大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

秋分の日の綾里っ子

2013年09月24日 | 綾里っ子

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秋分の日の昨日は、3年生のヨウくんやミウちゃん、ケイスケくんと弟のユイトくん(5歳)がつむぎの家に遊びに来ました。

ケイスケくんとヨウくんは、祖父母交流会以来、ネイチャークラフトに興味を持ち、今度は鉛筆ホルダー(交流会では4年生が制作もの)を作りたいと挑戦し、出来上がった作品を見つめながら思いにふけり、ヨウくんとユイトくんは、大好きなヤマトと遊んでいました。


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その後、原っぱに移動し、生きもの大好きなユイトくんは、跳ね回るエンマコオロギを素手で捕まえ、「コオロギ捕まえたよ!」と上手に握って見せてくれました。

ユイトくんは、つむぎの家にお兄ちゃんと来たのは初めてですが、もうすっかりつむぎの家が気に入ったようでした。

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木登り大好きなヨウくんは、柿の木にスイスイ登り子ザルのように戯れていました。

ユイトくんも挑戦しようとして木から滑り落ち、左足をすりむいてしまい一瞬痛そうな顔をしましたが、何もなかったかのように再びあそび始めました。お兄ちゃんたちのやることを、見よう見まねでチャレンジし、失敗を経験の糧として成長していく、次の世代の綾里っ子が、ここに育っています。

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Yの形をした枝を拾ってきたユイトくん、宝物でも見つけたように離さずに持ち歩き、パチンコにしたり動物の角にしたりと3年生のお兄さんと一緒に遊んでいました。

クルミ拾いに熱中していたミウちゃんも男の子達の遊びに見とれていました。

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午後からは、3年生のハルちゃんとナオちゃん、ナオちゃんの弟のトモキくん(年長組)とやはり3年生のマナトくんに弟のユウホくん(年長組)が遊びに来ました。

祖父母交流会での余韻が残っているのか、ハルちゃんがクラフトをしたいと言い出し、午前中に来たケイスケくんたちが鉛筆ホルダーを作っていった話をしたら、「私たちも作りたい!」とみんなで鉛筆ホルダー作りに挑戦しています。

普段使うことのないカッターを使っての工作はどうかな?、と思いましたが、器用に操作して小枝を削っています。

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なんと!、それを見ていた、こども園年長組のユウホくんとトモキくんも「やりたい!」とナイフを手に木を削っています。ちょっと不安でしたが左手の親指でナイフの背を押すやり方を教えてあげると上手にナイフを使いこなしていました。

現在では、小さな子どもたちに、刃物を操作させること事態が、危険であるということで、学校はもとより幼稚園では決して使わせないことが徹底していますが、安全な使わせ方を教えれば、こんなに小さな子どもでも、ちゃんと削れることができることに感心しました。

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お兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に、オリジナルの鉛筆ホルダーを手に、みんなで完成の喜びあふれる笑顔を見せてくれました。

上の子の姿を見て、下の子はいつも追いつきたいと思っている。そんな姿を、目の当たりにして、危険な挑戦をさせた(私たちの心配をよそに)、子どもたちの達成感に溢れた眼差しに、幼き時代の面影がダブってきました。