私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

バンブルビー

2019-03-31 19:02:34 | 映画鑑賞

1987年のアメリカ。自分にメカいじりの楽しさを教えてくれた父を亡くし、喪失感を乗り越えることがなかなかできなかった少女の前が手に入れたのはボロボロの黄色いビートル。戦いの中、地球にやって来たロボットだと知らずにいた彼女と、戦いの最中、声を無くし、記憶回路もショートしてしまったB-127。メカ好きな彼女は、ボロボロのビートルにバンブルビーという名前を与え、声を出せないバンブルビーがラジオやラジカセを楽しめるようにメンテナンスする。ロボットのはずなのに、やさしさを感じさせる眼差しのバンブルビーに彼女がシンパシーを感じ、仲良くなるのに時間はかからない二人(?)

彼女にとっては友人になったバンブルビーも、得体のしれない地球外から来た未確認物体だ。研究対象であり、警戒すべき対象でしかないバンブルビー・・・

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以前、シリーズの4作目のトランスフォーマー/ロストエイジを見た際には、そのトランスフォーマー関係が良く分からず苦戦したのだが、今回はトランスフォーマーの戦いの歴史と、オプティマスプライム、バンブルビーなどのトランスフォーマー各種が思ったよりも人間を連想させる形状とキャラクター設定な理由などが分かり、トランスフォーマー初心者の私も非常に楽しめる作りになっていた。観る者を選ばないその優しい設定と、戦いでありながらどこか暖かさを感じさせるストリー展開に嬉しくなる。

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メカニックな物にあまり明るくないのだが、今回この映画を見に行くことにしたのは、1980年代の音楽が満載だと耳にしたからだ。

主人公の少女がバンブルビーに乗って家に帰る場面で流れたのはスティーヴ・ウィンウッドのハイヤー・ラブ。声が出せないバンブルビーのためにお気に入りの音楽を聞かせようとするも、リック・アストリーやザ・スミスはちょっと好みでなかったりと・・・バンブルビーが自分の気持ちをラジオの音楽で表そうとしている様子は、昭和60年代に流行った音楽が今でも懐かしく楽しく、耳にすれば自然にテンションがあがる嬉しいものである私にとっては、特別に楽しい場面だった。

 Steve Winwood - Higher Love

 

トランスフォーマー [DVD]
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前略おふくろ様

2019-03-30 21:07:26 | なんということはない日常

夏木マリ「撮影終わったら入院すると」萩原さん悼む

私はグループ・サウンズ世代ではないし、太陽にほえろ!も観ていなかったので、思い出すのはドラマの「前略おふくろ様」だ。

両親が見ていたので一緒に見ていたのだが、本当は裏番組の@赤い疑惑が見たかったのだ。当時はビデオなどないから裏番組を見る術などない。

「土曜日の朝、皆の話題についていけないから、百恵ちゃんを見たい・・・」などという言葉には耳を貸してもらえず、仕方なしに両親と一緒に見ていたドラマだったのだが、今は両親と一緒に見ていたという思い出も含めて、懐かしく思い出すドラマだ。

このドラマではアウトローな姿はなかったから、その後ワイドショーを賑わした各種出来事とのギャップが大きく、びっくりしたことだけはよく覚えている。

 


ビックイシュー 第13,14,15,16話

2019-03-29 22:11:41 | 韓国ドラマ は行

裏番組を見ていたので、12話までは未見なのだが、内容が話題になっていることもあり、途中からでも視聴を開始。

張り込みをして写真を撮影し、芸能スキャンダル系パパラッチ新聞の女性編集長であるスヒョン。
大手新聞社の記者であったにも関わらず、娘の病気の事がきっかけとなり新聞社を辞め、スヒョン達と一緒に仕事をすることになったパパラッチのソクジュ。(生活のために、娘のために仕事をするソクジュ。いやいやながら仕事をするも、腕はいいらしい・・・)
そんな彼らの元に舞い込んだ次の仕事は、芸能界デビューを目指しているにも関わらず、所属事務所の社長から検事の相手をすることを命ぜられている新人女優ソヒからの垂れ込み。
隠れ家のような家で検事の相手をさせられる彼女は、告発すべく自分から取材を申し込んだのだ。
自分達が過ごす部屋に隠しカメラをつけて、更には検事が家から出てくる姿を写真に収めればいいという彼女の言葉に従うことを悩んでいたソクジュだが、彼女の真剣さに押されて、仕事をすることにするのだ。
汚れた英雄である検事の姿をカメラに収めたソクジュ達だが、ソヒの様子がおかしいことが気になり、隠れ家に戻ると彼女は手首に刃物を当てて自殺を図った後・・・

