気候変動を引き起こした
最大の因子
をCO2と決めつけている
その間
すべての環境投資は
大量の無駄を積み上げる一方
となっている現状の拙さを
分かっていながら
続けざるを得なくなり
何の成果もないままに
損失の山を
堆く積み上げている
気候変動対策のすべてには
どのような投資効果も
付随していなかった
浅はかな己の行為を
自己批判することさえ
未だにできない
これが世界の現状なのだ
経済対策もまた同じ
低成長圧力は
損失の増加によって
一層高められている
思考力の裏付けを欠いた判断は
その愚かさの故に
悉く失敗に終わる
確定した一連の不毛な経過は
その事実を告げていた
過去の事実と
それに基づいて生じた
累損の積
がそれを裏付ける
貧困化という名称で
現状を知らず
権威主義の奴隷と化した
世界中の知識階級は
考えられるあらゆる対策を
悉く間違えた
その結果CO2の濃度だけが
年々歳々
着実に
大気中で
高まり続けるようになっていた
京都議定書を見限って
パリ協定へとシフトしようとしても
対象の絞り込みで
判断を誤っていることに
尚気づかない
旧来の方法に頼り切り
削減目標の数値だけを
徒に追い求め
とどのつまりで
最大化させてしまった
そのことが
今年のCOP25に於いて
具体策を絞り込む段階で
意志の集約を躓かせ
時間切れとなって
頓挫する事態を成立させた
思考力を失うと
批判精神までもが衰える
気候変動を引き起こしたのは
CO2ではなく
水蒸気の方なのだ
ここが見えてこない限り
環境投資の一切は
烏有に帰す
どのような成果も得られないまま
CO2の大気中濃度は増え続け
減った事実を残さなかった
資本の漏出は止まっておらず
経済全体が疲弊した
地球環境は
与えられていたその麗しさ
を復元することができず
自然災害は悪化の一途
を既に辿っている
問題の所在
を突き止めた積もりでいても
その判断に錯誤が介在したことにより
空気よりはるかに重いCO2が
化石燃料を燃やしたことで
排煙筒から吐き出されても
比重の違いで
上空へと達することが
不可能となることを
昂然として見逃した
ドライアイスの白煙の行方をみれば
一目して瞭然たるものがあった筈
燃えた時の熱を保持して
最も低いところである
地表と海面とへ
降下してゆく
というのがCO2に課せられた
義務
水に融けやすいというその特性は
海や川の水に触れて
水和すると同時に
熱の移転を成就する
温室効果は海水の温度を高め
水蒸気を増やすことで
より多く立ち昇る
大気中のCO2は
環境にとって有害ではなく
熱を移転させて水蒸気を増やす
というその経過が
有害な結果を招いたことで
気候変動が促された
ということなのだ
400ppmを超えたとはいえ
その比率は
高々0.0004%と
極めて低い
たったこれだけの量で
地球全域を温暖化させるほどの
温室効果を生み出せる訳がない
この一点だけでも
CO2に対する容疑は
誣告であったと断言できた
温室効果を有する主要なガス
である水蒸気は
分布比率の加重平均が
少なくとも60%以上ある
と見込まれている
この比率の差である
0.0004%
と
60%との間にある乖離は
あまりにも大きい
地球全域で発生している
自然現象で生じた飽和水蒸気は
暑い夏に増え
寒い冬に減る
というサイクルを繰り返す
地下資源を燃やす燃焼炉で
消費された地下資源
の主成分はメタン
化学記号はCH4
炭素Cが一つと
水素Hが四つ
という構成でできている
炭化水素の化合物
これが燃焼炉で
空気中の酸素と燃えて結びつき
一つしかない炭素Cは
酸素二つと繋がって
CO2となり
四つある水素は同じ熱反応で
水蒸気の原型である
H2Oへと二倍の量で変化する
どちらも高温の熱で
ガス化しているため
軽い水蒸気は上へと昇り
重いCO2は下へと降りる
それぞれに固有の
温室効果能力があるために
外気に触れると
そこで熱の交換が実行され
高温のCO2は外気温に対して
熱平衡となる状態
へと時の経過と共に
遷移する
空気より軽い水蒸気は
燃焼炉の熱を抱えたまま
上昇気流と呼ばれる
低気圧の熱源となって
垂直方向に移動する
このプロセスで
位置エネルギーを
熱と共に抱え込む
海抜が高くなればなるほど
