風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

3泊4日ワインディングの旅 ~その3~

2009-05-06 | 
戸隠のように凍えない夜は快適だ。朝もすっきりと起きられる。今日のメインはなぎさドライブウェイ、砂浜の道路だ。そして白川、高山経由で長野の開田高原を目指すことにする。

早朝の海岸線のワインディングを抜けると間垣と呼ばれる竹で作った高い垣根に囲まれた集落があった。強い風が吹くことを語っている。


国道249号を南下しなぎさドライブウェイを目指す。なぎさドライブウェイの入り口は砂がやわらかくタイヤが取られ真っ直ぐ進めない。これはダメか?と思い少し進むと砂は固くなった。そして砂浜を流す。気持ちよくてヘルメットの中で笑ってしまう。

約8キロの砂浜を走る。気持ちいいのですれ違うバイクにサインを送る。


サイドスタンドは当然役に立たず、センタースタンドもご覧のように砂にめり込んでいる。バイクが倒れなくてよかった。


なぎさドライブウェイを堪能した後国道471号を南下し白川郷を目指す。

途中のチューリップ畑で。


国道156号を白川郷へ。途中五箇山の菅沼集落に立ち寄る。今回唯一のちゃんとした観光。白玉小豆アイスを食べて身体を冷やす。

タイムスリップしたような合掌造りの集落。






そして白川郷へ。がーん、駐車場は満杯。観光客で大混雑。ここは避けよう。集落を半周して山の展望台へ。


岩魚とニジマスの定食を食べた。今回食べた唯一の地物。うまかった。


国道156号、158号で高山の街へ。ここも観光客でいっぱいなので静かな裏道を選んで街並をちょっと楽しむ。オヤジの一人旅にはそれぐらいでいい。

国道361号を開田高原へ向かう。御岳明神温泉やまゆり荘で身体を温めキャンプ場へ。ビールと焼酎でまた夜空を眺める。

キャンプ場にて。


今日も快晴、木曾御岳山。


野麦峠に向かう。走りがいのある道が続く。早朝なので峠の資料館もまだ空いていないのでそのまま木曾方面へ。あいにく北側斜面は残雪の雪解け水で濡れていた。

10数年前に通った権兵衛峠は立派なトンネルとなっていた。うーん、旧道を通ればよかった。伊那、高遠を経て中央高速へ向かう。途中三峰川沿いで雪山を眺めながら遅い朝ご飯。

国道152号沿いの農道でいい感じの橋を発見し立ち寄る。橋にパニアをこすりつけてしまった。まぁいいか。


八ヶ岳PAでざるそばを食べて家路へノンストップ。家族へのお土産は戸隠蕎麦、飛騨牛の昆布巻き、信玄餅と食べ物ばかり。

家についてキャンプ道具の片付けと洗車。リアタイヤを見てびっくり。真ん中はつるつる。伴ちゃん(Bandit 1250S)の総走行距離は約4800キロ。今回の走行距離は1430キロ、悪路のワインディングでこうなってしまったらしい。


上州・信州・能登・飛騨をまわって感じたこと。日本にはまだまだ子供たちに残せるものがあるってこと。日本はバイクで旅をするのに丁度いいってこと。国道からちょっと外れると人々の暮らしがそこにあること。これからもまだまだいっぱい走ろう。

おしまい。

おまけ。友人がYahoo!ドライブを利用していて簡単だよとのことなのでルートマップを作ってみた。
3泊4日ワインディングの旅
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