スヒョンに弱みを握られている医師に手当てをさせて、ソヒを匿うスヒョン達だが、ソヒの所属事務所の社長は、検事との仕事を失いたくない。同じ女性であるのに、ソヒはただの商品で、自分の方が被害者なのだ。(しかしこの女社長も検事の前に一人で立てばただの道具に成り下がるのだ・・・)

助けて欲しいという女性の立場に立とうとするスヒョンは、弱気なソヒに「悔しかったら自分で戦わないと。。。」といつまでも泣き寝入りするのではなく、強い女性になれとけしかける。父親のためにこんな姿でいたくない・・・という彼女に、「父親の事よりも、なによりも自分のために戦え・・・」というスヒョン。彼女を弄ぶ検事も、家に帰れば一人の父親なのだ。父親が皆良い人である訳がない・・・と彼女に現実を唱えるスヒョン。

保身のために、芸能事務所のスタッフにソヒを拉致させ、口封じを試みる検事だが、今回ばかりは上手くいかず・・・ネットニュースで薬も含めた事件の事が報じられ、検事も拘束されるのだが、問題はこれからなのだ。ソヒの取調べを行うのは、加害者になった検事の同僚達なのだから・・・

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女性スキャンダル、クラブでの裏金作り、麻薬、そしてクラブ内での陰湿な場面等々・・・・・・汚れた検事の悪事はドラマとわかっていても、虫唾が走る。女性が隠しカメラを部屋に設置してまでも、告発したかった気持ちが分かるのが非常に辛い・・・・

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内容がスキャンダラス故、話題になっているようだが、編集前の映像がそのまま流れたりと、本筋以外のところでも話題になっている様子。そんなこともあってか、来週は休止になり、今までのダイジェストが放送されるらしい。途中から見始めた私にはちょうどいいタイミングだ。


藍を見つめる藍

2019-03-28 21:32:39 | たまに読んだ本

SNSで自分の好みの女性を見つけてしまった男性は、彼女がSNSに次々と上げる日々の行動の数々を逐一チェックするようになる。固有名詞が無くとも無防備に上げた写真から、行間にあるちょっとしたヒントから、彼女を特定することなど男性にはあまりにも簡単なことだったのだ。読みながらSNSと現実の境界線が無くなることを感じ、男性の見えない相手への執着心に恐ろしさを感じていたのだが、見えない恐ろしさはそのままに、ストーリーは想像もしない方向へ一気に進んでいく。

男性の目を通した女性の姿のリアルさに驚き、それゆえあっという間にストーリーに飲み込まれていく。男性の行動に驚きつつも、人の気持ちの複雑さを改めて感じずにはいられない。

 

世界を売った男 (文春文庫)
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皇居東御苑の桜

2019-03-27 21:49:44 | なんということはない日常
昨日のリベンジということで、お昼休みに再び桜を愛でに外出。
 
平川門から入り、汐見坂を上って本丸で桜を見て、その後は天守台に上がり、平川濠を背にして坂下門の方を眺める。
昼休み故、のんびりとまではいかないが、このルートでサクサクと皇居の桜を堪能。
 
満開とまではいかないが、綺麗に咲いている木が何本かあった。
 
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去年もほぼ同じ時期に同じコースで散歩を楽しんだのだが、アジアの観光客で本当にごったがえている感じだった。
あちこちから、中華圏の言葉が聞こえ、本丸にレジャーシートを広げてお弁当を食べるのも大変と言っても言い過ぎでない位の人出だったのだが、今年はかなり落ち着いている感じだった。
聞こえる言葉は英語圏の言葉が多く、彼らは季節先取りの半そで姿で、敷物も使わずに芝生の上に寝そべり、桜の木を愛でながら日光浴に余念がない様子だった。
 
去年と同じだったのは、平川門の前で色打掛と紋付き袴姿の新婚さんがお濠と桜をバックにウエディング写真の撮影をしているカップルも見かけたことだろうか・・・・

春の日差しの元、色打掛がさらに鮮やかに見えた・・・・
 
 
 
 

お花見ランチ

2019-03-26 21:06:39 | なんということはない日常

同僚が桜を見ながらランチが食べられるお店を予約してくれた。

今日はちょっと曇り空で、更に桜はまだもうちょっとという具合だったが、それでも花見ランチは年に何度も出来るものではない。

曇っていても、話題が「最近・・・腰が痛くて・・・」なんて話でも、特別感のあるランチは楽しいものだ。

皇居の周りはランニングをしている人がたくさんおり、ランニングが趣味の同僚は「私も今度走ってみるわ!」とやっぱり楽しそうだった。

 