大気のもつ気温は次第に下がる
寒気の南下と遭遇したとき
気体の熱は冷やされて
凝結や強固反応を引き起こす
この段階で軽い水蒸気に重さが宿り
落下する途中の外気温で冷え
雨になったり雪になったり
ときには雹になったりして
地表へと戻される
二酸化炭素と水蒸気からなる
二種類の温室効果ガスは
重さの違いで
落ち着く先が決まっている
燃えただけのことで
温室効果ガスは発生するが
更に別の加熱水蒸気が
これに加わる
それは水を熱して作られた水蒸気
に圧力をかけて
100℃以上の高い熱をとりだす仕組み
これが蒸気圧を高めることで
蒸気機関のシリンダーを
動かすための動力源となったのだ
高圧で高温の水蒸気は
動力を生みだす
高い能力をもっている
発電タービンを回転させることで
電力を作り出している発電所では
運動エネルギーを高めるために
圧縮過程で高熱を与え
高温の蒸気を生みだすことで
発電を効率よく行っている
100℃を超えた高温の水蒸気を
圧縮することで
もっと高い温度の
圧縮水蒸気に代えている
原発なら300℃以下の熱で
発電用タービンを回している
核分裂反応の熱なら
CO2の発生はないのだが
水蒸気の発生を避けることは
どうしてもできない
その意味で気候変動要因
の重大なものの一つとなっている
燃焼炉が生み出す温室効果ガス
と
蒸気窯が生み出す温室効果ガス
とが同時排出されているのだから
温暖化が急速に進行する
のは必然のなりゆき
火力発電所では
これら二種類の温室効果ガス
を系外へと同時排出
することになっている
という仕組みの意味を
忘れ去ってはならない
ボイラー設備のある事業所や
温泉施設などでも
熱水蒸気の大量生産は避け難い
家庭用のガス器具などでも
メタンの燃焼で生じる
二系統の温室効果ガスと
湯を沸かしたことで
別途発生した
加熱水蒸気の
空気圏内への放出を
日常的に行っている
要するにメタン系のガスを燃やすと
二種類の温室効果ガスが
制御されずに
大量かつ任意
に放出されることとなるだけなのだ
温暖化を本気で止める覚悟
があるのなら
地下資源を燃やさない方法で
発電するシステムを
大急ぎで
普及させることが肝心だ
再生可能エネルギーは
その有力な候補の一つなのだが
火力発電所の支援がなければ
電力供給能力は不安定化して
確実性を失ってしまうため
尚のこと地下資源の消費を減らすことを
難しくしてしまった
蓄電デバイスを
電力供給系に取り込めば
エネルギーコストは高くなり
経済効率は劣化する
経済効果が不在なら
普及するための
何らかの犠牲が必要となる
これからも消費者に
費用を負担させていくのなら
気候変動は果てしなく進み続ける
ここが智慧のだしどころ
その気にさえなれば
やってやれないことはない
未来のためのエネルギーは
既に用意されたものがあるからだ
知識を詰め込み過ぎて
消化不良で苦しんでいるうちは
その方法は
姿を見せない
最大の因子
をCO2と決めつけている
その間
すべての環境投資は
大量の無駄を積み上げる一方
となっている現状の拙さを
分かっていながら
続けざるを得なくなり
何の成果もないままに
損失の山を
堆く積み上げている
気候変動対策のすべてには
どのような投資効果も
付随していなかった
浅はかな己の行為を
自己批判することさえ
未だにできない
これが世界の現状なのだ
経済対策もまた同じ
低成長圧力は
損失の増加によって
一層高められている
思考力の裏付けを欠いた判断は
その愚かさの故に
悉く失敗に終わる
確定した一連の不毛な経過は
その事実を告げていた
過去の事実と
それに基づいて生じた
累損の積
がそれを裏付ける
貧困化という名称で
現状を知らず
権威主義の奴隷と化した
世界中の知識階級は
考えられるあらゆる対策を
悉く間違えた
その結果CO2の濃度だけが
年々歳々
着実に
大気中で
高まり続けるようになっていた
京都議定書を見限って
パリ協定へとシフトしようとしても
対象の絞り込みで
判断を誤っていることに
尚気づかない
旧来の方法に頼り切り
削減目標の数値だけを
徒に追い求め
とどのつまりで
最大化させてしまった
そのことが
今年のCOP25に於いて
具体策を絞り込む段階で
意志の集約を躓かせ
