彼の後任だった本部長の失脚により、ジュヨンの本部長復帰というシナリオが、完成。これでリニューアブルプロジェクトに向けて万全の態勢で臨む事になるジュヨン。
危機回避の為のジュヨンの行動が、やや悪質ユーチューバーの出現で物議をかもすも、日和った態度をせずに凛とした態度で臨むジュヨン。
勿論こういったあれこれトラブルも乗り越え、更にはスジョンの後押しもあり、祖母である会長との溝も埋める事が出来たジュヨン。
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最後は、自分の好きな事に正直になったジュヨンの行動が実を結ぶという、ハードロックやアニメ、ゲームの存在に救われたというジュヨンの姿を徹底密着。ジュヨンが好きな物に励まされて来た事、好きな事が生きる力を生み出すという事を折に触れ描いて来たドラマらしい展開だ。
自分も趣味を作ろうと努力するスジョンに「好きな事に努力はいらない」とオタクらしい感想を述べつつも、自分を理解しようとしてくれるスジョンの気持ちを温かく感じるジュヨン。
悪意を持った登場人物が一人もおらず、ただ、家族を大事に思うが故の行き違いに苦しんだジュヨンが最後に幸せを掴んだというラスト。ちょっと甘すぎな感じもあったけれど、若々しいラブコメらしい展開。
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個人的には、会長のファッションがとてもオシャレで毎回楽しみだった。演じるパン・ヒョジョンが貫禄たっぷりだったのは勿論なのだが、明るい色を多用しながらも、華美ではなく、若々しく、そしてカリスマ性も感じさせる佇まい。やり過ぎでない自然なシルバーヘア。私も白髪が多い方なのだがあんな風になかなかお洒落にはアレンジできない。憧れの髪型だ。
そしてEGGDROPのサンドウィッチ、VOLVOの車そして,KOPIKOのコーヒーキャンディタブレット。これらのブランドの商品が毎回毎回、凄いインパクトで登場していた事も忘れられない。