私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

インスンはきれいだ 第7話

2007-11-29 21:04:40 | 韓国ドラマ あ行
「私が死のうと生きようと誰も関心なんかもたないはずだったのに・・・一体なにがどうなっているんだか・・・」
地下鉄女として急に注目を浴びるようになり、生放送の@時事討論会のゲストにまで呼ばれるようになったインスン。
「なんでよりによって私が。。。あの番組は頭のいいひとが出るものですよね?」と拒否するインスンに「イメージがいいから出るのよ!」と女優母はラジオ番組の失敗をすっかり忘れてしまった様子。

生放送に出ることになる、さらに弟として育ったクンスはどうやらお金に困って自分を探しにきたらしいことを妹から聞き、困惑するインスン。
おばあちゃんの形見の指輪を渡し、「返せないお金なんてないから就職しなさい」と言ってもクンスは聞く耳持たず。
堅気の職業についていたとは思えないクンスの落ち着きどころを準備しようと、先生に頼んだり、母に頼んだりするインスン。自分の事ばかり心配しているわけにはいかないのだ。

@討論会にゲストとして参加することになったインスンのことが心配で仕方ないサンウ。
「主題はなんだ?えっ?自殺増加について?言葉に詰まって放送事故になってもこまるからな。カメラが自分のほうに来たら、ここは私の部屋だと思え。それで自分の考えを話すんだ」
「いくら辛くても、勇気が・・・・」そんな風に練習するインスンだが、特別ゲストですなどと拍手をされるも「生放送で時間切れです」と結局何も話さずに終わってしまうのだ。
ラジオ放送の失敗再びかと思いきや、体験談に涙するインスンの顔がアップになったことで、また好感度アップ。
「私の人生って一体どうなっているのか・・・」自分で自分の人生がどうなっていくか全く分からず、途方にくれるインスン。

そんなインスンが気になって仕方のないサンウ。
インスンの思い出のソルロンタンを二人で食べながら、
「これからは、誰かお前のスケジュールを管理する必要があるだろ?」有名になったインスンを気遣うが、インスンは自分が有名になったから、皆親切になったんだとそのやさしさを本当だとは思えないのだ。サンウは屋台で買った小さいアクセサリーをインスンへのプレゼントとして準備するのだが、そんなにうまくいくはずはない・・・
「お前は人助けをしたんだ」というサンウに「私は人を殺したの」と言うインスン・・・

***
女優母とサンウ父の関係も気になる。サンウ父は、インスンの母に上着を貸し、次に会う口実を作っているのだ。しかし女優母は、サンウ父云々というより、誰かに愛されるということで満足をしたい様子。


人生って辛くて、悲しくて、そしてどこか滑稽・・・そんな不思議な雰囲気のドラマ。
インスンのナレーションがもっと理解出来たら、もっと面白いのだろうが、台本をチェックする間もなく・・・とりあえずドラマはさくさく進む。

ぼくの最後の恋人

2007-11-28 21:05:00 | 映画鑑賞

原題は「千杯不酔」英語タイトルはdrink drank drunk
お酒はいくらでも大丈夫という女性(ミリアム・ヨン)と旅に憧れる料理人(ダニエル・ウー)が主演のラブコメディ。

お金よ!お金儲けよ!という実業家気取りの女史が出てくるけれど、それ以外は誰も悪人がおらず、楽しい感じの映画。


ユーミンの歌に「男はいつも最初の恋人になりたがり・・・女はいつも最後の愛人でいたいの」という歌詞がある。邦題からそんな物語を想像していたのだけれど、勿論そんなセンチメンタルな映画ではない。この歌詞をもっともっと現実的にコミカルにした映画。
イー・トンシンがコメディを撮ってみたら、こんな感じになりましたというところか。