明日、天気が良かったら、平川門あたりをぶらぶらと散歩したい。

天気がよかったらこんな景色が見られるだろう・・・

 


アイテム 第21,22,23,24話

2019-03-25 21:21:44 | アイテム 韓国ドラマ

アイテムを全部揃え、神になることを目指しているチョ会長は、とうとう神父にも手をかけて、彼の手から指輪を奪い取るのだ。
こうなると誰がドラマの主人公なのか分からなくなっている・・・

しかしカン検事やプロファイラーのシンたちもチョ会長の暗躍を指を加えてみているわけにもいかない。
せっかく刑務所からコ・デスの友人を救い出したのだ。
彼の持っている、被ると透明人間になる野球帽を使い、チョ会長の別荘からアイテムを盗み出すプロファイラーのシン達・・・

ダインの遣っていたピアニカから流れてくる音楽がいつもと違うことに気づいたプロファイラーのシンとカン検事。
「ダインは何か伝えたいことがあると、ピアニカを吹いていた」というカン検事の言葉から、ダインがメッセージ送っていることに気づくプロファイラーのシン。
ダインが残したノートには、♪一つ一つにハングルが当てはめられており、流れてくる音楽にそれを当てはめると「私はここにいるよ」というメッセージになっていたのだ。
しかし、写真のダインはだんだんと消えてしまっており、残された時間はいくらもないことが誰の目にもはっきりしている。

カン検事から奪ったブレスレットと指輪を使い、カン検事の姪のダインと、コ・デスがいる世界に入り込むチョ会長。
アイテムが無くなっても「俺には希望がかなう部屋に入る鍵があるんだ」と余裕のチョ会長。ダインが、16年前のドリームワールドに入り込み、何があったかを追体験しているところを見ると、ダインそのものが希望がかなう部屋に入る鍵のような気がしてくる。

父親から認められなかった事がきっかけで、こんな出来事をおこしているチョ会長・・・いまだにその呪縛から逃れられないようなのだが、そんな事のためにこんな超能力の世界を作り上げるとは・・・どうにも不思議なドラマだ。

彼の言いなりになっている女性検事は、心臓移植をしているようだが、その移植手術にも秘密があったのだ。
チョ会長が起こした飲酒運転によるひき逃げ事故をもみ消したのが女性検事の父親なのだが、その相手の車がなんとダインの両親の車だったのだ・・・

超能力満載のストーリーは、2時間半程度、映画館の中で楽しむのがピッタリのような気がする。ドラマとして楽しむにはあまりにも奇想天外で・・


クリスマスローズ

2019-03-24 17:46:27 | なんということはない日常

午前中に渋谷へ行く用事があったのだが、渋谷に向かうにつれて、どんどん桜の花が目に付く。

実は、自宅そばではまだほとんど桜の花が咲いていないのだ。駅のそばの桜の木も一輪も咲いていない・・・・

自宅そばで桜の花を愛でるのにはもう少し時間がかかりそうだ。

 

今は、庭のクリスマスローズが綺麗だ。

 


桜の花ドーナツ 桜フレーバー

2019-03-24 17:29:36 | なんということはない日常

ミスタードーナツの春の限定商品は桜推しだ。

ポン・デ・リングのもちもち感よりも、もっと和菓子のお餅を感じさせる生地の@桜の花ドーナツと、オールドファッションタイプの@桜ファッション。

私はポン・デ・リングが好きなので、『桜の花ドーナツ 桜フレーバー』を選ぶ。

生地の桜色はやや濃い目の色で春らしく、生地の餅感が強いので、ポン・デ・リングよりも食べ応えがある。

お値段お手頃の129円で、満足度高めだ。

暖かい日曜日の午後にぴったりの甘いものだ。


春が来るのかな春 第29,30,31,32話

2019-03-23 18:27:01 | 春が来るのかな春 韓国ドラマ

公衆の面前で身体が入れ替わってしまうというあり得ない出来事を起こしてしまう二人。
それぞれヒョンソクの芸能プロの社長に助けてもらうものの、大騒ぎになるのは当然だ。
しかし、そんな大騒ぎよりも深刻なのが、2人の記憶喪失だ。

