こ と の 端

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環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

気 候 変 動

2020-11-29 09:55:45 | Weblog
地球がもっていた水

の絶対量が

人為的な行い

つまり水ではなかったその他の物質

に含まれていた水素を燃やしたことにより

酸素と否応なしに結びつき

水素の酸化物であるH2Oを作り出す


発電所が日常的に地下資源

を燃やし続けているというそのことが

水素の酸化物である水と

炭素の酸化物であるCO2とを

燃焼炉の窯の中で

絶えることなく四六時中

生み出している


交流電源は周波数に縛られていることから

化石燃料の消費を

一瞬たりとも減らすことができない

という状況にある

交流が貯めて置くことができない電流

であるというその事実が

CO2とH2Oの高温化

を強制し

地下資源による絶えざる燃焼を

必要不可欠な措置と定めた


空気より軽いガス化した水

となった高熱を帯びた水蒸気は

煙突から大気中に吐き出された後

重力の作用を振り切って上昇し

一定の高度でまとまって

目に見える雲となる


空気より重いCO2は

煙突から放出されたあと

重力の作用を受けて

大気中をゆっくり降下しつづけ

最終的に海へと落ちる


この時保持していた熱を海水へと移し

自らは水に溶けて炭酸化する

この段階でCO2の温室効果能力は

既に失われている


大気中のCO2濃度が

400ppm(0.04%)と

余りにも低くなっているのは

海水に溶けて消えてしまっているからなのだ


反対に空へと昇ったガス化したH2Oは

保持していた熱エネルギーを

垂直方向へと移動させ

位置エネルギーもそこで抱え込む


エネルギー保存則は

これら二種類のエネルギー

即ち熱エネルギーと位置エネルギーとが

気候変動と自然災害となって

顕在化するというサイクル

をよく説明することができている


熱エネルギーは温暖化の原因であり

位置エネルギーは破壊エネルギーとなって

その爪痕を地表へと残したのち

ダークエネルギーに編入される


このところ頓に増えた降水量

の異常な増加は

上空に溜まっている雲の仕業に他ならず

地に落ちた雨水は

流体エネルギーとなって

洪水で周辺を水浸しにするのみならず

山塊を押し流して川を堰き止め

氾濫や決壊の原因となって

二次災害を強化することとなる


破壊エネルギーの前身は

位置エネルギーに相違なく

エネルギー遷移の過程で

気候変動が地球上の至る所で

自動的に引き起こされている

気候変動が生み出した

降水量の異常な増加などの多くの変化は

地下資源である化石燃料の

長期的な大量燃焼が

その唯一かつ最大の理由


温暖化現象が指摘される前までは

気体の水

つまり水蒸気を問題視すること

など考えられないありふれたこと

水が増えたからこそ

降水量の増加が起きた

それだけのこと


化石燃料を熱にした

人為的な操作が生み出した

自然界に存在していなかった水

が大量生産されていなければ

結果として生じた降水量の増加

など現象化していなかった


気候変動は

地球に成り立っているシステム

が変化したことで引き起こした事態

その咎は

化石燃料の大量消費と長期的利用

を絶対的に必要としている

電力業界と社会設備の

利用機会の増加によって

恒常化させていた変化

ということ以外に理由はない


人工的に作り出された水のガスは

自然法則に従って

熱を伴って空へと昇る

そして

やがて雲となって

雨を降らせる準備にはいる

雲がなければ雨は降らない

CO2の濃度がどんなに高まっても

降水量はまったく影響を受けない


CO2では降水量に

どのような変化も及ぼせないのだ


空気より重いCO2が

自力で大気圏内を昇っている

とする根拠もなければ

証拠もないのに

世界はCO2を気候変動の主因

だとして排斥運動に余念がない


空気より重いCO2が

自力で空へと昇ることなど

法則違反の最たるもの

こんな世迷いごとを世界中が

未だに堅く信じ込んでいる

あきれたことだ

高等教育はこれほどまでに

考える力

を人類から取り上げてしまっていた


