大半の人にとってタイヤの写真など見たいと思う対象ではないだろう。
バイクにとってタイヤは走りの要だ。バイク乗りはタイヤを見てその人の走り方やバイクに対する接し方を感じ取るのだ。
これは伴ちゃんの前輪だ。左側はまだ溝と言うか山と言うか残っている。
右側はスリップサインが出てしまっているのでこれはまずい。
これはミシュランのパイロットロード2と言うタイヤで、常用域で十分なグリップ力を発揮し、ライフも長い優等生だ。
伴ちゃんではこれを通算で4セット使用した。だいたい10,000kmから12,000kmで交換時期を迎えた。燃費の良い走り方をするともっと持つそうだ。
後輪も右側はスリップサインまでほぼ到達してしまった。最近、走っていてスライドすることが多くなった。
と言うことでタイヤをバイクタイヤ専門店で交換した。
交換したタイヤが店の外に置かれたので裏側を覗いてみた。前にパンクしてから今回の交換まで1,400km走った。
茶色いデベソみたいなのが表から打ったパンク修理材だ。
新しいタイヤはブリヂストンのS20だ。綺麗に走る友人達の勧めもあってこれにした。
伴ちゃん、7セット目のタイヤにして初めてのスーパースポーツタイヤだ。
パイロットロード2と比べると触っただけでその軟らかさがわかる。
軟らかいと言うことは路面をギュッと捉まえやすいので、くねくね道をより楽しめるのだ。
週末、伴ちゃんと共に紅葉が進んだ山道を駆け抜ける準備は整った。