こ と の 端

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環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

地 下 資 源

2014-09-13 09:46:49 | Weblog
温暖化したことによる

環境異変

が急激に悪化する時が

とうとう

やってきたようだ


人類には

二酸化炭素の排出量を

減らす能力が

まったく

ない

ということが明らか


異常気象が荒れ狂い

集中豪雨で山が崩れ

竜巻が住宅を破壊し

台風が凶暴な性格を募らせても

文明には

打つ手がない


ただ

じっと

災難が過ぎ去るのを

待っていることしか

できない

残された道

がない以上

70億人を超えた地球の人口は

これから

温室効果ガスの濃度が

下がって一定の数値へと落ち着くまで

自然災害の増加によって

減り続けていくことになる

自然界には

調節機能

というものが

ある


大気中の二酸化炭素濃度が減る

ということは

地下資源を燃やし続けている以上

絶対に

おきない

それが温暖化という現象を生み

さまざまな被害を

あちらこちらに

一斉に生みだしている


文明は

要するに

地下資源なしで

エネルギーを

調達する

ということを

地球から

いま

痛切に求められている

ということなのだ


自然エネルギーには

安定的供給の面で

重大な欠陥が付きまとっており

その事実が

商用電源からの補完を

必須の絶対条件とした

交流送電に依存しない自然エネルギーは

本質的に

なりたたない

そんな仕組みができている


太陽光で24時間の電力を賄うには

蓄電設備を大型化しなければならない

風力発電機では周波数変動に対応できないと

直流出力に統一しなければならない


電力関係のインフラは

交流で統一されているため

直流を交流へと

変換する装置の導入が

不可欠


自然電源の発電出力を高めて

蓄電容量を拡大すれば

電力の安定的確保は可能

だが

エネルギーコストは当然上がる


太陽電池のパネルだけでも

既存の商用電源に比べて

十年程度の償却期間が必要なのだ

これにもっと高額な

リチウムイオン二次電池が加わるのだから

電力コストは桁違いに高くなる


経年劣化する蓄電デバイスは

数年ごとに

更新しなければならない


これらの要因が

自然エネルギーの導入を

遅らせてきた


その他の新電源も

多かれ少なかれ

条件は似たようなもの

発電コストと蓄電コスト

それに運用コストが

同時にかかる以上

経済効果は生じてこない

エネルギーコストが下がらなければ

エネルギーシフトに意味はない


未知の方法でなければ

エネルギーコストを

引き下げる効果は

要するに

得られない


誘導法則を調べると

起電力を引き出す方法が

たくさんある

ということが分かる


その中から

最も低コストで

安全

かつ

確実な発電方法を割り出し

製品化する


たったこれだけのことで

環境負荷を地表からなくし

経済効果を生み出せる

法則は文明の覚醒を

ただ

待っている


未来型の交流増幅電源は

既に開発を終えている


安定化させておくためのシステムは

実績を積んでいるものがあまたあり

さまざまな応用が

自在に利く


用意されているステップアッププログラム

によると

導入用のモデルは小型化することができ

最終モデルは

超伝導応用技術によって作られる

ということだ

中間にもう一つ別のモデルを挿入する予定なのだが

技術の盗用を防ぐ必要がなくなれば

最終フェーズの超伝導モデルの投入は

第二段階を省略して

早まる


これら三通りの

それぞれに異なった

技術

が既に用意されている

超伝導電源では

永久電流が電力供給系を成り立たせており

使っても

使っても減らない

有り余る程の電気を

家庭ごとに生み出せるようなモデル

が登場する


普及させる方法の選択を誤ると

核廃絶と軍縮競争が

共に

不可能になってしまうだろう

この電源は当初日本だけを供給対象とし

この国が繁栄の見本

を世界に指し示すことができたあと

平和の実現に貢献した割合の高い国から

順番に提供する手順を踏む


技術内容が漏れてしまうと

プログラムの実行に差し支えが生じる

これを避けるために

十分な時間をかける必要があった


電気を生むのに 

資源など

まったく不要

工夫こそが

文明に恒久平和を連れてくる

動力源


対立は地下資源の囲い込みと

それによる経済的優位性の確保



国の指導者たちを

安易な方法へと誘惑したことから

起きたもの


再生不要エネルギーの登場は

指導者たちすべての目論見を

たちまち