かなり軽めの映画。でも仕事をさくさくとこなすダニエル・ウーの姿勢には共感するものがあるので、楽しく鑑賞。

ぼくの最後の恋人

ジェネオン エンタテインメント

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暴君ハバネロの旨スープ

2007-11-28 13:23:33 | なんということはない日常
冬に向けての新しい商品として、自販機に入ったらしい。皆、自分で試して見るまでには気持ちが盛り上がらないらしいが、気にはなるらしい。飲んでいる人を見かけると、一様に質問攻めにしている。が質問された人は、私も含め皆答えに窮している様子。気になる人は、是非自分で体験して欲しい。


約束

2007-11-27 21:29:58 | 映画鑑賞
北朝鮮で結婚の約束をした男(チャ・スンウォン)と女(チョ・イジン)が、別々に脱北し、そして韓国で再会するも・・・・という映画。

先に韓国にたどり着いた男は、政府から支給された定着金を全部つぎ込み、バイトというバイトをやり、なんとしても彼女を韓国に呼ぼうとする。しかし簡単に事は進まない。資本主義社会の中で、日々の生活に疲れていく男。

劇的に再会を果たしても、それが幸せには繋がらないのだ。再会の後にやってくる会えなかった時とは別の悲しみ。
****
見ている時よりも、見終わった後に時間差で悲しみがやってくる映画だった。
幸せを夢見、別の幸せを見つけ、その後悲しみと幸せが一緒にやって来る。チャ・スンウォンとチョ・イジンという主演の組み合わせにリアリティがあり、更にそれが悲しみを誘う。シム・ヘジンの設定も妙にリアルで(チャ・スンウォンより年上という設定だろう)これも涙を誘う。

*****
原題は@国境の南側
脱北した男女二人の悲恋にスポットが当たっていたタイトルだ。
約束というシンプルなタイトルもいいけれど、原題も捨てがたいものあり。


ポスター

2007-11-27 21:26:43 | ソン・スンホン(宋承憲)
ポスターも出来上がったらしい。
「背を向けた瞬間 俺たちは敵になった」(多分こんな感じ)

右下の小さい文字
「友達の心臓を狙った宿命」(多分こんな感じ)

やっぱり友情と裏切りの映画なのだ・・・

****
なぜ上半身裸のポスターなのか?ということよりも、この場合は「見せられる上半身であるかどうか?」ということの方が重要なのだろう・・・




アイ・イン・ザ・スカイ

2007-11-26 21:11:30 | 映画鑑賞
(2007・11・23 東京フィルメックスで鑑賞)

追跡班、狙撃班、分析班等等。
香港警察では犯罪者を追い詰めるためにはこんな風に分業制がとられているのだ。
追跡班はみたことをそのまま覚える。そして対象者を決して見失わないように、目立たないようにただただ後を追跡するのだ。

小豚というコードネームの追跡班新人女性が、犬頭という男性チーフに育てられ、立派な犬女!(立派な追跡員)になる。厳しいけれど、やさしさ溢れるOJT物語だ。

犬頭のサイモン・ヤムが、街に溶け込むようなちょっとおなかの出た追跡員。追跡される男はレオン・カーファイ。アイ・イン・ザ・スカイ というタイトル通り、追う者、追われる者を上から撮る画が多く、狭い香港の路地を感じながらも、スピード感を感じる映画だった。香港映画らしくさくっと90分ちょっとで終了なのも後味よし。
(ジョニー・トー作品の脚本を担当してきたヤウ・ナイホイの監督デビュー)


サイモン・ヤムも出演している@ザ・ミッション 非情の掟
サイモン・ヤムだけのことを考えたら他にもっとお奨めの作品があるのかもしれないが、映画としてならこの映画が一押しだ。

ザ・ミッション 非情の掟

ケンメディア

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インスンはきれいだ 第6話

2007-11-25 21:25:49 | 韓国ドラマ あ行
「地下鉄がなに?どうしたの?」
インスンが地下鉄で人助けをしたことが分かり、大騒ぎになるインスンの周囲。
注目を浴びる娘に嫉妬とも思える目を向ける母、大喜びするおばさん、そして
同級生ということで、インタビューを企画することを強要され、困惑するサンウ。

