風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

春の渓流 Part 2

2013-04-20 | 

3/30(土) 曇

今日は早く目覚めた。外はまだ暗い。枕の横に置いたスマホで時間を確認するとまだ3時だ。

もう一度寝よう、と思ったが寝付けないので30分程して布団から抜け出た。

 

せっかく早く起きることができたので、群馬の渓流に向かうことにした。早朝だけあって関越自動車道の練馬ICまでの道はとても空いていた。

高速道路に入るとちょっと寒い。先日の山梨への釣行は暖かったので、今日はジャケットの下をダウンではなく薄いフリースにしたのだった。

埼玉に入ると小雨が降ってきた。天気予報のとおりだ。予報の正確さに感心する。

 

お腹が空いてきたので赤城高原SAで朝ご飯を食べた。何を食べたんだっけ?思い出した、メンチカレーだ。朝から全開だ。

この時期、バイク置き場はガラガラだ。暖かくなるとここはバイクで埋め尽くされる。

SAから見える谷川岳 (右よりの一番高い山) 方面はまだまだ雪の中だ。

昭和ICから国道17号を経由して国道145号に入る。走り慣れた道、冷たい風が心地よい。

国道353号で四万方面に向かい、途中のコンビニで入漁券を購入した。

 

今日は昨年の9月に釣行した沢渡川に再び挑戦だ。ようやく春が始まったばかりの渓流を遡行する。

獣と人間の足跡が河原に残されている。獣は鹿で人間は釣り人だろう。

今年は放流が行われないこと、川へのアクセスが良いことから、数釣りには向かない。

しかしながら上流に民家が少ないので水はきれいだ。

 

静かに、そして根気よく釣り上がって行く。ここはいかにも渓魚が潜んでいそうだ。

静かにアプローチして落ち着いてキャスティングした。静と動、贅沢なひとときだ。

そしてやっと出た。25cmのヤマメだ。冬を越えたのに丸まると太っている。餌が豊富なのだろう。

こんなんで釣っているのだ。

 

この少しあと、岩の上でバランスを崩した。まずい!と思ったが倒れながらななめ後ろに落下してしまった。

こういった時、頭がフル回転するのでゆっくりと時間が流れるように感じる。

幸い高さもなく平らな場所に落ちたので、お尻がちょっと濡れただけで済んだ。

 

気を引き締めて再び釣りに戻った。その後のヒットは1匹で川の流れが細くなってきた辺りでおしまいにすることにした。

川の流れを眺めながらおにぎりを食べてから川からあがった。県道に向かう空き地にふきのとうが顔を出していた。

まだ13時過ぎなので、近くを流れる反下川を見に行ってみることにした。

 

川沿いの道を走って行くと急に舗装が途切れたので引き返すことにした。

そこには温泉なんかもあって、綺麗な青白い川底が続いていた。温泉の成分が底にたまっているのだろうか。

それでも3組の釣り人を見かけた。と言うことは魚がいるのかもしれない。

 

まだ時間があるので榛名湖へ向かった。中高速コーナーの続く県道28号は気持ちよく走れた。

装着しているS20と言うタイヤは路面を良く掴むのでコーナリング時の安心感が高い。

タイヤと路面の接地具合を感じながらアクセルを繊細に大きく開けてコーナーを立ち上がる快感を心ゆくまで楽しんだ。

S20は良く使っていたPR2というタイヤに比べると、ワインディングロードを桁違いに楽しめるのだが寿命は半分ぐらいかもしれない。

遠乗りが主体なので次はまたツーリングタイヤに戻すかもしれない。

 

榛名湖に着いたら急に霧に包まれてしまった。この向こうに榛名富士があるはず。

このあと、霧はより深くなり視界は10mから20mという状態になってしまった。

前を走る車は時速30kmも出していないので突っ込みそうだが、前方が見えないのでもちろん抜き去るのは危険だ。

おまけに気温も下がって粉雪が舞い出した。その後霧が晴れたが伊香保へ向かう主要道は混んでいたので、適当に名もない道をぐるぐると走って高速のICを目指した。

 

帰りの高速道路は空いていたが、練馬ICから自宅まで1時間40分もかかってしまった。行きは40分だったのに。やはり土曜日は街中の車が多いのだろうか。

 

今日の走行距離は399km、伴ちゃんのオドメーターは61,647kmとなった。

コメント (6)
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