私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

Happy Together

2005-03-31 21:43:46 | ソン・スンホン(宋承憲)
明日から完全ノーカット版がWOWOWで放送されるという。
秋の童話を観終わった2002年秋、ソン・スンホン(宋承憲)の出演しているドラマが観たくなり、言葉が一言も分からないのに、香港版の漢字を頼りに見ていたことを思い出し何だかとても感慨深い。

あの頃は韓流という言葉もまだ日本では知られていなかったし、韓国語の持つ音の響きにも慣れていなかったし、ビョンホンの事も野球選手の新庄にそっくりだな~という感じで眺めていただけだったし、まだまだ手探りで韓国ドラマを楽しんでいた時だ。唯一慣れていたものといえば、ソン・スンホン(宋承憲)の眉の太さだけだろうか。
ソン・スンホン(宋承憲)の眉毛を又観たいがために、観続けていたドラマともいえる。
誰もが指摘する通り、このドラマはオールスターキャストだ。せっかく完全版を字幕付きで楽しめるのだから、オールインや美しき日々とは違う「愛すべき駄目男」を演じるビョンホンの違う一面を楽しみたいし、チョ・ジェヒョンの芸達者ぶりも楽しみたいし、猟奇的コンビも楽しまないといけない。
とにかくDVDを観ていた時は、ソン・スンホン(宋承憲)の眉毛だけを見ていたものと思われるので、チェックする箇所には事欠かないはずだ。

年度終わり故、仕事に追われためまぐるしい一日だったが、明日のテレビを楽しみに今日も一日無事に過ごすことが出来た。花見の予定も気になるところだが、それ以外に気になることがあるのはかなり嬉しい。小さな楽しみをくれたソン・スンホン(宋承憲)の眉毛に感謝だ。

眉毛しか見ていなかった時のhappy together視聴日記はこちら

部屋を変える技術174

2005-03-30 23:06:49 | なんということはない日常
私の部屋の様子を一言で表すなら「ちょっと古めの駅前和風旅館」だろうか。
要するに、大きな家具も高価な家具もなくいたってシンプルな部屋だ。

勤め始めて一番初めのボーナスで購入したかったのは、洋服ダンス(洒落た言い方をするならクロゼットとでも言うのだろうか?)だった。もう20年以上も前のことでだ。
「どうせ家を出て行くことになるんだから、その時まで我慢しなさい。」
要するに嫁に行くのだから、そんなもの買わなくていいという、母一言で20歳の私の夢はあっさりと却下されてしまった。
残念ながら、すぐ家を出て行くことはなかったので、10年程前にも同じようなことを言い出したのだが、「すぐ出て行って貰わなければならないのに、そんなものを買ったら困る。」とやはり却下されてしまった。
大きな物を購入したら家を出て行きづらくなると思ったらしい。
しかし大きい物を購入しなくても、結局は家を出ることもなく今日に至っている。
私も今更箪笥を購入する気もなく、部屋はちょっと古めの駅前和風旅館のまま20年以上経ってしまった。
世の中は「捨てる技術」等整理整頓ブームだが、物がないのだから整理整頓以前の問題だ。
掃除も楽だし、非常に身軽だ。

そうは言ってもどこか未練があるのだろう。アンアンのインテリア特集は何の役にも立たないけれど毎回購入してしまう。
今週のアンアン№1457はインテリア特集だ。
「部屋を変える技術174」「スマート収納の知恵38」「確実に使えるアイデア174を39の実例で!」非常に中途半端な数の実例を挙げながら、お洒落な部屋が数多く紹介されている。
今日の帰りは電車の中で、中途半端な数の実例を挙げる意味を考えたり、映画紹介のページを眺めたりしながら時間を過ごした。

週ごとに筆者がリレー形式で変わるアンアンの映画紹介だが、今週号は稲垣吾郎の担当で@アビエイターを取り上げていた。
「ハワード・ヒューズは羨ましくない。唯一、男らしいなと思えるのは、自分でやったことを全部自分で責任を取っているところかな」と評していたがこの一言で俄然アビエイターに興味が湧いてきた。
有り余るお金を持っていたハワード・ヒューズは一体どんな豪邸に住んでいたのだろう。