「実は地下鉄なんですが・・・助けようと思ったんじゃなくて」と母に告白しようとするインスンだが、女優母は聞く耳もたず。
「これが人生のチャンスよ。ちゃんとこのチャンスをつかむのよ。私の言うとおりになさい」と
短い髪を無理やりセットされ、話題の人物としてラジオの生放送にまで出演することになるインスン。

「なんでそんな勇気が出たんですか?」
「なんだか気が付いたら・・・勇気もないし・・・」
「お母様は舞台女優さんですよね?」
「イタリアで勉強をされたという話ですが・・・」
(そんなこと聞かれても・・・)
「イタリアには行ったことはありません」と言い出し周りをあわてさせるインスン。「あのイタリアへは行ったことないけれど、ピザは上手に作れます・・・」ますます周りをあわてさせるインスン。
「インスンってちょっと面白い名前ですね?」
「歌もお上手でしょうか?いえいえ」
ADが首になったら困るというたったそれだけの理由で、のど自慢だったらすぐに鐘一個で終わるような歌まで歌うことになるインスン。
(それも最後までだ。途中で止めればいいのに・・・でもそれがインスンなのだ。)

勿論 これが母の逆鱗に触れないわけがない。。。
「有名になるのが怖いんです」娘のそんな気持ちが分かるわけなどない母。

傷心のインスンを追いかけるサンウ。
「上手くいったのか?」
泣きそうなインスンを「独占インタビューだ!」としゃれたイタリアンレストランに連れ出すサンウ。
しかし子供の頃とは二人とも様子が違う。
「独占インタビューなんてしないよ。心配しているんだ」そんなサンウの言葉を素直に聞けないインスン。
インスンもサンウの優しさが分かっていないはずはない。しかしやっぱり子供の頃の二人ではないのだ。



「地下鉄に飛び込みたいほど辛かったのか?」地下鉄女になってしまった理由を一番分かっているのは、やっぱり先生だけなのだ。
しかしそんな先生にも悩みあり。
ウンソクはどうしてもインスンがお母さんだと思いたいのだ。
「お父さんが毎日毎日帰れっていうから、お姉ちゃんがお母さんになれないんだ。
お父さんを恨むよ。お父さんが出て行けばいいんだ・・・」
インスンの元担任として、ウンソクの父として、先生はどうすればいいのだろう?


クンスの後を付けるチョンア。しかしクンスにとっては、チョンアをからかうなど朝飯前だ。
「お姉ちゃんが有名になったの知らないんですか?お姉ちゃんが来るまで待ってないの?私と一緒に一杯やりませんか?」
「もしかしてボクシング選手ですか?ああ やっぱりそうなんですね」(ただ喧嘩で殴られただけなのに・・・)
ヤクザな男@クンスが気になる世間知らずの純粋な妹チョンアはどうなる・・・
「お姉ちゃんのおかげで自由になれたの。ありがとう。オーディションに行かなくても怒られないし・・・それにおねえちゃん!おめでとう!有名人ね」とどこまでも純粋な妹チョンア。

****
「あんたお笑いになれるわよ!」刑務所仲間からの電話であの歌が逆に話題になっているのを知りびっくりするインスン。興味本位でヘタウマが思わぬ人気を呼ぶのは、韓国でも同じらしい。

インスンはきれいだ 第5話 後半

2007-11-25 20:10:48 | 韓国ドラマ あ行
両親のいない少年(イワン)はインスンのおばあちゃんに可愛がられ、インスンと姉弟のように育ったのだ。青年クンスはなぜ今インスンのもとにやって来たのか?
勿論インスンに金の無心をするクンスだが、これまでどんな風に生きてきたのかはインスンに話さない。
(なんとクンスンはインスンの友達のところを訪ねてインスンを探していたらしいのだが・・・)

