山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

高槻・ポンポン山(30年振りのポンポン山)

2014年02月02日 | 山野歩

P1260177

◆撮影:2014年1月26日、神峯山寺にて

2014126日(日) 

『T山の会』

<高槻・ポンポン山>

■参加者:ABちゃん、UMさん、MOくん、SE子さん、YUさん

[コースタイム]

[JR高槻駅]912(バス)929[神峰山口バス亭]→945[神峯山寺]→1050[本山寺]→1150[ポンポン山]12101235[釈迦岳]→[大杉]→(林道ポンポン山線)1410[川久保バス亭]→(際面ヶ谷林道)(東海自然歩道)1500[神峰山口バス亭]

◆所要時間:5時間30

30年振りのポンポン山>

神峰山口より東海自然歩道を通りポンポン山を往復するのみという、軽いハイキングの心算で参加した僕にとっては、所要時間5時間30分、それも速歩のかなりしっかりとした山野歩となった。「往路と同じ道を帰りたくない」というMOくんの思考により、ポンポン山から後は地図を片手に歩くこととなった。

17時には家に戻らねばならない」とUMさんが言うゆえ、また、本日山行のリーダーであるABちゃんが、「930分出発、ポンポン山到着12時、神峰山口バス亭着1330分頃」とメールに記していたゆえ、15時までには高槻市駅界隈に戻っているものと僕は考えていた。

結果として然程遅くはならなかったのだが、途中道が判然としない状況下で、下山が何時になるのかが分からないなかで、「暗くなるまでにバス亭に着けばいいや」と僕が言うと、「ヘッドランプは常識やで」という言葉を誰かが発した。高槻北口バス亭に居るとき、「ポンポン山縦走コース」という地図が全員に配られた。誰が準備してくれたのかは分からなかったのだが、山中をしっかりと歩こうという姿勢が最初から現れていたように思う。「やっぱりT山の会やな、存分に山を楽しもうという心意気やな」と、僕は皆の山に対する思いを再認識することとなった。

僕にとってはかなり厳しい山歩きであったといっても過言ではない。その証拠として、ポンポン山に辿り着いたときには、大腿二頭筋と足首にかなりの疲労があったし、「バスの時刻に間に合いそうだ」というので、神峰山口バス亭までの最後の300m程を懸命に走った結果、バス停椅子に腰掛けようとするときに腰痛が生じてしまったからだ。

ポンポン山頂には、雨に降られるかも知れないという予報にもかかわらず、我々も含めて30名以上の登山者が居たように思う。もっとも山頂に着いて暫くして降り始めたのは、雨ではなくて雪だったのだが。併しだ、この天気予報にもかかわらず、また冷気に包まれているこの季節にもかかわらず、大勢の山を楽しむ人が居ることに驚くばかりであった。

僕にとっては二度目のポンポン山であった。一度目は30年近く以前のこと、我が二人の娘がまだ3歳から7歳くらいのころの寒い季節に家族で、神峰山口よりポンポン山経由で善峯寺を通って阪急京都線向日町駅まで歩いたことがある。小塩からのバスの便が無く、舗装道路を延々と向日町駅まで歩いたのだが、長女はしっかりと歩き続け、眠ってしまった次女を暫くの間、抱っこして歩いた記憶がある。

神峰山口バス亭から歩き始めて間も無く、我が脳裏には二十歳で逝ってしまった長女の姿が現れた。30年前の想い出が鮮明になるに連れ、長女と共に、善峯寺から向日町駅へと歩いてみたいという気持が高まった。

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