台風一過の22日、綾里小の5年生がつむぎの家で、学校田の稲刈りをしました。
5月の田植えから4か月が経ち、稲は黄金色に実りました。台風による雨で田んぼの水が切れませんでしたが長靴を履いて、予定通りに行いました。
なかなか目にすることができない稲の花と受粉の仕組みについて、模型を使って説明しています。
*模型は先月、つむぎの家に来られた奥村氏が、子どもたちのためにつくってくれた力作です。
稲刈りカマの握りかたや使い方について説明を終え、リハーサルに稲を刈っています。
手刈りした稲株を握りしめ嬉しそうです。
稲を刈る人、束ねる人と役割を決め手際の良い作業風景です。
稲を干すために、刈り取った稲を、木小屋に運んでいます。
稲のハセ架けです。
手渡しされた稲を、木小屋に上手に干しています。
初めての作業にもかかわらず、てきぱきとした行動に、高学年の成長を感じます。
すべての作業が終わり、皆さん、いい笑顔を見せてくれました。
稲刈りの後は、秋の味覚の栗拾いをしました。
栗だけではなく台風で未熟なイガもたくさん落ちたようで、大きな栗のイガをつまんで見せてくれました。
今年は栗が豊作のようです。地に着くほどの枝ぶりです。
土手の斜面で、バランスを取りながら懸命に栗拾いをしています。
皆さん、栗ご飯が作れるくらい収穫できました。
子どもを囲んで、収穫体験の話題に花を咲かせているご家庭のひと時を思い描き、私共も満たされた一日でした。
収量はさておき、今年の学校田の稲刈りを無事に終えることができました。