高い携帯を買ってもらっても、綺麗な洋服を買ってもらっても、それはある意味、女優である母の見栄のため。
「イタリアで大学も出て、デザインを専攻していたのよ!」
本当のことを言ったらどうなると思う?この世の中がどんなに怖いか分からないの?私の言うとおりになさいという母の言葉に
凍りつくインスンだが「それでも娘っていってくれてありがとう」そんな風に思おうとするが。
気難しい母親の付き人は一筋縄ではいかず。「待ってろ」といわれたからまっていれば、気が利かないといわれ・・・女優母は非常にわがままなのだ。駐車場でも待ちぼうけを食うインスン。
駐車場でパンを食べるなんて、どんだけ辛いんだか・・・そんなインスンに「免許証ないの?」という女優母の言葉。。。インスンの苦悩は続く。


刑務所にいた時は、ここから出ればなんでも出来ると思っていた。
お母さんがいなかった時は、お母さんさえいればなんでも出来ると思った。
今・・・
刑務所も出て、お母さんもいるけれど、ちっともありがたいと思えなかった・・・
我慢し、そして悩むインスン。

インスンのことが気にかかり悩むサンウ。
「話題の地下鉄女!は果たして誰なのか?」ネチズンが興味津々だった女性が、落とした携帯電話から名前が分かり・・・
やっとインスンだと気づくのだが・・・
****

インスンの母のもとにやってきたファンレターの差出人はサンウの父親に違いない。
ラジオの放送も食い入るように聴くサンウ父。

プレゼンターとしてのお仕事

2007-11-24 20:59:26 | ソン・スンホン(宋承憲)
入り口でポーズを取る俳優たち。

23日の夜、第28回青龍映画賞授賞式でプレゼンターとして登場したらしい、白いジャケットと黒いパンツ姿のスンホンの写真もあり。

KBSで生中継があったらしいのだが、その頃は中華料理とビールで楽しい宴の最中だったので、実際のお仕事は確認出来ず。

アイ・イン・ザ・スカイ  東京フィルメックス

2007-11-24 14:20:11 | 映画鑑賞

追跡班、狙撃班、分析班等等。
香港警察では犯罪者を追い詰めるためにはこんな風に分業制がとられているのだ。
追跡班はみたことをそのまま覚える。そして対象者を決して見失わないように、目立たないようにただただ後を追跡するのだ。

小豚というコードネームの追跡班新人女性が、犬頭という男性チーフに育てられ、立派な犬女!(立派な追跡員)になる。厳しいけれど、やさしさ溢れるOJT物語だ。

犬頭のサイモン・ヤムが、街に溶け込むようなちょっとおなかの出た追跡員。追跡される男はレオン・カーファイ。アイ・イン・ザ・スカイ というタイトル通り、追う者、追われる者を上から撮る画が多く、狭い香港の路地を感じながらも、スピード感を感じる映画だった。香港映画らしくさくっと90分ちょっとで終了なのも後味よし。
(ジョニー・トー作品の脚本を担当してきたヤウ・ナイホイの監督デビュー)


ぼくの最後の恋人 中国映画祭2007

2007-11-24 14:08:18 | 映画鑑賞

原題は「千杯不酔」英語タイトルはdrink drank drunk
お酒はいくらでも大丈夫という女性(ミリアム・ヨン)と旅に憧れる料理人(ダニエル・ウー)が主演のラブコメディ。

お金よ!お金儲けよ!という実業家気取りの女史が出てくるけれど、それ以外は誰も悪人がおらず、楽しい感じの映画。


ユーミンの歌に「男はいつも最初の恋人になりたがり・・・女はいつも最後の愛人でいたいの」という歌詞があるけれど、ちょっとだけそんな雰囲気がある映画だった。勿論そんなセンチメンタルな映画ではない。この歌詞をもっともっと現実的にコミカルにした映画だったけれど・・・
イー・トンシンがコメディを撮ってみたら、こんな感じになりましたというところか。