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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

裏山のキノコ  №4

2011年09月20日 | きのこ

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クロハツが群生していました。

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クロハツの上には、かわいいキノコが生えています。

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クロハツに寄生して、クロハツを食べて生長したヤグラタケです。クロハツが朽ちていく過程の老菌に発生します。

クロハツが子育てをしているように、キノコの上にキノコがちょこんと乗っている姿は何とも愛らしいですね。

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ヤグラタケ(櫓のようにキノコの上に生えたキノコ)

キノコの胞子は、通常は傘の下でつくられますが、ヤグラタケは傘の上面に形成される特徴を持っています。傘の上が白から肌色に変わった胞子が見えます。

「キノコを食べて生長するキノコ」 自然の不思議を感じます。

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キノコを食べるヤマナメクジです。このきのこはナメクジの餌になり、その代わりにナメクジに胞子を運んでもらっています。

キノコは、森の中の有機物を分解する働きや木の根っこと共生し、樹木の成長を助けたり、時には植物や動物に病気をおこしたりといろんな働きをしています。キノコが大好きな私ですが、キノコの大切な役割を認識し、自然の恵みに感謝していたたきたいと思います。


裏山のキノコ  №3

2011年09月19日 | きのこ

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タマゴタケの幼菌が出ていた広葉樹の北東斜面、2日後の様子です。

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直径が5mほどの輪状に、色鮮やかなタマゴタケが顔を出していました。

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白いツボを破いて、幼菌から顔を出したばかりのタマゴタケが行儀よく列を作っています。

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美しい姿のタマゴタケの成菌です。このキノコが毒キノコであれば観察視点も変わるのでしょうか?

柄の模様、整然と並んだクリーム色のヒダ、傘のつややかな色合い、まさに自然の造形美ですね。

見てヨシ食べてヨシ、森を華やかに彩り、心躍らせてくれたタマゴタケの群落です。

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真上から見たタマゴタケ。真っ赤なから傘をさして道中を行く、キノコの嫁入りです。

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チヤタマゴタケ

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ヒロハチチタケ

チチタケは、とても良いお出汁が出ますが、食感はなめらかさに欠け、ぼそぼそ感が残ります。

ヒロハチチタケはなめらかで、口当たりもいいですね。   森の恵みに感謝!。


津波で娘を失った兵庫の藤田さんの活動

2011年09月18日 | 震災と復興

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昨日の朝日新聞の岩手版に上のような記事が載りました。

「津波で娘失った父・移動絵描き会」、<被災地の子の元気な絵見て>のタイトルで、兵庫の藤田さんが6月から移動絵描きボランティア「けっぱれ岩手っ子」を立ち上げ、兵庫と岩手を行き来しながら、53か所の幼稚園や保育所などを回り、その作品を展示しています。

9月17~20日は盛岡のアイーナ5階のギャラリーで、そして23~25日は大船渡のリアスホール、1F展示ギャラリーで開かれる予定です。

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実は先日、大津波で亡くなった私たちの従兄:菊池達(さとる)さんの記事が、同じ朝日新聞(9/10)の災害特集に「お年寄りらを無事に集団避難させようとして犠牲になった地区防災組織の幹部」として紹介されていましたが、その達さんの息子に嫁いでいたのが藤田さんの長女の朋(とも)さんです。

朋さんは陸前高田市役所で社会福祉士として働いていましたが、市役所近くで津波にのまれ帰らぬ人となりました。(妊娠4か月)

藤田さんは、「生涯の地と決めて岩手に嫁いだ娘を、温かく迎えてくれた人たちが大変な目に遭っている。何か自分にできることはないか」と思い、16年前の阪神淡路大震災で西宮の自宅が半壊しながらも「子どもたちを笑顔に」とクレヨンと画用紙を持って、移動絵描き会のボランティア活動をし、被災した子どもたちの支えとなったことを生かし、今回の活動につなげました。

6月当初は、たった一人で始めた活動でしたが、「遠野まごころネット」の協力を得て、多くの方々から支援をいただきながら進めています。

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この写真は、昨年11月中旬のつむぎの家での干し柿つくりの一コマです。

若者たちが干し柿つくりに挑戦している姿を、微笑みながら温かいまなざしで見つめているのが菊池達さん家族です(囲炉裏を囲んで左側から、朋さん、夫の武文さん、達さん、耕基、達さんの妻の文子さん)。

達さんは、福祉関係の仕事を長らく務めるとともに、地域では副区長として地元のまとめ役や社会福祉に貢献してきていました。

また、退職前から自然農法を実践してきており、私たちのつむぎの家の里山づくりにも大きな力となっていました。そして、達さんの実践が私どもの目標でもありました。私たちは、達さんと朋さんを失い、心にぽっかりと大きな穴があいていますが、文子さんや武文さんの悲しさは想像に絶するものと思われます。

その二人が、先日つむぎの家にやってきて、藤田さんの活動のパンフレット(2枚目の「岩手っ子は元気だぞぉ!!)を持ってきました。この展示会のパンフレットには、藤田さんの活動は一切表にはで出いません。主催は「遠野まごころネット」で、下に小さな字で、担当 藤田 とのみ記してあります。

自らも被災者でありながら、被災した地域の多くの人々に「子どもたちは震災のストレスを抱えながらも元気な絵を描いている。これを見て、大人も元気を取り戻してくれれば」と励ましのエールを送り続けています。


9月中旬の裏山のキノコ  №2

2011年09月17日 | きのこ

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ナラタケモドキ

地元では、ナラタケモドキはナラタケも含め「ボリミキ」と呼び、美味しいキノコとして食しています。柄(茎)を折ると木の枝を折ったようにポキポキと言う音がします。たくさん生えています。

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ホウキタケ

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タマゴタケの幼菌

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ニガイグチモドキ

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アカヤマドリ

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ヤブレツルタケ

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ウツロイイグチ

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ホコリタケ

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ウスヒラタケ

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チチタケ

傷をつけると、白い乳(チチ)が出るので、見分けやすいキノコです。この時期、嫌と言うほど目につきます。

*栃木県ではチタケの呼び名で異常な人気(山と渓谷より)  チタケうどんで売り出しているようです。

数年前に、福島県の会津に住む弟が、栃木県の人がチチタケを取りに山に入って夢中になり、県境を越えて道に迷い、捜索に出動した話をしてくれました。群生ではなく、あちこちに点々と出ているのでチチタケに導かれて、他県にまで行ってしまうのでしょうか。


9月中旬の裏山 №1

2011年09月16日 | 里山風景

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ヤマグリが収穫の最盛期を迎えました。

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ツルニンジン

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キバナアキギリ

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フシグロセンノウ

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コシオガマ

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シデシャジン

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ギンリョウソウ(葉緑素を持たない腐生植物)

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タラノキにいたセンノカミキリ。

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羽を休めるカラスアゲハ。

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エビフライを落としていったのは誰でしょう?

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杉の切り株を食卓に、マツの実を食べたリスの食痕です。

ここは薄暗い杉林の中で、マツ林は見晴らしの良い100mほど離れたところにあり、リスはそこからマツの実を運んで、安全地帯で優雅に食事をしたようです。お行儀のよいリスですね。

森のあちこちには、鹿のぬた場が目立つようになりました。森の入り口のウワバミソウをほとんど食べつくしています。犬のヤマトの出番ですが、今のヤマトは山よりも、街に行きたがり目を離せません。それでも毎日、全力疾走で鹿追いに励んでいます。