憧れの上海

2005-03-29 21:34:26 | 香港(香港映画&中華明星)
2004年の冬(去年の冬だ)最後の恋、初めての恋を観てこんな感想を書いている。

*****
ウーロン茶CMの映画版と評していた文章を読んだが確かにその通り。それ以上でもなければそれ以下でもない。
シュー・ジンレイ演じる女性の強さ悲しさ、ドン・ジェ演じる妹の若さ故の奔放さ、チェン・ポーリン演じる若者の一途さは伝わってくるが、物語の核となるべき渡部篤郎演じる会社員の悲しみが伝わってこないのだ。
そして筧利夫、石橋凌の出演場面からは上海の香りが全然漂ってこないのである。
台詞では勿論日本人が異国の地で仕事に付く辛さを語っているのだが、どうもこのあたりが薄い感じがした。
(わざとなのかもしれないが、どうも腑に落ちない演出だった)
しかしありきたりではあるが、やはり見た後は上海へ行ってみたくなり、珈琲でなくお茶を飲んで見たくなる。外白渡橋からの夜景やフェリー乗り場の風景、花に囲まれた郊外の一軒家風景は心和むものあり。
渡部篤郎は英語の台詞を喋るときもやっぱり何をいっているかサッパリ解らない。以前はそんなことは無かったはずなのに、どこで道を間違ってしまったのか。
*******

なんとなく好きと簡単に言ってしまうのも恥ずかしく(誰に対して何が恥ずかしいのかは上手く言えないが・・・)映画そのものには随分冷たい感想を持っている風に書いているが、本当はかなり上海に行きたくなっていたのだ。

その後、黎明(レオン・ライ)が主演プロデューサーを務め、王菲(フェイ・ウォン)と共演したラブストーリー@大城小事を観てからますます、上海に憧れを持つようになってしまった。
又この映画の主題歌@両個人的煙火のMTVが凄くお洒落なのである。
高さが468メートルもあるというテレビ塔東方明珠塔が上海の外灘の暗闇の中に浮かび上がる。外灘と浦東を結んでいる外灘観光隋道がライトアップされた様子、更にそのトンネルを抜けた対岸に広がるライトアップされた外灘。光が消えてしまえば、その下には普通の生活があると分かっていても、光があるということだけで、何かそこに綺麗なものがあると思い込んでしまうのだ。冷静な時ならSFチックな概観を笑ってしまいそうなテレビ塔でさえも、何か神秘的なものに思えてしまう。ライトアップされた景色と外灘(バンド)というどこか異国情緒漂う響きに騙されてしまうかのようだ。

「上海と台湾は雲泥の差です。日本のスーパーは進出していないし、お金を出せば日本の日用品が手に入る台湾と比べると、上海では日本の紙おむつも手に入らないし、魚もパックされたものなど目にすることがないし・・・上海ブーム等と報道されているけれど、騙されちゃ駄目ですよ。」
上海に憧れを抱いている私とは反対に、今日仕事の関係で上海へ行く同僚の口から出た言葉は、上海への不安で一杯なものだった。
就学前の子どもを連れて赴任することで神経質になっており、「紙おむつや魚のパックは無理だろうけれど、上海の雰囲気を楽しんだらどうですか」などととても言える雰囲気ではなかった。
住む場所の打ち合わせや渡航前の健康診断の調整をしつつ、旅という非日常の時間で異国の地を楽しもうとしている私と、異国の地で生活するということを一緒のレベルで考えてはいけないのだろうかと、考えてしまった。
確かに楽しさだけで生活は出来ないだろうけれど、ちょっとだけでも外灘のライトを楽しむ余裕が持てますように。と影ながら応援したい。

