8月23日、アルマンモモアカアナバチの巣作りの様子をブログで紹介しましたが、あれから3週間後の今日、長屋での作業中に、再び竹筒を出入りしているアルマンモモアカアナバチが目に入りました。
以前は、コケを運んでいた姿でしたが、今回はなんとコケを竹筒から出しているではありませんか?
竹筒の中に入ってはコケを外に押し出し、一定時間作業をすると1~2分巣を離れ、戻ってきてはまた同じ作業を繰り返していました。
最初は色あせたコケでしたが、そのうち緑色のコケも混じってきました。
竹筒の下を覗くと、石の上にかなりの量の赤茶けたコケと緑色をしたコケが散乱していました。せっかく作った巣を壊すなんてアナバチに何が起こったのでしょう?この作業を繰り返しているアルマンモモアカアナバチをずっと観察していることができず、竹筒の下に板を敷いてこの場を離れました。
3時間半後に再び見に行くと、竹筒の下にたくさんのコケとともに蛹や昆虫の残骸があるではありませんか?
蛹は、ざっと数えてみたところ28個ありました。
アルマンモモアカアナバチは、狩りをしたツユムシなどに卵を産み、卵から孵った幼虫はツユムシを餌に成長し、蛹になり、順調に冬越しの態勢に入ったと思われますがアルマンモモアカアナバチに何が起こったのでしょう???とても不思議な出来事です。
無事に孵化することを願い、とりあえず別の竹筒に、拾い集めたコケと蛹を入れ戻してあげましたが・・・?