世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

目指せ還付金~セルフメディケーション税制

2018年02月09日 | 医療 健康 美容


宇野昌磨団体SP1位です!頑張れ、日本!

前々の確定申告の記事でセルフメディケーション税制というのがあることに触れました。

勉強不足か、全く初めて耳にする言葉に「一体これ何?」とキョトンとした私です。

夫も納税に関しては私任せで関心もなく無知です。ただこの単語はどこかで目にした気がするとは申していました。

きっと新聞の片隅にでも書いてあったのでしょう。

皆さんは昨年度からのこの新しい税制をご存知ですか?

記事に取り上げようとした矢先、昨日の日経の朝刊に「納税難民」と題した記事でこの税制についてふれていました。

セルフメディケーション税制は健康の保持増進、疾病の予防に取り組んでいる人が、

スイッチOTC医薬品(一般に市販されている医薬品で医療用から転用された一部の薬品1600品目)を購入した場合、

12000円以上を超える部分が控除されるという税制です。

目的は自助努力で病気を予防、健康を保ってもらい、できる限りは社会保障費を減らそうということのようです。

要するに「あまり病院に行くな」ということのようですね。

厚生省は当初全ての市販薬品を対象にしようとしたそうですが、医師会の猛反発があったそうで、

対象薬品は2割強に抑えられています。それではその対象の市販薬とは一体どれ?と思いますよね。

ドラッグストアーでは最近「セルフメディケーション税制対象薬品」という表示をしているところもあるようです。

我が家の近所のドラッグストアーでは商品名に★印のしてあるのがセルフメディケーション税制対象商品です。

同じガストールでも錠剤は対象商品、顆粒は対象外。

箱に表示されている薬もあります。

そして領収書にもその表示が印字されているそうで、その控除の申告の際にはその領収書が必要です。

またネットでも対象薬品の一覧が掲載されています。見つけました。

セルフメディケーション税制対象医薬品目一覧 ←こちらをクリックしてください。

これら薬品は2カ月ごとに見直されるそうです。

また予防注射、企業で実施する健診診断や自治体の成人病検診、癌検診などの費用も対象になります。

我が家にある市販の常備薬を調べてみました。胃腸薬の「ガストール」のみが対象薬品でした。

非常に細かく分類されていて、日経に掲載されていた例をここにひとつあげさせていただきます。

武田薬品工業の滋養強壮剤「アリナミンEXゴールド」は税控除対象、「アリナミンEXプラス」は対象外!

厚生省が指定する成分が含まれているかどうかが分かれ目のようです。あ~ややこしい!

医療費控除は診療費、処方箋の薬代、市販の薬代、全てが対象ですが、保険で補填されると10万円に満たない場合があります。

そうした場合、市販の薬代を切り離すと、それだけでセルフメディケーション税制で控除が受けられるかもしれません。

それによって課税所得額減額され、税金の還付があるかもしれません。また翌年の住民税にも影響してきます。

市販薬品も決して安くはありませんもの。家族で何やかやと薬を購入していると、年間12000円ぐらいにはなるのでは?

我が家では夫の点鼻薬、花粉症の薬、風邪薬,湿布、経皮鎮痛消炎剤、胃腸薬、鎮痛剤、頭痛薬等でしょうか。

これからはこれらの薬も、この税制対象の市販薬品の中から選ぶように気を付けたいと思います。

目指せ!還付金ゲット!

コメント (14)
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