クロネコ

2005-03-28 22:57:35 | なんということはない日常
ヤマト運輸国際引越し→ヤマトグローバルフレイト→ヤマトロジスティック。
ヤマト運輸の国際引越部門に仕事でお世話になっているのだが、わずか二年位の間にこんなにも社名が変わってびっくりしてしまった。
ヤマトからヤマトグローバルフレイトに変わった時は確か分社化でグローバルフレイトからロジスティックに変わった時は合併だったと思う。そのたびに担当の人が挨拶に来て案内状と新しい名刺を置いていった。
分社化、合併等仕事柄興味があるので、社会保険はどうなるだの、社内の備品はどうなるだの営業担当者には全然関係ないことを色々質問し、辟易させてしまったりしたが、そんな中で一番興味をひいたのはヤマトロジスティックのマークだった。
横長の名刺の左上にちょこんとブルーのネコの絵がついていたのだ。

「あの どうしてクロネコじゃなくて、ブルーなんですか。」と興味津々に尋ねると、「北米ではクロネコは忌み嫌われるようなんですよ。北米に進出した時はそれを知らずに、ダンボール全部クロネコのマークが入っていたものを使ってしまい、随分苦労したらしいです。ロジスティックは国際部門なので、ここだけブルーのネコのマークを使っているんですよ。他のグループ会社はクロネコマークを使っているはずです。」
ゆうパックと一騎打ちをしているクロネコヤマトにこんな話があったとは、知らないということは恐ろしいことだと思う。クロネコマークのついたダンボールの山を見つめ、北米担当者は途方にくれたに違いない。

今朝の日経新聞の商標と一般名称の違いについての記事で、宅急便がヤマト運輸の商標だと知り(一般名称は宅配便なのだという)びっくりしてしまった。普段そんな区別も知らずになんでもかんでも「宅急便」と呼んでいたような気がする。
これからはキチンと「宅急便」「宅配便」と使いわけないといけないだろうか。
しかし商標も浸透しすぎると結局一般名称とみなされる時があるのだという。

名前もマークも企業にとっては大事なイメージだ。普段何気なく見ているマークや名前にも会社の歴史があるのだなと、関心してしまった。
ブルーのネコマークの話はトリビアに出したら採用されるだろうか。クロネコマークよりもソフトな感じでなかなかかわいいマークなのだが。

春の選抜高校野球

2005-03-27 19:11:51 | なんということはない日常
昨日知人の家で知人の子ども(三歳の男の子だ)と一緒にテレビを見ていると、高校野球を見て「サッカー、サッカー」と言うではないか。「野球だよ。野球。」と教えても「サッカー、サッカー」と全く意に介する様子はない。
テレビ放映されるスポーツはすべてサッカーだと思っているようだった。ワールドカップの予選も盛り上がっている最中だし、スポーツニュースもサッカーと大リーグが中心だ。小さい子どもが高校野球をサッカーと言っても仕方のない条件が揃っているのだろう。保育園でもボール一つで簡単に出来るサッカーの方が、真似事をするにも簡単だ。

「甲子園に行った時恥ずかしくないように、しっかり校歌の練習をしましょう!」朝礼の時半分本気でそんな指示が出されるほど、高校野球の盛んな学校へ通っていたので、特に野球に興味が無くても思い出だけは沢山ある。
期待に胸弾ませてて楽しい高校生活を期待していたのに、クラスの男子生徒の殆どが丸坊主でがっかりしたこと。放課後の校庭は野球部に占領され、クラブ予算の取り合いもも野球部が幅を聞かせていたこと。どちらかというと迷惑だったような思い出が多いが、それでも夏の予選会近くになると「全員野球」「都立の星」などという言葉に胸躍らせて、友人と一緒に予選の応援に行ったものだ。その頃の高校野球の人気は今からは想像できないほどで、地方の予選会に関わらず雑誌の取材も来ており、私の側に座っていた友人は応援姿が雑誌の表紙を飾り、「その写真を持ってお嫁に行く」とかなり盛り上がっていた。(隣に座っていたはずの私は勿論カットだ。)結局甲子園に応援に行くことは叶わず、雑誌の表紙も飾ることはなく、残念な結果に終わった高校時代だった。

日曜日の昼下がり、久しぶりに選抜高校野球をゆっくり見ながら、簡単に20数年前にタイムスリップしてしまった。数学で習った公式や英語の時間にあんなに時間をかけて覚えた単語はすべてどこかへ行ってしまったが、「武蔵野はるか楢林~花地味なれど、香はゆかし~」校歌の出だし位は覚えている。あの頃は別に特別とも思わなかったが、楽しい高校時代だったのかもしれない。


