YUKI

言語、言語で表現できることすべて

語法=「元」の意味が残る

2007-06-21 23:37:38 | Weblog
do は「~する」 make は「~を作る」
なぜ、do a sppech はダメで make a speech はいいのか?
speech は、それをするまでは存在していなかったものです。
「作る」わけですから、make になります。

do the dishes 皿を洗う
皿は既に存在していますし、皿は料理を盛るか洗うか
普通の使い方ってこれくらいです。

「~せずにはいられない」にしても、

cannot but do →それしかすることがない
but ~をのぞいて

cannot help doing→心情的に、それを避けられない
help 避ける

but と help の違いは結局残るのです。

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on と in のイメージ

2007-06-21 00:21:54 | Weblog
「茶室に入るとき頭を下げるように…」
和文英訳問題集でよく見かけるヤツです。

解答例には…
①upon entering....
②when entering....
とありますが、次のような質問が。

①は「入るとすぐに」という意味でおかしいのではないか?

私の解説は、次の通り
upon entering → on entering
when entering → in entering
この書き換えが成立。

ここで、on は「面」に接しているというイメージ
in は「ある空間」の中にあるというイメージ。

on はentering という動作を「面」として、
つまり瞬間的に完結する動作としてとらえ、同時性を意味をしています
enter と 頭を下げる が同時に起こると描写しています。

in はentering という動作を「一連の広がりのある動作」としてとらえ、
その動作の中で 頭を下げる ということが起こると描写しているのです。

on は「面」をイメージ、in は「空間」をイメージすると
意味がわかりやすくなるのです♪
くれぐれも「日本語訳」には頼り過ぎないことです!

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