前回の続きのようになりますが、皆さんはホームドクターをお持ちですか。
和田先生の著書「80歳の壁」には大きな病院の専門医より、地域の町医者が幸齢者向き、と。
和田先生は私たち高齢者を「高齢者」ではなく「幸齢者」と呼んでいらっしゃいます。
大病院の専門医は高齢者を診る経験が少なく、高齢者の基本が分かっていない可能性がある。
検査数値にばかり拘り、正常値にすることが健康であると考えている。
高齢者にはその個人個人にあった診療をすることが大切と力説なさいます。
臓器別診療ではなく、トータルな健康を考えてくれる医師が高齢者にとって良い医者と言えると。
確かに仰る通りですね。
自分にとって名医とは?いつも考えさせられます。
「この先生に私の最期を看取ってほしい」と思える医師に出会えれば最高の幸せですよね。
今の私にそういうドクターがついているか?
ハイとははっきり言いきれませんが、今のところホームドクターと決めた先生は居るにはいます。
自宅近辺には徒歩4~5分の場所に2軒クリニックがあります。
Aクリニックは私がここに引っ越してきた頃からあり、中堅病院の付属のクリニックです。
BクリニックはAクリニックで雇われ院長をしていらした先生が開業をなさったクリニック。
とても温厚な物腰の柔らかな先生で、さらに我が家に近く、開業なさると同時に私もそちらへ。
規模としてはAクリニックの方が大きいですが、Bクリニックの方が建物も清潔感があり、
アッとホームで居心地がよく、奥様が検査技師でいろいろな検査もしてくださいます。
そこで7月初め、区の健康診査をして頂きました。
和田先生に言わせると、「高齢者は健康診断はしなくていい」そうですが、そう言われてもね~。
やはり数値は気になります。
眼以外は全て正常と言われ、ホッとしています。
眼のみ要経過観察。3か月に1回定期的に眼科へは通院、毎日の点眼は欠かせません。
コレステロールや中性脂肪、血糖値などが気になるところですが、まずまずでしょうか。
男性72,68歳、女性75,38歳!もちろん皆さんこの数字ご存知ですよね。
いわゆる心身ともに自立して健康でいられる年齢「健康寿命」です。
夫はとっくにその年齢を過ぎ、私も元気に通過です。
これからも今の調子で元気に過ごしてまいりたいと思います。