恋の風景

2005-03-26 20:36:42 | 香港(香港映画&中華明星)
通勤時間片道1時間15分のうち、電車に乗っているのは大体45分位だ。一週間5日間通うから7時間30分、1ヶ月を20日とすると30時間、1年を240日とすると360時間、勤め始めてから20年だから・・・きりが無いのでこの辺で止めておくが、兎に角電車の中で過ごす時間はとてつもなく長い。何事もなく過ぎる日もあれば、隣の人が私の肩にもたれかかってきて、余りの重さに絶えられなくなるときがあったり、痴漢騒ぎがあったり、余りの人の多さに窓ガラスが割れたりと過ごす時間の長さだけ出来事も増えるというものだ。
帰宅時、会社付近の駅で乗り込む時はかなり混んでいる電車の中も、30分も経つと大分空席が目立つようになる。朝の殺気立った混雑とは違いけだるい雰囲気が流れるものだ。雨でも降っていたらなおさらである。
日中は座り仕事故、座席が空いていても立って帰ることにしているので、空いた座席の前に傘を持ちながら立っていると、前に座っている男性が自分の傘で私の傘を突いている。何をしているのかと男性の方を観ると、結露した窓ガラスに丸顔に短いストレートボブの髪型、そして丸型の眼鏡。なんと男性の横の窓ガラスに私の似顔絵が描いてあったのだ。一体どういうことだ。電車の中で見知らぬ中年男性に似顔絵を描かれるなんて。どういうつもりか解らぬが、男性は満面の笑みを浮かべて私を見ている。
どうしていいかわからずにいたのだが、しばらくすると露がたれてきて、窓ガラスに描かれた私の似顔絵はまるで涙を流しているような顔に成って行った。しかし泣きたいのは私のほうだ。

今日見た恋の風景という映画の中で、主人公の女性が喫茶店の窓ガラスに似顔絵を描かれるとてもロマンティックな場面があった。
同じことをされても、こんなに違いがあるとは。人生色々である。もし又似顔絵を描かれる機会があるなら、今度はこんなロマンティックな場面で是非お願いしたいものだ。

スパイシーラブスープ

2005-03-25 22:24:24 | 香港(香港映画&中華明星)
匂いと記憶は気が付かないところで深く結びついているらしい。
桜が咲く時期とは思えない寒さだったので、昼は会社の友人と一緒に火鍋料理の店へ行く。
お店のドアを開けると独特の香辛料の匂いと張學友(ジャッキー・チュン)の歌が流れてきた。
お店の人も接客用語以外は日本語が分からないようだ。この大雑把なお店の感じと香辛料の匂い。
ああ香港のちょっと汚れた感じの食堂の匂いだ。(こういうお店では絶対椅子の下を触ってはいけない。油べっとりであること間違いない。)周りは日本人だが、それはちょっと目をつぶれば解らない。
お金も時間も無く香港へ行くことは出来ないが、こうやって想像力をたくましくすれば、簡単に世界中どこへでも旅行した気分になれるのだ。(勿論火鍋の本場は中国本土だろうが、香港にも美味しいお店は沢山ある。想像旅行のいいところは自分のいいように何でも解釈出来るところだ。)
久しぶりに聞く張學友(ジャッキー・チュン)の歌はとても良く、誰かと感動を分かち合いたかったが、「ジャッキー・チュンとジャッキー・チェンの違い」から説明しなくてはいけないのでは興ざめだ。一人静かにジャッキーの歌を聞きながら火鍋を食べることにした。
そんな一人香港気分を味わっている私以外は、「カプサイシンの持つ発汗作用は身体にいい」と健康談義に盛り上がっていた。確かにかなり身体は温まった。

香港webカメラ

中華四川料理 火鍋屋

万博と大地の塔

2005-03-24 22:40:28 | なんということはない日常
「大地の塔はフミヤ君がプロデュースをしているんです。」藤井フミヤファンの同僚からこんなことを聞かされた以外はとりたてて興味も無かったのだが、名古屋万博(愛・地球博)は明日から185日の会期で始まるのだという。

