5日は「小寒」、この日が寒の入りで20日が「大寒」、節分までの期間を「寒」と言い、冬の寒さが一番厳しい時期なのだそうです。温暖なイズミルもさすがに冷えています。しかもこの冬は雨が多く、これでもかと言うくらいに連日雨が降っています。夏の水不足に備えてたくさん溜め込んで欲しいものです。
YENI YIL KONSERI(ニューイヤーコンサート)に行って来ました。と言っても昨年末のことなのですが。今回のコンサートは何度かこのブログでもご紹介したイズミルの国立交響管弦楽団とは別の「KENT ORKESTRASI(市のオーケストラ)」です。このオーケストラは、国立交響管弦楽団や国立オペラ・バレエの団員35人からなるオーケストラでその他に、音大の学生や様々なゲストを招いてコンサートを行っているようです。冬季は室内で、夏季は野外コンサートを開いており、月例のコンサートは無料。今回も無料、ただし事前に会場まで行って招待状をもらわないといけません。
無料のせいか会場は満員。私たちは、ケントオーケストラということで、クラシックのコンサートだと思い込んでいました。そしてニューイヤーコンサートだからちょっとだけウィーンフィルのニューイヤーコンサートをイメージしていましたよ。華やかなワルツとか…。
ところが最初の曲が始まってびっくり!突然「懐かしの歌謡ショー」が始まったようなメロディー。ソロで歌うお姉さんはこんな感じ。ムード満点のステージが始まりました。このムードも悪いものじゃないけれどその気で来たので態勢を立て直すのに少し時間がかかりました。
ゲストと言うことで招待されていたグループ「BLUE NOTE」
指揮者のおじさんもノリノリだし、会場の観客もさすがトルコ人、すぐに手を上に上げて陶酔スタイルで一緒にメロディーを口ずさんでいます。
音大で勉強中の学生さんも。
トルコの懐かしのメロディーからポップス、洋物、映画メロディー、ジャズ、オペラまで幅広いレパートリーで、歌い手さんもソロからグループ、学生までなかなか盛りだくさんのステージでした。それは寒い夜でしたが、会場はみんなの熱気で汗ばむほどでした。
このコンサートは、いつも国立交響管弦楽団がコンサートを行う「イスメットイニョニュ文化センター」で行われましたが、本格的なコンサートホールとしてオープンが待たれていた(私だけに?)「アドナンサユグン文化センター」、私に何の連絡もなくオープンしちゃったそうですよ。今色々検索してそれらしい記事を拾ったのですが、これと言う記事はヒットせず、写真もいまいち、大統領府オーケストラのコンサートも行われたようですが、残念ながら逃しました。遺憾であります。ぜひ近いうちに、アンカラにもイスタンブルにもないトルコ最高と言うコンサートホールをご紹介したいものです。
アドナンサユグン文化センターらしいです。期待できそう?
☆現在のイズミル☆
とっても楽しそうです。
色んな人が皆楽しめそうですよね(^^)。
トルコ人の手を上げて盛り上がる姿、
ちょっと一緒に陶酔して盛り上がってみたいなぁ。
私も今年は地元の評判の劇場で観劇かコンサートを楽しんでみたいと思っています。
ノリノリで、これはこれでいいですね♪
新しいコンサートホール、いつの間にオープンしたんでしょうね?
杮落としを大々的にしなかったのですね・・・
次のコンサート情報は、ぜひ、アドナンサユグン文化センターから
お願いしますね^^
↑は、新しいブログのURLです。よろしくお願いします☆
さんざん人を振り回した挙げ句、最後はこっそりオープンしてしまうとは、何ともいえぬグダグダ感です。
なつかし歌謡メドレー、yukacanさんが知っている曲はありましたか?
陶酔できるってうらやましいです。私は陶酔できないかもしれない。
ゆむるたさん地元にも評判の劇場があるのですか?いつかそこからのレポートも楽しみにしていますね。
コンサートホール、12月の末にオープンしたらしいです。杮落としは大々的なんだけど、イズミルの政権政党の宣伝にオープニングを使うので、そういう人たちでいっぱいだったみたい。肝心の市民は…。
まだ新しいホールのサイトも稼動していないみたいだし、いつになるかわからないけれど、私も行くのを楽しみにしています。
新しいブログにリンク先変更しておきますね。
でもそれでオープニングを逃す私ってかわいそうだー。
なつかし歌謡メドレー、トルコの歌謡曲はちょっとわかりませんでしたが、映画音楽とかジャズやオペラからの曲はポピュラーなもので私もわかりました。
ところで、イズミルはガス大丈夫ですか?アゼルやイランから入ってくるのでしょうか。
クラシックが聴きたいと、気を張って向かったのに、歌謡コンサートとは・・。音楽が好きなら、どんなジャンルでも好きだろうと、無茶な意見を言う人がいますが、好きな物は好きでも、嫌いなものは聞きたくないと思うのが人間だと思います。気を取り直して、楽しむだけに心を転換させたyukacanさんは偉いと思います。
本当は私、その歌謡コンサート、見たかったと思います。トルコの曲は、歌謡曲でも、不思議なメロディラインがあるので、興味があるんですよ。歌は皆さん上手なのでしょう。
しかし、新しいコンサートホール、出来ていたんですか。びっくりですね。今度、どんなだったか教えてくださいね。
すっかりパソコンから離れた生活をしていました。
トルコのなつかしのメロディーってどんなのでしょうね?ブルガリアにはチャルガと呼ばれるジャンルの歌があるのですが、ちょっと日本の演歌のような怪しい感じの歌が多いのですが、これに似ているかな。
今ウィキペディアで見たのですが、トルコ音楽の影響も受けているようです。
ブルガリアでラジオを付ければ80年代の洋楽や60~70年代のロシア、イタリア、フランスの歌を流している放送局が多いです。最新のミュージックを聴くことのほうが難しいかもしれないです。
でも最近の音楽についていけない私にはその方がいいですけどね。一日に何回も同じ曲ばかりかけるのはやめてほしいけど。
今年もよろしくお願いします。
yukacanさんに断りもなくオープンしちゃうなんて、失礼しちゃうわね。新コンサートホールの報告、待っていますね。