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世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

ドイツ 思い出のクリスマス

2016年12月23日 | 日常の生活


ベルリン中心街カイザー・ヴィルヘルム記念教会です(2008年ドイツを訪れたとき撮った写真です)。

この美しい広場ででまたもや悲しい事件が起きました。テロのようです。

なんという痛ましいことでしょう。

楽しい楽しいクリスマスマーケットのはずが・・・・・。許せません。

犠牲になられた方々のご冥福を遥か彼方日本より心からお祈り申し上げます。

 

1977年~1982年まで私も夫の海外赴任のため、西ドイツデュッセルドルフで生活していました。

その当時のドイツのクリスマスの思い出、少し聞いていただけますか?40年近く前のお話です。

ドイツのクリスマスは商業主義に走る日本のクリスマスと違い、

それはそれは美しく清らか厳かなものでした。いまでもそれは変わらないでしょう。

4週間前からアドベンツクランツ(置き型リースのようなもの)に4本のキャンドルを立て、

一週間ごとに1本づつ火を灯していき、クリスマスを待ち望みます。

どんなものかは皆さんよくご存知かもしれませんが、以下のURLをクリックして頂けると、

アドベンツクランツの説明と画像が沢山出てきます。

https://www.netdekrefeld.de/2014/12/01/golf/

私たちは無宗教、それでもクリスマスのドイツの風習を家族で共に楽しみました。

 

もうひとつの楽しみがアドベントカレンダー!

これは今では日本でも市販されていますが、ドイツでは手作りする家庭が多いようです。

私も子供たちのために作りしました。

当時の写真がありませんので(探せばあるかも)、手元にある懐かしい本からの写真です。こんな感じ!

 

子供部屋の窓にロープを渡し、1~24までの数字入りの箱や包みや、くるみの殻やらをぶら下げ

中身はチョコーレート、キャンディー、コインなどなど。その他子供の喜びそうな物を入れておきます。

クリスマスまでの毎日、小さな喜びに出会えて子供たちはドキドキ、ワクワク!

作る大人側も楽しめる良い習慣です。

 

そしてサンタクロース。日本ではサンタクロースは24日の夜にやってきます。

ドイツは12月6日にやってくるのです。渡独して最初のクリスマス、驚きました。

近所のドイツ人の男の子が6日、我が家の子供たちに、

「サンタクロースに何もらった?僕は本だよ」って言ったのです。

えっ?キョトン! サンタクロースは24日にくるんじゃないの?返事ができませんでした。

後で知ったことですが、ドイツではもともとクリスマスの日にプレゼントをする習慣はなく、

12月6日のセント・ニコラスの日にニコラスがプレゼントを持ってくるのが伝統だそうです。

良い子にはお菓子を、悪い子には鞭をと言われていました。

実はその年も玄関のドアにお菓子がぶら下げられていました。

ハウスマイスター(大家さん)のご好意によるものでした。

我が家の子供たちはまだまだ小さかったので、サンタの存在を100%信じていました。

翌年からは子供心に鞭が入っているんではとビクビクしていましたよ。楽しい思い出です。

でも私たちは日本人!やっぱりサンタクロースはドイツにいても24日の晩にやって来ました。(笑)

それもいつも私たちがスキーに出かけている留守中に!

 楽しい思い出いっぱいのドイツで過ごしたクリスマスでした。

今日はクリスマスイブのイブ!一足早く、

Merry Christmas !

Frohliche Weihnachten !

 

 

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コメント (5)
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