こ と の 端

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内 緒 の 話

2011-06-19 07:16:40 | Weblog
電力不足は

おきない

それを可能にする方法が

意図的に

隠されているからだ


フランスの原発を起点とする

欧州全域へと延びる送電線は

経由する各国に電力を供給し

エネルギーをどこまでも

運びつづけている

つまり電力を減らさずに

逆に増やしているということが

欧州の電力事情を支えている


高効率の電源はフランスにあり

末端は

陸続きに果てしなく

どこまでも伸びていく


インフラはポテンシャルを

もっと

活用する余地がある

というのは

交流送電には

電力を増幅する仕組み

というもの がある

からだ


誘導法則を確認すると

それを可能ならしめている方法が

みえてくる


発電した電力を

何度も増幅していくのだから

発電所をたくさんつくる必要は

もう

ない


発電量より消費量の方が増えていることを

消費者が知ってしまうと

電力料金を設定したその根拠が

根底から覆る

国民を欺いていたことが明らかとなれば

電力業界全体が詐欺的行為の実行者

として批判される


このような理由から

電力会社は発電実績と

販売実績とを対比させることを

これからも拒み続けていなければならない

という窮屈な立場におかれている


そこに隠されているものの姿が

陰影となって映し出されているにしても

データを公開しなければ

関係者以外

誰にも真相はわからない


原発を全廃しても

エネルギーが足りなくなることは

従って

お き な い


原発を推進するには

電力供給に危機感を演出する方が

効果的

そこで不安を呷ることになる


誘導法則を合理的に使うようになると

発生させた電力を

増やしていくことが

簡単にできる

発電所を新たに建設する必要は

ない


考える力を取り戻す絶好のチャンスが

いま

この日本にきている

国民が独自にリサーチして得たその情報を

総合していく過程のどこかで

電力会社の立場を実感する場面と

必ず遭遇するはずだ


問題なのは

事実を国と国民に知らせない
 
としてきたその判断の独善性の毒にある

原発を普及させてきたのは

エネルギー供給の当否に関する調査を蔑にして

電力業界全体に

核分裂反応を

電源に取り込ませることに

当時同意していた

電気について無知であり

かつ

牧歌的なほど盲信的であった

錯誤に満ちた大多数の代議員


監督官庁はその仲介役を率先して果たしていた


電力を増幅する装置は

トランスの仕組みと変わらない

変圧を行わないで

励磁する電流とほぼ同一の

誘導電流を二次側コイルに発生させる

中継点を二つ置けば

それだけで電力を

約二倍にする成果が得られる

三か所なら三倍の電力が取り出せる


変圧を目的としない電気工作物を

仮に分流器と呼ぶ

業界では別のび名を与えているのだが

何のことだか

まったく分からない

曖昧な呼称は

作為の関与を示すもの


分流器を増やせば増やすほど

電力を増幅する効果が得られる

その仕組みは

送配電系統にだけ属している

業界が発電と送電の分離に強く抵抗しているのは

事実関係が明白になるのを

防ぐため


誠実な判断が当初からなされていれば

原発建設のリスクを考慮することはもとより

自然エネルギーの買い取り制度の無意味さをも

すべての国民が理解できるようになっていた


たった一つの判断を誤った

ということが

この国を大きく劣化させる原動力と

なっている

その経過が持つ意味を

まだ

誰も知らない

ここに問題の本質が潜んでいる


正しい情報を

指導層が当初から得ていたのであれば

狂った政策判断を下すことなど


あ り え な い


電力業界の罪は

きわめて重く

そして



深い
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