こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

一 発 逆 転

2011-06-12 05:55:52 | Weblog
温室効果ガスの発生を減らしながら

原子力発電を撤廃する唯一の方法は

ちゃんと

残されていた


文明が気付かなかっただけなのだ


工夫が足りなかったからこそ

温暖化現象を進めさせて

その上

放射能をばら撒くという災害を

自らの身に引き寄せた


交流送電以外に

電気エネルギーを供給する仕組みが

ない

と思い込んでいると
 
核分裂反応

が生みだす汚れたエネルギーから

どんどん

離れられなくなっていく


交流送電が抱え込んでいる問題と

そのもつ意味の所在とを探り当てれば

有効解

をそこから取り出してくることは

十分に

可能


電力会社が秘密主義を貫いている理由を知れば

隠したがっている事実と

その内容などが

手に取るように

見えてくる


ことここに至ってさえ

発電と消費の相関を示すデータを



業界は公開することを拒みつづけている

ここにこそ

秘密にしなければならい核心の部分が
 
ぞっくり潜んでいる


この夏の需要期に

こぞって節電に応じることを業界が求めるのであれば

それが

求められるようになった訳を

きちんと国民に説明する
 
義務がある


消費者は

合理的な節電理由を確認しないまま

求められた節電に応じては

ならない

原子力災害が起きたことによって

信頼関係を損なった

電力関連各社

とそれを監督する主務官庁に連なる一群は

失ってしまったものを

再び身につけるよう

誠実に努力する姿勢を

率先して示し続けていなければならなくなった


隠しているものをこれからも守り続けているのなら

電力の安定供給義務を果たすための独占行為を

国民は直ちにやめさせるべきだ


新たな事業者を市場に参入させ

既存のインフラを活用しながら

世界に先駆けて

環境と経済を 

同時に復興させることに

最善を尽くさなければならない


電気エネルギーは将来

誰でも

どこでも

簡単に

取り出せるようなものになる

その事実を知った時
 
教育が与えていた

洗脳状態から

国民は

一斉に解放され

はじめて

自由になることが

で  き  る


永年に亘って

依らしめられることを受け容れてきた

日の本の民は

核分裂反応の被害を再び受けたときから

権威に寄せる信頼を放棄した

風評が勝手に独り歩きするようになったのは

それからのことである


真実を一般に知らしめずにおく

ということを強要してきた利益共同体は

節電を国民に求めるに当たって

広域停電を避けるため

という理由をつけた


だが


その根拠となる発電と消費に関するデータは

これまで通り開示しない

という方針をこれからも貫こうとしている


発電と送電

そして電力消費の間に生じている

関連性に関する数値のすべてが

今以て

未公開となっている

使用率というこれまで存在していなかった言葉が

唐突に浮上してくるようになったのは

計画停電を実施するようになってから後のこと

隠されているのはその根拠

発電量と使用率とが既に公開されている以上

その裏付けとなった基礎データを

隠すべき理由など

あるはずも なかろう


そこには

知られてはならないもっと別の理由が

隠されている

その秘密にされたものの正体を

知識のタガから解放され

自由になった国民が

改めて

見定めることができるようになった時

困難な状況を打開するための

あたらしいエネルギーモデルの存在に

卒然として


気づくのだ
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