あのマラソン大会以降の記憶だけでなく、それ以前の記憶もどんどん失っていく二人。これがいっぺんに起こり、二度と元に戻らないならまだいいのだが、元に戻ったり戻った記憶も曖昧だったり。そもそも身体が入れ替わるとう事実さえもお互いに忘れてしまったりするのだから、始末が悪い。
しかし、これを起死回生のチャンスと考えるのがポミの夫と夫の秘書だ。
このカップルも本当に似たもの同士。

特に絵画詐欺でお金を失ってしまった秘書は一生懸命だ。
薬の研究をしている2人の元に忍び込み、防犯カメラを一つも気にすることなく、冷蔵庫から薬を持ち去り、当然のようにCIA!?に身柄を拘束されるのだ。
どこまでも脇が甘い。そしてとても本物には見えないCIA・・・・(CIAはチェンジを繰り返すことで、永遠に死なないことも可能ということに興味があるらしい・・・)

大騒ぎの結果、結局薬を飲むことが出来る二人だが、どうも様子がおかしい。
本人に戻ったようにも思えるときもあれば、ボミが妙におしとやかになったり、ポムが信じられないくらい元気で暴力的になったり・・・・

逃げ続けているポミの元夫が捕まれば全部一件落着なのだが、裏金の金額が合わないことが分かり、彼がまだこっそり金を隠し持っていることが分かる。
記者のカンで、彼が実家の庭に穴を掘り、金を隠し持っていることを探り当てるボミ。
大騒ぎする息子の行動を悲しみ、その金を全部火にくべる母の姿を見ても改心しない国会議員の息子・・・・そして裁判になっても自分の主張を曲げない彼。
もう、本当に情けなくて、笑えて来る。

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ボミは自分の経験を本にして一儲けをたくらみ、そんな彼女の行動を怒りながらも、ボミウも自分の経験を映画にしようとしているのだが、どうも様子が変だ。
一ヶ月に一度だけ体が入れ替わるようになったらしい二人は、それをこっそり楽しんでいることが分かる。

「いくら秘密にしていても、ボミの行動は見ていれば分かる!」というヒョンソクだけが2人と秘密を共有しているのだ。

身体が入れ替わることだけ考えたら中途半端な解決だが、コメディとしたら、騒いでいるうちに春が来て、一件落着的な楽しい終わり方。

ドラマとしてはかなり面白い方に入ると思うのだが、数字は全くでなかった様子。楽しく見た私としては、ちょっと残念だ。


お疲れ様でした・・・・イチロー選手

2019-03-22 21:23:21 | なんということはない日常

【MLB】イチローは史上2人目の初年度&満票殿堂入り?米紙アンケートで過半数の得票

 

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2005年の4月頃発売された限定品の@イチロースターバックスカードを長い間使っていた。

特別なファンというわけではなかったけれど、一応私なりの応援方法だったと勝手に思っている。

そんな大事に使っていたカードだったのに、2年程前に失くしてしまい(お財布にしまったつもりで落としてしまったようだった・・・・)今は手元にないのだが、ブログには、何度かこのカードの写真を使いながら、文章をアップしていた。

購入した時には、初めて「イチロー」という登録名を聞いた時の驚きなどをツラツラと書いていたし、2009年の侍ジャパンの闘いの日の事も、職場の様子をアップしている。

「お疲れさまでした」と思いながら、昔の文章を懐かしく読み返す・・・

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写真は以前の携帯で撮影したものなので、画像も小さい・・・

 


クラシックティラミスフラペチーノ

2019-03-21 18:44:39 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

上にかかったチョコレートパウダーが、ティラミスを思い出させる。わずかに感じられるスポンジケーキが、これまた昔食べたティラミスの食感をわずかに感じさせる。

ティラミス・・・・・パスタを食べに行けば、最後に「流行りのティラミスでも食べてみる?」と言っていた、あの平成の始めの頃を思い出させてくれる。

私にとっては、「クラシックティラミスフラペチーノ」という名前は、平成もあと1か月を残すのみとなった今にぴったりの名前だ。

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スポンジケーキのわずかな食感が丁度いい。あれ以上小さいとボロボロに感じられるだろうし、あれ以上大きいとストローで飲み込むのが難しいだろう・・・

 


春が来るのかな春 第25,26,27,28話

2019-03-20 20:39:20 | 春が来るのかな春 韓国ドラマ

番組中に急に記憶を失ってしまうボミ。短い期間ではあっても番組中ということもあり、放送局から追い出されることになってしまうのだが、ヒョンソクの行っているネットニュースがちゃんと受け皿になっている。
(しかもすっかり英雄になっているのだ。ただクビになったわけでもない・・・)