無効

なものにする


平和の実現を目指さない国家に

この未来型エネルギーを

一基たりとも

供給してはならない

平和に対する貢献度の高さ

に応じた繁栄が与えられている国でなければ

軍縮競争

への転換は

そもそも起きない


軍拡に拘っている国であればあるほど

有害で高価なエネルギーを

使い続けていなければならない

という状況が必要なのだ

その状態を国民が許さなくなった時

為政者の目がようやく覚める


安全保障の要諦は

エネルギーの自給自足にある

輸出を増やして

外貨を獲得する必要性

を生みだしてきたのは

繁栄による豊かさを手に入れるため

その崇高だった行為が

環境を劣化させる温暖化の推進力となり

地下資源を確保するための通貨であるドルに

過剰流動性を与えて

ドル資本に独占的な利益を提供する基礎となった


これら一連の経過が

富の移転を強制して

貧困の蔓延を生むメカニズムの

原動力となっている


ドルの供給国であるアメリカでさえ

財政の劣化を進めさせ

ドルの提供者である国際金融資本への

富の偏った集中が

1%対99%の間に

分厚い壁を作らせていた


地下資源を輸入するためには

ドルで決済しなければならない

世界中でドルの需要が高まったことから

ドルの大量供給が行われ

それがドル余り現象へと結びついた

という次第


不具合の最大の源は

この過剰流動性という名のドルの属性にこそ

ある

ドルを過剰供給したことにより

市場に滞留するドルを

可及的速やかに回収する必要性

に迫られ

金融資本は集中的にドルを売って

特定の外貨を買う

という行動を

先鋭化させていったのだった

これがドル安政策と巷間言われているものの

ありのままの姿

経済危機は

ドル経済圏に突出した形で

現れる


高い経済成長が見込める国には

ドルが一斉に押し寄せてくる

その結果

日本では異常なレベルの円高が

長年つづくようになったのであり

日本に上陸したドルは

直ちに円へとその姿を変えて

成長著しい分野

即ち

土地投機へと

資本を走らせていくようになったのだった

これが世に言う

バブル経済の発端となった初期の経緯


85年秋のプラザ合意で

G5はドルの通貨価値を引き下げる

とする決定をFRB主導の下で行った

各国は手持ちのドルを売って

海外投資へとそれを振り向けた

当時国際市場に有望な分野はまだ存在しておらず

日本の土地神話が

不動産分野を安全有利な投資先であると

金融資本すべてに

そう思わせた


最大のドル供給者だった国際金融資本が

日本への投資に積極的な姿勢をとり

85年秋から

90年春までの四年強の期間

日本のバブル経済が

国際政治の場で

強い関心を引き付けるような展開をみせていた


日本の突出したバブル期の

異常に加熱した経済成長ぶりが

ソ連の計画経済で低迷していた国家体制に

一撃を与えるくさびとなったことは

ここで一言しておく必要があるだろう


経済成長を規定する過去の一連の事実が

ロシアにいま

ルーブル経済圏の再構築を強く迫るものとなり

それが

ウクライナのEU加盟を急がせた

という点ではバブル経済の功罪は

罪の側の比重に大よりきな影響を及ぼしている

としなければならない


日本ではバブル崩壊を経て

デフレ経済を判断の拙さが呼び込み

海外ではリーマンショック

とそれに連なるEU危機

そしてウクライナのEU加盟と

イギリスからのスコットランドの分離独立

さらに

カタルーニャのスペインからの自立運動

への意欲の高まりとなって

紛争の種を地球上の各地へと

まき散らすこととなった

という点で罪の比率はより重い


国際経済の反応場



いま起きている変化は

淵源を辿れば

プラザ合意へと辿りつく

その意味で

85年は期を画する歳となった

更に不具合の源流を探れば

71年のドルショックにまで

分水嶺を更に遡る必要がある


地下資源を巡るその獲得競争が

ドル余り現象を一段と高めさせ

当時並行しておきていたイラク戦争で

原油相場を一方的に高騰させるようになっていた

この人為的な経過が

ドルの供給量を

一段と過大なものにしたのだったが

08年秋のリーマンショックを経て

ドル余り現象が

G20の創設を急がせ

ドル経済圏はかろうじて

延命することを許された


現在はその延長線の上にあり

地下資源の大量消費が

温室効果ガスの濃度を急速に高め

それによる異常気象の数々を

世界各地へともたらしている

たった一つの原因

となったのである


地下資源を不要とする

あたらしい

未来型のエネルギー体系の登場は

これら不具合の一切を

そう時間をかけずに

無効化してしまうことだろう
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