「大阪の万博へ夏休み行った人 手を挙げて」夏休み明けの幼稚園でこんな風に聞かれたことを30年以上経った今でも覚えているのだから、万博に行けなかったのがよほど印象に強かったのだろう。
夏休み前、どうやら皆大阪の親戚の家に泊まったりして、万博会場に足を運んでいるらしいことに気が付き、あれやこれや親にねだってみたりした。
「大阪の親戚へ行こうよ」「大阪に親戚はいない・・・」
「新幹線に乗ってみたいから連れて行って」「大人になって自分のお金で乗りなさい」
「月の石を見てみたい」「邪魔だから向こうへ行ってなさい」

遊びに行くのをねだる幼稚園児への返答とは思えない両親の現実的な言葉で、幼稚園児の夢は飛んでいってしまったのだが、その後いけないと分かってからも子ども雑誌で万博会場内の地図を全部覚え、紙に描いて遊んでいたのは良く覚えている。
何がそんなに行きたかったのか、今となっては自分でも覚えていないが、行けなかった私でもこんなに思い出があるのだから、アメリカ館で月の石でも観たりしていたら一体どんな思い出が出来ていたことだろう。

30数年後の今、私が行ってみたいと思っているのはベルギー館だ。なんと32種類のビールが飲めるのだという。ベルギービールというと、普段私が飲んでいる国産のビールとは違い白や琥珀色が特徴の上品なビールだ。
「ベルギービールが飲みたいな」「スーパーで買ってきて飲めばいいじゃない」
そんな風に言われるのがおちなので、家族には黙っている。

愛の流刑地

2005-03-23 23:02:40 | なんということはない日常
「石坂さんの話は面白いね」
父親が何の脈絡もなくこう話しかけてくるときは、日経新聞に掲載されている私の履歴書の話に決まっている。
実際今連載されている免疫学者石坂公成さんの話は、花粉アレルギーではあってもそれ以上のことは何も知らない私でさえも、毎回読んでしまうくらい話が面白いのだ。一流の人の話はそれだけ人をひきつけるものがあるのだろう。

ここで困るのが私の履歴書の下に同じように掲載されている小説「愛の流刑地」だ。
巷では話題になっているようだが、朝の6時台通勤電車の中でこの小説を読んでしまった後の脱力感はなんともしがたい。
50歳代後半の小説家菊治と3人の子どものいる主婦冬香の恋の話なのだが、今は丁度東京と京都の遠距離恋愛から、主婦冬香が夫の転勤で同じ東京へやってくるのを待っているところだ。これが若者だったら、我慢などしないでさっさと会いにいってしまうのだろうし、手持ちのお金がなかったら、側にいる女の子の許へ行ってしまったりと色々他に道はあるだろう。しかしそこは大人の男性、大人しくまっているかと思ったら、「早く来てくれないとどうかしそうだ」とメールなど打ったりして全然こらえ性がないのだ。更に遠距離恋愛の時も、会えるのは嬉しいが費用が大変だなどと、女々しいことが書いてあったりするから、「大変だったら行くな」とついつい突っ込みを入れたくなってしまう。
朝の通勤電車に似合わない話は、これからは主婦冬香の夫も登場し、更に佳境に入るはずだ。これが朝刊に掲載される意味に首をかしげながら、結局毎日怖いもの観たさに読んでしまうことになりそうだ。
出来ればこれからはもう少し男らしい菊治になってほしいものだ。

偶然の確率

2005-03-22 22:51:41 | なんということはない日常
昼食にいつも韓国料理では芸が無いと思い@刀削麺の店に行ってみる。
そうは行っても韓国料理と同じように唐辛子で真っ赤だし、赤坂という場所柄か流れている音楽はK-POPとあんまり韓国料理の店で食べるのと変わり映えしない。
カウンターで一人ぼーっとしていると隣に座った二人組の話声に聞き覚えが。
ちょとと覗いてみるとなんと高校の同級生の一人だった。