しかし、身体が入れ替わるタイミングもどんどん時間があくようになり、その上記憶があいまいになる機会もどんどん増えている様子。
確実に薬の副作用が効いているようだ。

自分の財産を夫の秘書に横取りされてしまったことを許せないポムは、ボミの母の力を借りて、絵画詐欺を決行。詐欺にかけてはプロのボミの母が仲間であれば彼女を騙すくらいは朝飯前だ。
国会議員が踏みつけたキャンバスに残った赤い絵の具を、高額な絵だと思い込み持っているお金を全部つぎ込む彼女・・・・

騙されたと知り大騒ぎする彼女のために、ヒョンソクの事務所を訪れる国会議員は、そこでボミとポムの身体が入れ替わる場面を目撃してしまうのだ。

この国会議員・・・検事だったとは思えない位軽めの人物。今回の出来事も、なんとかして自分に有利に仕えないかと考えるだけだ。

そんな事になっているとは思わないボミは、ヒョンソクの活躍も自分の手柄、自分の手柄は当然人には渡さないという人生のモットーを堂々と実行しているのだが、そんな中でも記憶を失う場面はどんどん増えていく。
(母との思い出の詰まったカチューシャもただのゴミと勘違いする位だ。)

もう二度と身体が入れ替わらない薬を待ち続けるものの、「記憶がなくなる可能性がある」という副作用について話を聞くチャンスを逃す2人。

ボミだけでなく、ポムも夫が家を出て行ったことを忘れてしまうのだ。

そしてとうとう2人が恐れていたことが起こる。
ボミはニュースの放送中に、ポムは復帰記者会見の場で、身体が入れ替わってしまうのだ・・・


世界を売った男

2019-03-19 21:33:25 | たまに読んだ本

朝、車の中で目覚めた刑事。捜査中の事件の事を考えつつ、自分の勤務している警察署に向かうものの何かが違う。自分が知らない間に6年もの時間が経っていたことに気づく刑事。

ミステリーとタイムトリップの融合なのか?などと突っ込みを入れる間などない。6年が経ってしまっていることを周囲に隠しつつ、もう一度6年前の事件の謎を追いかけることになる刑事。

6年の謎を解くカギがどこかにあるはず、案外簡単にその謎は解けるはず、騙されるな・・・と思いながら読んでいても、狭い香港の中をスピーディーに駆け回る展開にあっという間に飲み込まれてしまう。謎を解くために、次の場所に向かうのも、狭い香港ではあっという間なのだ。読みながら「あれ?」と思うところがあっても、そのパワフルな熱気に押され、立ち止まって考える暇がないのだ。眠らない街香港の熱気を感じながら、勢いに乗って読み進めたい本だ。

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世界を売った男 (文春文庫)
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アイテム 第17,18,19,20話

2019-03-18 21:14:35 | アイテム 韓国ドラマ

ブレスレットを狙うチョ会長が乗り込んだトラックに追突され、怪我を負うカン検事を救ったのは、ブルーのトラックに乗った男。カン検事の手首にゴム印を押すとさっと現場を立ち去る男だが、どうやらゴム印には傷を癒す力がある様子。その後チョ会長の通報により警察が事故現場にやってくるも、今度は神父に助けられるカン検事。

プロファイラーのシンは、神父がカン検事を助けたことにも驚くが、もっと驚いたのは、神父が連続殺人犯だったことだ。

父親に認められずにゆがんだ性格に育ったチョ会長は、父が家族を省みずにドリームワールドで子供達を可愛がる姿にイラつき、ただそのイラつきを押さえるために建物内に子どもがいるにも関わらず火をつける。それを見つけたカン検事の父親に全ての罪を擦り付ける。
それを知った神父は、チョ会長が犯人だということを隠蔽した人物をターゲットに制裁を加えていたのだ。
プロファイラーのシンが驚く事実はそれだけではない。自分のパートナーである刑事が16年前も同じ姿だった事、そして今、彼と神父が同一人物になって制裁を加えていた事・・・・

16年前の火事で亡くなった子供達の遺留品は、超能力を使える力を秘めたアイテムとなり、そのアイテム全てが揃えば、望みがかなう部屋に入れる力を持っているのだ。
そのために全てのアイテムをそろえようとするチョ会長と、現実の世界と死後の世界の狭間にいる姪のダインを助けるためにアイテムを集めようとするカン検事・・・・

超能力プラス死後の世界という「世にも不思議な物語」はカン検事が逃亡犯になったことで佳境に入ったようだ。