BIBER DOLMASIと言えば、トルコの代表的なお料理の一つです。小学校の調理実習でピーマンの肉詰めを作ったことを覚えているけれど、トルコで主にピーマンに詰めるものはお米です。挽肉を加えて温かく頂くものと、お肉を入れずにオリーブオイルで調理して冷たく頂くものがあります。
ピーマンのへたとり器(?)ヘタの部分に突き刺してくるっと回せばこの通り。
今まであまりBIBER DOLMASIは作らなかったのですが、ある日パザルでこんな道具を見つけてから、この道具が使いたくてついついDOLMA用のBIBERを買うようになってしまいました。
形は日本のしし唐にも似ていますがかなり大きいです。辛いもの、辛くないものがあります。
トルコのピーマン、普通のお料理やサラダに刻んで入れる時は長細いCALISTON BIBER(チャリストンビベル)と言うものを使います。そしてDOLMAには、日本のピーマンと同じ形のDOLMALIK BIBER(ドルマルックビベル=ドルマ用ビベル)を使います。
BIBER DOLMASIはあまり回数作ったことが無いので、作るたびに色々なレシピを参考にするのですが、なかなか「これ」と言うものが見つからなかったところ、今回参考にしたレシピは作り方もシンプルで味も私好みのBIBER DOLMASIとなりました。
BIBERに詰めた後で油や具が余ってしまったら一緒にかけてしまいます。
《作り方》
・BIBER 10個位
・トマト 1個(彩りを兼ねて蓋に使う、余ったら刻んで具の中へ)
・米 1カップ
・玉ねぎ 1個
・乾燥ミント 中さじ山盛り2杯
・イタリアンパセリ、ディル 適量(多めの方が美味しい)
・レモン汁 1個分
・オリーブオイル 1カップ(半カップで十分)
・熱湯 2カップ
・砂糖 中さじ1杯
・塩 適量
①みじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルで透明になるまで炒める。
②洗っておいた米を①に加えよく炒める。塩、乾燥ミントも加える。
③熱湯1カップを②に加え、鍋の蓋をして水分がなくなったら火からおろす。
④③へみじん切りにしたイタリアンパセリ、ディル、レモン汁を加え、蓋を少しずらした状態で15分置く。
⑤その間にBIBERのへたと種を除いておく。
⑥④の具をBIBERの中にふんわりと詰める。
(詰めすぎると調理中に中身がこぼれます)
⑦BIBERの上にちょうどよい大きさに切ったトマトで蓋をする。
(BIBERの蓋を捨てずに、トマトの代わりに使うこともできます)
⑧オーブン用の容器にBIBERを横にして置き、熱湯1カップを注ぐ。
⑨上からつやを出す為にオリーブオイルを少し(分量外)まわしかける。
⑩180度に温めたオーブンに入れて、BIBERに焦げ目がついたら出来上がり。約1時間。
(途中でBIBERをひっくり返し裏側にも焦げ目をつけます)
Afiyet olsun!
このところお天気が余りよくないのですが、そのおかげでこんな雲を楽しむことができます。
☆現在のイズミル☆
このピーマン、日本のみたいに苦味があるの?それとも、パプリカみたいに甘い?
なかなかユックリお料理する時間が無いんだけど、これは時間が出来たときに作ってみたいお料理の一つ。一時間も焼くんだね~。おコメは細長いのじゃなくて、日本の見たいなまあるいおコメ?
また、感想ミントと米の取り合わせも、想像を絶するものがあります^^; ミントの香りのするご飯? オヨヨ。。。 初めてミントとマシュマロの入ったチョコレートを食べた時は衝撃的でした。
赤いトマトの蓋は可愛らしくて、いいですね。ピーマンの中に、ひき肉入りのチャーハンを詰めてオーブンで焼いても美味しいかも、等と自分用にレシピを広げられるきっかけになるので、yukacanさんのお料理の紹介はとても嬉しいです。ありがとう♪
美味しそう、、、
私もこの暖かいドルマは結構作るのですが、冷たいドルマが苦手です。
中身がお米だけになるので、炊き具合が出ちゃうからなんですが、いつも柔らかすぎたり硬すぎたりしちゃう。
この中身の種を取る道具いいですね。
私も絶対に買おう。(チャイマシーンも買わなきゃだし)
ビベルはまだいいのですが、トマトをくりぬくのが苦手で、、、、トマトにも使えるかな?
「この暖かい」ではなくて、「暖かい」です。
私も、ともさんと同様に、お米に乾燥ミント?と驚きました。どんな味になるのでしょう。スパイスやハーブなどの使い方も、日本の感覚とは、まるで違いますね。イタリアンパセリやディルなどは、多めに入れるのは、納得です。レモン汁も入っていますから、さっぱりした味になるのでしょうね。
ピーマンのへた取り器、良い物がありますね。これは便利です。これを買ったら、絶対に試してみたい。BIBER DOLMA 作ってみたいと思いますもの。
写真を見たら食べたくなりました^^
「どこでもドア」で、お皿とお箸を持って行きたいです
ピーマンのへたとり器は、こちらの「たけのこの皮むき器」のようなものですね!
たくさん作る場合、便利でしょうね
私もこの機械欲しい~、普通に売ってる?
(って、ドルマなんか手の込んだもの作るのか?)
シリア人の知り合いに、ジャガイモやニンジンなどのドルマを作る専用ナイフをもらったことがあって、しばらく楽しくてよく作ったけど、あのナイフどこいったかしら?
私も、スーパーではついぞ見かけない木のまな板をパザールで見かけた時は即買いました。
こんな器械見つけたら、ずぼらな私もビベルドルマス作りたくなりそうです。
にしてもyukacanさんのお料理、丁寧でいつも本当に美味しそう
私も、ともさんのように、お米とミントの取り合わせにオヨヨではありますが・・・ でもイギリスでは、ディナーの終わりは、コーヒーとミントチョコで閉めるんです。いずれも日本の標準的食生活からかけ離れてますよね、ははは。
このピーマンは日本のとほぼ同じ味だと思う。長細いビベルも同じような味。パプリカの甘味はありません。1時間、結構長いよね。お米をしっかり炒めればもう少しオーブンに入れる時間を短くできるかもしれない。お米は何でもいいと思うけれど、トルコでは細長いお米はあまり見かけないのよ。