イスケンデルケバブ。え、お肉にヨーグルト?なんて言わないで下さい。
トルコのヨーグルトはクリーミーで水っぽくありません。
トルコで暮らすようになってからめっきり外食することが少なくなりました。一応我が家では毎月18日は「外食の日」と決めているのですが、なんやかんやと理由をつけて延期されることが多いのです…。
トルコ料理は世界三大料理にも数えられるだけあって確かに美味しくて大好きなのですが、毎日毎日トルコ料理はやっぱり飽きます。日本で外で食事をするとなれば今日は何にする?イタリアン?フレンチ?中華?それとも和食?悩むのも楽しみでしたがトルコではそれらのレストランもあるにはあってイスタンブルはある程度のレベルに達しているところもあるかと思いますがイズミルでは値段は一丁前で実物は…「なんちゃって○○」のような気がします。それだけの金額を出して冒険する気にはちょっとなれない、だからやっぱり外食もトルコ料理…。
鶏のケバプ、左側あるのはブルグルと言うひきわり小麦のピラフ。
と文句を言ってみましたが、そんなトルコ料理の中で私がたまにむしょうに食べたくなるのが、そして家ではちょっと作れないものの一つに「ISKENDER KEBABI」があります。ISKENDERとはトルコ語であのアレキサンダー大王のこと。でもアレキサンダー大王が好きだったケバブとかアレキサンダー大王が考え出したケバブというわけではないようです。
ブルサの元祖イスケンデルケバブ屋さん。
1867年にトルコの古都ブルサでイスケンデルさんと言うコックさんが作り出したことからこの名前がつけられたようです。トルコでもやっぱり元祖イスケンデル、本舗イスケンデルの揉め事はあるようで最近はブルサでは「イスケンデル」の名のついているお店は一軒だけでその他は「ブルサケバブ」とか「○○ケバブ屋」などと言われているそうですが本当のところはどうなんでしょう。イズミルではそんなことはおかまいなしで「イスケンデルケバブ」です。
これがドネルケバブ。美味しそう~!
イスケンデルケバブは日本でも最近はおなじみのドネルケバブのお肉をピデという平たいパンの上にのせ、その上にトマトソースと熱々のバターをかけてヨーグルトと一緒に頂きます。私はお料理を運んでくれた後でまだ沸騰しているバターを持ってきてかけてもらうのが好きなのですが、最近はそういう手間をかけるお店も減っているような気がします。
先日出かけたのは私が住んでいる地区の繁華街HATAY(ハタイ)というところのお店。私はやっぱり定番のイスケンデルケバブを注文。夫はヘルシーに鶏肉のTAVUK KEBABI(タヴクケバブ)、その他にKELLE CORBASI(ケッレチョルバス=羊の頭)、PACA CORBASI(パチャチョルバス=羊の足)と言ういずれもヨーグルト風味のスープ、LAHMACUN(ラフマージュン)を頼みました。
左がKELLE CORBASI、右がPACA CORBASI。足の方はゼラチン質がいっぱい。
因みに1/2ポーションとして頼んでこの量。
以前アンカラで見かけたkelle、pacaを売る店。
ラフマージュン。
ラフマージュンというのは薄い生地の上に挽肉や玉ねぎをのせて焼いたパリパリのピザでレモンを絞りマイダノズ(トルコのパセリ)やロカ(ルッコラ)をはさんでがぶりと食べるとほっぺたが落ちます!これだけ食べればそりゃあおなかがいっぱい、と言いながらついついまた文句が出ます。「日本だったらなあ、品のいい器に少しずつ繊細なお料理が出てくるのにねー、少しずつでいいから何種類も食べたいんだよね」…隣の芝生は青く見える…でもトルコ在住の方ならわかって下さいますよね。
本舗?元祖?イスケンデルケバブのお店「Kebapci ISKENDERケバプ屋イスケンデル」のHP
http://www.iskenderkebabi.com/
こちらはブルサでただ一軒イスケンデルを名乗れる「Kebapci ISKENDERケバプ屋イスケンデル」のHP
http://www.kebapciiskender.com.tr/tr/?PID=0
ブルサと言えばKARAGOZ(カラギョズ)と言う影絵芝居も有名。
ぷなるじゃんも大好きです。
食べに行きたくなりました。
最近は日本のトルコレストランものすごく増えたみたいですね。やっぱり本物のコックさんかどうかで味の良し悪しが決まるのかしら。こちらのレストランはどうだろう、私は余りまずいと思わないタイプなのでよくわからないけれど接客の良し悪しや店の清潔さは重要な選ぶポイントですね。それは当たり前だけどね。
ギリシャ料理教室ですか。楽しそうですね。ギリシャとトルコって似たもの同士ですからねー。きっと作られたお料理の内容もトルコ料理の親戚みたいなものだったんじゃないかな。
ああ。食べたい。
日本のトルコレストランはたくさんありますが、
当たり外れも多いように思います。
本場もそうですか??
