私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私の彼女は九尾狐 第15話、最終回

2010-10-02 18:10:44 | 韓国ドラマ は行
2人が別れて1ヵ月後。
中国の撮影から帰り、おばさんの代わりに犬を公園で散歩させている時に偶然ミホに出会うテウン。
ミホはおばさんが散歩させる時間を見計らって公園に来、犬にえさをあげていたのだ。
ミホが犬の匂いも感じなくなっており、携帯電話のやり取りに聞き耳も立てることができなくなっているのを知り、自分と別れても彼女の尻尾が無くなり続けるのを止めることが出来ず、死に向かっているのではと心配し「お前はいま何ミホなんだ?(尻尾が何本残っているんだということ。)」とたずねるも勿論ミホが答えるわけもない。

獣医のドンジュとの結婚式をテウンに見せ、さらに日本に旅立つところをテウンに見せれば、自分が居なくなってもテウンはあっさり自分のことを忘れるだろうとおもっているミホのこと。あっさり自分の尻尾がもうあと少ししか残っていないことなどなかなか教えられるわけなどないのだ。

しかし結局自分の尻尾がもう1本しか残っていないことを結局テウンに教えるしかないミホ。
さらにミホは玉を自分の身体から出し、テウンのために取っていたのだ。
玉をドンジュに託し、さらに嘘をついてテウンにその玉を飲ませることをお願いするミホ。
何百年も前、ミホ(前世のミホ?)のためにミホを殺したにも関わらずミホは幸せにはならなかった。今回もとても幸せになるとは思えないが、テウンに玉を飲ませるドンジュ。
そしてテウンに嘘をつき続けるのかと思ったら、なんと本当のことをテウンに打ち明けているではないか。
半人間ドンジュ、結局自分はミホを見守るしか出来ないと観念したらしい。
ミホが消えてしまうまでのあと数日を楽しく過ごそうとする2人。

異文化恋愛交流も悲しい結末を迎えるのかと、明日がない最後の一日は、非常に切ない展開。
明日があるってなんて幸せなことなんだと、しんみりしつつ、そしてやっぱりテウンの前から消えてしまうミホ。

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そして・・・・何年後だろうか、テウンは若手男優として頑張っており、テウンの友人はなんと監督になっているではないか。そしてそこにやってきた日食。
神秘的な日食が終わった後に待っているのは、勿論ハッピーエンディング。

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テウンを演じるイ・スンギが何故おば様達に人気があるのか良く分った。
嫌味が全然ないのだ。
悪の香りはしないのは、ちょっと物足りないという人もいるだろうが、嫌味がないというのは、努力して手に入るものでないので、非常に貴重なものだと思う。

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「クミホ?尻尾を9本なんて、CGでやったらお金がかかるんだよ!!」監督になったテウンの友人にこんな台詞を言わせるなんて・・・・確かに尻尾が浮かび上がる場面は必要最小限だったような気がする。
まぁ必要最小限の方が印象的だったかもしれないが。。。