話を聞いてみると今年から並びのビルの会社で派遣をしているのだという。
私も去年の11月に近所に会社が移転したことだの、何時もは韓国料理なのに、今日はたまたまこのお店を選んだことだの、何時もは1時間遅く食事なのだが、今日はたまたまこの時間だの、「世の中は狭いね」だの「偶然だね~」だのひとしきり盛り上がった。
半年おきぐらいに会っている友人なのだが、それでも会社の昼休みに偶然あうとは、一体何パーセントの確率なのか。

実は「23人の集団には5割の確率で誕生日が同じ人がいる」という書評に心を引かれ、@偶然の確率という本(アミール D.アクゼル 著 高橋 早苗 訳 アーティストハウスパブリッシャ 版
2005年03月 発行 ページ 188P サイズ 四六判  1,470円(1,400円+税))を読んでみようかなと思っていたのだが、こんな偶然が身近にあるとますますこの本に興味が湧いている。
ちなみにジュンク堂書店では「数学史」の書棚に並んでいるのだという。
数学と聞くと、公式を厭々覚えた高校時代の悲しい思い出が蘇る。多分この本は、本来なら私のようなものが読む本ではないのだろうが、偶然の不思議さに興味を持っている今ならそんな思い出も気にならない。読むなら今だ。今を逃したらもう二度と「数学史」の書棚の前に立つことなどあるわけがないのだから。

悲しき恋歌視聴日記

2005-03-21 19:04:44 | ソン・スンホン(宋承憲)
ちょっとした達成感があれば、毎日が充実するだろうと思い、週末には遣るべき事をリストに書き出し、壁に貼っている。一つ用事が終わった毎に書き出した物を消していき、夕方には全て消し終わり後はビールを飲むばかりという風にするようにしている。

@洗濯@掃除@ダイレクトメールのチェック@洗車@靴磨き@クリーニング屋へ等等。
と非常にリストアップする内容は大したことはないのだが、(書くまでもないことばかりだ)ここではリストアップすることが重要なのではなく、終わった事を一つずつ消していくことが重要なのだ。こんな小さな事で達成感が感じられるのだから、かなり安上がりでお手頃な方法だと思う。

先週の木曜日に視聴日記を書いていた韓国ドラマ悲しき恋歌が無事終了した。
このドラマの視聴日記を書くにも、日にちをリストアップしておき、見終わって視聴日記を書くたびに一つずつ消していったのだ。
「ドラマより面白い視聴日記を」を目標に掲げ、ドラマの雰囲気も残しつつ、読み物として楽しいものを書こうと本末転倒なことを考えていたので、あんな暢気な視聴日記一つでも私にとっては結構大変だったのだ。
ドラマを見た人が別の印象を持ったとしても、私の視聴日記を読んで、更にそれも楽しんで貰えればと、そんなスタイルを理想に掲げていたのだ。嘘は書くつもりは無かったが、面白可笑しく書こうと「口からでまかせ」っぽくなってしまった箇所も多分にある。

大きく聳え立つ韓国語の壁、ネットという小さい画面での視聴、あらすじを追いつつも、オチも入れたい等等。あんなどうしようもない視聴日記にも、普段は5時間の睡眠時間を4時間に減らしたりと私なりの様々なドラマがあったのだ。

そんなに頑張ってあれ悲しき恋歌視聴日記じゃ~と言われそうだが、本人の達成感はかなりなものだ。


バンジージャンプする

2005-03-20 23:58:08 | 韓国ドラマ・映画
「渡辺徹さんからCD買ったよ。良かったよ」と言われた時、ああヒットするってこういうことなんだと凄く実感して、それで嬉しかったんですよ。普段買わない人がこんな風に買ってくれて、頑張らなくちゃなと思ったんです。」
GLAYのメンバーがヒットした時、どんな風に感じたかをあるテレビ番組でこんな風に語っていたのを聞いたことがある。
今日イ・ビョンホン、イ・ウンジュ主演のバンジージャンプするを観ながら、この話を思い出した。
映画館に足を運ぶのは、何年いや何十年ぶりという人たちでごった返した映画館の様子に驚きながら、「ブームってこういうことなんだ。」と改めて韓流ブームの凄さを実感した。
韓流ブームなんて実態の無いものという人もいる。実際私もそう思うときもある。しかしあの人で溢れた映画館の中に身を置いた時、実態のないものの持つ力の凄さを感じ、これがここで終わるのか、これに続く何かを作り出す力になるのか、見届けたいと思った。自分もただブームの恩恵にあずかって映画を楽しむだけでなく、更に何かを感じたいと思う。

バンジージャンプするの感想

ひとまず走れ!