CO2の温室効果が

大気圏内で長期間有効化されている

などというタワゴトに

何故か気づかない

なんと愚かなことであることか


温度分布の差と高度の違い

を誰ひとり考慮することが

できなくなっている


データを座標軸にプロットしたこともなければ

一定の相関が成り立っていることを

確認することもしていない

という経過の事実は既にあきらか


なんと怠惰なことであることか


大気圏は高度が上がるにつれて

空気の密度は薄くなっている

気温の高低差は

海抜によっても大きく異なる

こんな事実さえ

まったく要素化していなかった


寒気の影響を受けると

水蒸気は凝固して凍る

重さを得て落下するようになったとき

固体から液体へと変容する

こうして地表へと落下してきたものが

雨という名の自然現象


降水密度は雲の厚さと

広がりの幅によって

絶え間なくただ変化する


雲が重層的になっているとき

空は黒くなって周辺を覆い

光をまったく通さなくなる

この雲の厚みが降水密度

の決定因子となっている


偏西風の影響受けている温帯では

雲は西から東へと向かって流れる

それが赤道付近に緯度を下げると

貿易風と呼ばれる東風となる

降水地域がどの緯度

になっているかの違いによって

雲の流れと降水密度は

千変万化して留まることがない


人工的に作り出された水のガス

である熱水蒸気は

飽和水蒸気と一緒くたにされ

概括された抽象的なものとなる

地球が本来もっていなかった人造の水

は化石燃料を構成している炭化水素

でできているのだ

その主成分はメタンCH4と呼ばれている

可燃性の地下資源

そこには炭素の記号であるCが一つと

水素の記号であるHが四つ

くっついている


燃焼炉の中で起きている

燃焼促進効果をもつ酸素

が生み出す酸化反応で

酸素と結びついた炭素はCO2となり

同じ炉の中で

同様に酸素と結びついた水素

はH2Oという高温の蒸気となる


化石燃料を人工的に燃やしたとき

酸化作用でCO2ができたと同時に

気体の水である高温のH2Oが

倍の二分子作り出されている

ということになっている


地表に排出されている温室効果ガスは

CO2より熱水蒸気の方が

桁違いに高くなっている

この桁の違いが降水量の差

となって顕在化したことによって

化石燃料を燃やせば燃やすほど

人造の水は必然的に増やされる


このことはとりもなおさず

火力発電所で大量に燃やしている

炭化水素からなるメタン系化合物

の化石燃料の持つ含有率の高さ

が地球の持つ水の絶対量

を増やし続けることになっている

この意味を誰も知らない

ということが気候危機を連れてきた


水蒸気が温室効果ガスであることは

それが気化熱を奪って地表を冷やし

同時に熱を上空へと運び上げ

そこの大気を温めている

この熱の移動を担っている

のが飽和水蒸気と熱水蒸気

の統合体


熱はエネルギー保存則の作用で

地表を冷やして上空を温める

大気圏を温めているのは

したがってCO2ではまったくない

これは確定している明らかな事実

水蒸気と呼ばれる熱を保持した

水のガスが

大気の熱を保存した状態に保ち

それが温暖化現象を生み出した


地球環境に気候変動という

変化を与えているのは

水蒸気以外に存在しないことなのだ


CO2と空気にみえるその比重の差

を国連がこれまで無視し続けている

ということが環境投資の一切を

損失の山へと変えてしまっていたのだが

背景を知らない無知な知識人たちが

錯誤した情報を真に受けて

CO2削減以外に残された道はない

と思い込んでしまっていた


知性なき無知な知識人たちが

温暖化を地球に与えたのみならず

気候変動をも生み出して

環境投資の悉くを損失

へと振り替えた


こうして経済を離陸させるための

経済活性化策となる筈の環境投資

が失敗を積み重ねることとなり

成果を失ったままの投資のすべてが

経済成長の機会を

無知によって放擲させた

その事実を顧みることが

未だにできない


この不毛な経過が

気候危機を呼び込んだ当のそのもの


地下資源を燃やし続けている以上

CO2とH2Oの同時的大量生産は

止まることなく進み続けて

永遠に悪化するだけ
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