山野颯想

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シモツケソウ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉)

2024年10月02日 | 植物
2024年07月10日(水)
『シモツケソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[シモツケソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「ひそかな恋、自由」でありました。また、次のような解説もありました。
「花言葉のひそかな恋と自由を、どうやって結び付けたらいいのだろうと考えこんでしまいますが、どちらも素敵な言葉です」
「日本の山地の草原によく見られる多年草で、群落を作って、ピンク色の小さな花を房状に付ける花です」
「日本の固有種で、関東よりも西の地域で見られることが多い」
「北の方の方は山に登っても見ることができないかもわかりません」
「ちょっとハイキングに行った時など、草原にピンク色の細かい花が房状についていたら、もしかしたらシモツケソウかも知れません」
「とても似た花にシモツケという植物があるんですが、これは木で、シモツケソウは花です」
「葉っぱが違いまして、シモツケソウの方は手のひらを開いたような、もみじのような葉っぱで、
シモツケは卵を細長くして、先を尖らせたような形なんで、ぱっと見れば違いが分かるんですが、
ピンク色の花が房状に付くところはほんとうによく似ています」
「これがとても可愛らしい花で、うっすらとしたピンクなんですが、どうも白花もあるようです」
「シモツケソウによく似た花に、チョウガノコという花があるんですが、これは園芸植物で
シモツケソウよりもやや濃いピンクというか、赤紫というか、濃いピンクといった方がいいですかね」
「植物の好きな方は、チョウガノコを育てている方もいらっしゃるかなと思います」
「これは野生のものではなくて、園芸品種として作られたもので、チョウガノコがたくさん咲いている観光地も、わたくしは行ったことがあります」
「シモツケソウもそうなんですが、群落を作るので、フワッとピンク雲が棚引いているようで、本当に綺麗です」
「葉っぱも品種によっては、色があるものもあるようで、黄色ぽいような葉っぱのもので、
それを園芸品種として、葉っぱを楽しむ方もいるようですが、シモツケソウは、成分によっては薬にもなるような成分があるということです」
「シモツケよりもやや遅め、今頃丁度花を付けているのではないかなと思います」
「クサシモツケという別名もあるようです」
「ものの本によると、よく分からないのですが、下野の国、栃木県あたりです」
「下野で多く見られたことで、このシモツケという植物名前が付けられた」
「それの草版なので、シモツケソウと言われるようになったようなんです」などと。
この見出し画像の[シモツケソウ]は、2003年07月27日に、伊吹山北尾根を歩いたときに撮影したものです。
そのときの山日記の一部に、次の記述がありました。
「しかし犬胡麻、赤麻、草牡丹、苦草、河原撫子、金水引、カンチコウゾリナ、三葉土栗、大葉擬宝珠、砧草、
下野草、九蓋草、河原松葉と次から次へと出合う花々に知らぬ間に夢中になってしまい時の経過の観念がなくなってしまう」と。


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