったせいで、周囲には動画撮影をしている人が本当に何人もおり、殆ど注意もされていない状況だった。私の隣の人も前の人もコンサートの間中iPhoneを片手に持ち、片手にはペンライトを持ちという二刀流だった。手がつかれないだろうか・・等と心配する私の心配等関係なく、2時間の間その状態だ。そして勿論叫んだりすると自分の声が録音されてしまうので、終始無言。

傾斜がついた席故、前の人のiPhoneの画面が覗かずとも全部見える状況だ。舞台の全景を取ったり、歌うレオン本人をアップにしたりと、どの人も皆ちょっとしたカメラクルーのようでもある。

2回目に観た時に私の前に座った人は、インフルエンサーですよという雰囲気が自然にあふれだしており、始まる前は舞台を背にして自撮りを行い、動画撮影中にも時々、舞台を背にして自分と舞台上のレオンが一緒に画面に収まるように設定して自撮りを行っていた。その際もただ何となくシャッターを押すのではなく、可愛く盛れている写真になるように表情管理から画面の角度から入念にチェックしている様子が私から全部丸見えなのだ。勿論、自分がどんな風に撮れているのか、舞台が綺麗に映っているか、チェックに忙しい為、私から丸見えなど全然関係ないのだ。

ただ、そんな人が3人に1人の割合でいる為、全然珍しい事ではないのだろう。

「黎明演唱會2023」という検索キーワードでYouTubeを検索すると、まさにそんな人達が撮影したYouTubeが何本もヒットする。

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私は会場内の様子が珍しかったので、開始前に場内の様子のみ撮影。

 


レオン・ライ(黎明)のコンサート(黎明演唱會2023)①

2023-11-24 20:19:09 | 香港(香港映画&中華明星)

5年ぶりの香港は、ただただレオン•ライ(黎明)のコンサートを観る為のものだったので、キチンとテキストに書き起こして、自分の記憶の中に残しておかないと・・・

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黒の燕尾服姿で舞台中央に立ったレオンは、その後上着を鮮やかなエメラルドグリーン、赤と2度の着替えをしたものの、ステージのスタイルは燕尾服に相応しいスタイルが最後まで貫かれたものだった。燕尾服姿で歌う様子は、自分が今まで歌ってきた歌を、まるで物語のように一篇ずつ紹介する語り部のような雰囲気だった。

いつものようにステージの中央で歌う姿は勿論、DNA出錯、Sugar in the Marmaladeというファンなら盛り上がり必須のダンサブルなナンバーも、自分は基本的に舞台の中央で腰を掛けて歌うという平常心スタイル。ただ、それでも観客のボルテージは確実に上がり、ステージ前列のファンは総立ちだ。自身は座っていても、その歌声と楽曲のパワーを最大限に引き出して、その歌声で会場全体を掌握しているのだ。

自分の強みを全面に押し出したステージングを、ひときわ際立たせた物にしているのは、映像とライティングを使った演出だ。前半の万華鏡を思わせる花が次々と流れ出す様子が映し出された映像から、ポエムの香りのするメルヘンチックなイラスト等、立体的に映し出される映像は多彩だし、2階の客席を大きく潰してまで作られたライティング機材で作り出される無数の光線が、ステージを動きのあるものに見せてくれている。

エメラルドグリーンのジャケットに着替えた際の、深海で亀やエイが客席に飛び足してくるような迫力あるプロジェクションマッピングの中で歌う様子は、生で見るからこその迫力だった。

黎明演唱會丨台上驚見一韓國女神全智賢 提攜旗下歌手Apple凌雪怡邀合唱

 

黎明演唱會2023|紅館10場個唱開鑼!歌單/三面台座位表/散場巴士安排一覽

 

 


5年ぶりの香港 3日目

2023-11-23 19:44:00 | 香港(香港映画&中華明星)
2泊3日の旅はあっという間に終わってしまう。羽田着後の足を気にして早めの便を選んだので、香港で3日目は帰国便に乗り込むのが一番大きなイベントだ。お土産らしい物は購入していないが、心地よい香港の天気を満喫して羽田に到着。

暖かい香港ではあるが、少しずつクリスマス準備が進んでいる様子。

5年ぶりの香港 2日目

2023-11-22 15:37:00 | 香港(香港映画&中華明星)
とても暖かい香港…というか、ちょっと暑い位の日差しだ。雨用の折り畳み傘を日傘として使う。

あくまでも私が感じた限りだが、聴こえて来る言語から推測するに、外国人観光客の8割強は本土から、残りの2割弱が欧米人、韓国人等とその他という感じか。
すれ違いざまに韓国語は何度も耳にしたが、日本語を耳にしたのは、たったの一回のみ。スターフェリーに乗ろうと海沿いを歩いていると、「香港って海沿いに土地が余っていたら全部ビルを建てるの?!」という日本語が聞こえて来た。私も心の中で同意。






11月中旬玉川上水沿いの様子

2023-11-19 18:24:53 | なんということはない日常

先週末は突然寒くなり、「秋を通り越して冬が来た」と思っていたのだが、今日は一転小春日和の日曜日だった。

玉川上水の分水になる小川用水が自宅近所を通っているのだが、温かいせいか、近所の小学生が靴を抜いて水の中の中に入って遊んでいた。

風もなく、穏やかな日曜日の午後。


新宿ミナミルミ

2023-11-18 20:05:22 | なんということはない日常

昨日の夜、ワインを飲む前に新宿南口周辺を散策。

丁度昨日、11月17日から冬の時期のライティングが始まっていたようで、観光客の人があちこちでイルミネーションをバックに写真を撮っていた。私も観光客の人の邪魔にならないように、サクッと何枚か写真を撮影。

 

新宿南口エリアのイルミネーションは、「新宿ミナミルミ」というイベント名がついており、各エリアでそれぞれコンセプトがあるとの事。

Suicaのペンギン広場のテーマは『WELCOME SHINJUKU!』

ペンギンの横にはシンジュクというカラフルなロゴもあり、その前で記念撮影をしている若者が多数・・・

タカシマヤ タイムズスクエアのテーマは『HAPPY HUG 幸せな、ハグをしよう』という幸せ感満載のネーミング。

適度なサイズ感のクリスマスツリーは待ち合わせの人が行き来する通路にはピッタリな感じだ。

ドコモタワーもクリスマス仕様のライティングなんだろうか・・・