先日、ギリシャ料理教室に行きました^^
やっぱりヨーグルト使ったお料理作ったよ♪
地中海の人達って、ヨーグルト好きなんですね
現在、海外情報関連のサイトを集めたリンク集「異国でごじゃりん」というのをやってます。
今回、貴ウェブログをリンクさせて頂きました。
リンク拒否等がございましたらお手数ですがご連絡を下さい。
色んな種類のものがあって目移りしますが
プレーンは飽きが来ないのと
生クリームの代用品として使えるのが魅力(^^)
ギリシャやトルコではお料理にヨーグルトを
とってもうまく使いますね。メモメモ。
脳みそ入りのスープなどもありました。
朝も暖かいものが食べたいですからね。
http://www.turkishcookbook.com/2005/10/iskender-kebab.php
↑
英語のトルコ料理ブログがありました。
イズミールの風景もいいですね。足とか頭を売っているのですか?頭丸ごと出しているレストランとかあるのかな?
イスケンデルケバブ、バターの風味がたまらないですよね!!!
あああああああああ、食べたいなぁ(泣)
私も好きです。
羊の頭とか足も食べてみたいな。
でーもー!外で食べたいんだってば!!!
にっ記をアップして、すぐに飛んできました!!
美味しいですよね~、私も大好きです♪
ウチではこれを真似して、なんちゃってイスケンデルケバブや、揚げナス&ポテトでニンニクヨーグルト&トマトソースをかけたりして作っています。
イスケンデルケバブが大好物の主人も、似てるって言って、たくさん食べてくれます。
家でも、本物に近い(と思う)味に作れると思いますよ~。
羊の頭のスープ、さっぱりしていて結構美味しいですよ。足の方はゼラチン質ばっかりで…ちょっと後悔でした。
そうそう、たまに行くからいいのかもしれないけれど、でもやっぱりもう少し気軽に行きたいなあ。トルコ料理屋さんなんてあるのですか?日本でもエジプト料理屋さんは行ったことがなかったなあ。もし行ったらブログ更新お願いします!
メフに言ったら、4人前、5人前にならないうちに来いって。頼みます。
イスケンデルってどうしてパンの上に乗ってるんでしょうね。パンを全部食べることが出来なくていつも悔しいんだなあ。そう言えば、となとなさん殺虫済みのお煎餅どうしたのかしら。
高円寺の「イズミル」で食べたイスケンデルだぁ・・・
( ̄ー, ̄*)ジュル
羊の頭のスープって・・・
日本のように気軽に手軽に美味しいレストランがないんですよね。
でもたまに行くから有難さも大きいのかしらと楽しみにするようになりました。
今度の外食はトルコ料理がいいなぁと思っちゃいました。
めちゃめちゃおいしそう!!!!
ぜったい!連れて行ってください!!
ねぇ。メフさん・・。ちなみにギョクも一人前です。よろしくです。
そういえば、私もレストランでの外食してないな・・・今度オットに「会えたら」久々の外食!といいたいところだけどオットは毎日外食だから、きっと拒否されるだろうな。
おいしそうすぎ!!!いや絶対においしいはず!!!
食べたくて暴れたくなります!!!
神戸にもトルコ料理屋さん、増えてきましたけど。。。やっぱり現地がおいしいですよね~~~食材の味が全然違うっす(><)