2005-03-19 21:15:41 | ソン・スンホン(宋承憲)
今流行りの短歌風に決めてみよう。

「ただ好きと 理由等なく ただ好きと 確認をする 土曜日の午後」

ソン・スンホン(宋承憲)とクォン・サンウ出演の「イルタンティオ」 (邦題 ひとまず走れ!)を大画面で観る。
土曜日の午後 映画を観、好きなビールをたらふく飲んで、これ以上の幸せなどあるはずもなく。

そして、全然新米刑事に見えない刑事を演じたイ・ボムスに色々な意味で感謝。

F4

2005-03-18 22:18:08 | 香港(香港映画&中華明星)
世の中は韓流ブームだが、台湾ブームもなかなか侮れないらしい。
「時代は華流(ファーリュー)へ!」とのキャッチフレーズの付いた流星花園F4(エフ・フォー)WORLD展へ会社帰りに足を運ぶ。
日本のアイドルグループで、メンバー全員の顔と名前が一致するのはスマップとTokioまでだが、F4(友人はエフスーと呼んでいる)は4人の顔と名前が一致するようになった。これも友人が熱心に教えてくれたおかげだ。
そのせいだろうか。「言承旭(ジェリー・イェン)の大きな写真を観た途端、友達のご主人や恋人を紹介されたような気持ちになってしまった。
「いつも○○さんにはお世話になっています。」そんな風に思いながら写真を眺めてしまったりした。
そんな親しさも感じさながらも、勿論魅力的な4人なのだ。
そして私自身は漫画を読まないので、話に聞いているだけなのだが、日本の少女マンガ原作のドラマが台湾でこれほど作られ、愛されているとはやはり圧巻だ。ソフトとしての漫画の底力を感じてしまう。
4人のイケメンのおかげで、一週間の仕事の疲れが癒されたのはいうまでもない。

竹島、独島

2005-03-17 20:48:26 | なんということはない日常
仕事でアジア諸国とやり取りすることがあるのだが、一年の内、旧正月と中秋節(韓国では仲秋節)の時期はアジアの中で一人わが道を行く日本の事を考えずにはいられない。
この時期は台湾、香港、中国、シンガポール、タイ等皆大々的にお休みになり、職場も全て閉まってしまう。各支店から「お休みのお知らせ」がメールで来るたびに同僚と「日本も一緒に休んじゃえ」と小さく叫んでみるのだが、勿論そんな心の叫びなどなんの意味もない。

日本だけ、なんでこんな風にすっぱり昔の事を忘れて、生活出来るのだろう?自分も日本人でありながら不思議で仕方ないことの一つだ。
明治維新、そして第二次世界大戦の敗退。この二つの出来事があったことによって、日本は過去を捨ててきたのだろうが、(多分あっさりと捨ててこれたからこそ、戦後の高度成長があったことぐらいは私でも分かるが・・・)こんなにもあっさりと過去の事を忘れる姿勢は、他のアジアの国では理解し難いものがあるに違いない。

日本があっさりと過去を捨ててきた事、捨ててこれた訳こそ、歴史の時間に勉強すべきではと思うのだが、学校の授業は「明治維新の時点で三学期、一年の勉強はここで終了」となっており、何も分からないまま、結局今に至っている。

今ネットで韓国ドラマ@悲しき恋歌を視聴しているのだが、昨日のドラマの始まる前の9時のニュースでは、30分以上独島問題を取り上げていた。本当に恥ずかしいが、竹島、独島の事を何も知らずこの問題の裏にある更なる問題を考えることが出来ない。がニュースを見ながら、日本が使っていない旧暦の事をうっすら思い出したりした。