8/2 晴れ
礼文島には2泊した。最初は3泊しようかと思っていたのだけれどもう一山がっつりと登りたいなと思い礼文島を後にした。
フェリーに乗る前に漁協の直売所でお土産を買って家に送った。ホッケの一夜干しにちゃんちゃん焼き、そしてとろろ、とろろは利尻昆布100%のものでお店のおばちゃん推しだ。
さようなら礼文島、また歩きにくるよ、それから炉端焼きとうに丼も食べにくるよ。それに礼文敦盛草(レブンアツモリソウ)に礼文薄雪草(レブンウスユキソウ)も見に来たい。
稚内へ向かうフェリーから利尻山が見えた。富士山もすごいけど利尻山もすごい、裾野が全部海に繋がった島なんてまるでSFの世界だ。
稚内に向かうバイクは2台、そのバイクに乗る方と船室で話をした。北海道に単身赴任して北海道が好きになり、こっちに住むことにしちゃったそうだ。勤めていた会社は辞めてしまったそうだ。それだけの魅力をその人は感じたんだな。
程なくして稚内にフェリーは接岸した。そこから右手に利尻山を眺めながら海沿いの道を南下した。
海沿いの道、オロロン街道にペンギンみたいな鳥のモニュメントがある。羽幌の手売島だけに生息するウミガラス、オロロン鳥と言うらしい。このモニュメントは前から気になっていたので寄ってみた。
留萌から内陸部に入って旭川から美瑛に抜けた。美瑛は北海道で一番訪れている場所かもしれない。そして美瑛の隣町の上富良野にある日の出公園キャンプ場に向かった。
日の出公園キャンプ場は勝手知ったると言う言葉が合うキャンプ場でこの辺りに来たら必ず寄っている。情緒溢れるフラヌイ温泉にスーパーふじ、どちらも必ず利用する施設だ。この日記を書いていてフラヌイ温泉の冷泉を懐かしく思った。
そんなキャンプ場のコインランドリーで洗濯していたら声を掛けられた。利尻のキャンプ場に泊まっていたバイク旅の人であった。そんな偶然もまた面白い。