時間切れとなって
頓挫する事態を成立させた
思考力を失うと
批判精神までもが衰える
気候変動を引き起こしたのは
CO2ではなく
水蒸気の方なのだ
ここが見えてこない限り
環境投資の一切は
烏有に帰す
どのような成果も得られないまま
CO2の大気中濃度は増え続け
減った事実を残さなかった
資本の漏出は止まっておらず
経済全体が疲弊した
地球環境は
与えられていたその麗しさ
を復元することができず
自然災害は悪化の一途
を既に辿っている
問題の所在
を突き止めた積もりでいても
その判断に錯誤が介在したことにより
空気よりはるかに重いCO2が
化石燃料を燃やしたことで
排煙筒から吐き出されても
比重の違いで
上空へと達することが
不可能となることを
昂然として見逃した
ドライアイスの白煙の行方をみれば
一目して瞭然たるものがあった筈
燃えた時の熱を保持して
最も低いところである
地表と海面とへ
降下してゆく
というのがCO2に課せられた
義務
水に融けやすいというその特性は
海や川の水に触れて
水和すると同時に
熱の移転を成就する
温室効果は海水の温度を高め
水蒸気を増やすことで
より多く立ち昇る
大気中のCO2は
環境にとって有害ではなく
熱を移転させて水蒸気を増やす
というその経過が
有害な結果を招いたことで
気候変動が促された
ということなのだ
400ppmを超えたとはいえ
その比率は
高々0.0004%と
極めて低い
たったこれだけの量で
地球全域を温暖化させるほどの
温室効果を生み出せる訳がない
この一点だけでも
CO2に対する容疑は
誣告であったと断言できた
温室効果を有する主要なガス
である水蒸気は
分布比率の加重平均が
少なくとも60%以上ある
と見込まれている
この比率の差である
0.0004%
と
60%との間にある乖離は
あまりにも大きい
地球全域で発生している
自然現象で生じた飽和水蒸気は
暑い夏に増え
寒い冬に減る
というサイクルを繰り返す
地下資源を燃やす燃焼炉で
消費された地下資源
の主成分はメタン
化学記号はCH4
炭素Cが一つと
水素Hが四つ
という構成でできている
炭化水素の化合物
これが燃焼炉で
空気中の酸素と燃えて結びつき
一つしかない炭素Cは
酸素二つと繋がって
CO2となり
四つある水素は同じ熱反応で
水蒸気の原型である
H2Oへと二倍の量で変化する
どちらも高温の熱で
ガス化しているため
軽い水蒸気は上へと昇り
重いCO2は下へと降りる
それぞれに固有の
温室効果能力があるために
外気に触れると
そこで熱の交換が実行され
高温のCO2は外気温に対して
熱平衡となる状態
へと時の経過と共に
遷移する
空気より軽い水蒸気は
燃焼炉の熱を抱えたまま
上昇気流と呼ばれる
低気圧の熱源となって
垂直方向に移動する
このプロセスで
位置エネルギーを
熱と共に抱え込む
海抜が高くなればなるほど
大気のもつ気温は次第に下がる
寒気の南下と遭遇したとき
気体の熱は冷やされて
凝結や強固反応を引き起こす
この段階で軽い水蒸気に重さが宿り
落下する途中の外気温で冷え
雨になったり雪になったり
ときには雹になったりして
地表へと戻される
二酸化炭素と水蒸気からなる
二種類の温室効果ガスは
重さの違いで
落ち着く先が決まっている
燃えただけのことで
温室効果ガスは発生するが
更に別の加熱水蒸気が
これに加わる
それは水を熱して作られた水蒸気
に圧力をかけて
100℃以上の高い熱をとりだす仕組み
これが蒸気圧を高めることで
蒸気機関のシリンダーを
動かすための動力源となったのだ
高圧で高温の水蒸気は
動力を生みだす
高い能力をもっている
発電タービンを回転させることで
電力を作り出している発電所では
運動エネルギーを高めるために
圧縮過程で高熱を与え
高温の蒸気を生みだすことで
発電を効率よく行っている
100℃を超えた高温の水蒸気を
圧縮することで
もっと高い温度の
圧縮水蒸気に代えている
原発なら300℃以下の熱で
発電用タービンを回している
核分裂反応の熱なら
CO2の発生はないのだが
水蒸気の発生を避けることは
どうしてもできない
その意味で気候変動要因
の重大なものの一つとなっている
燃焼炉が生み出す温室効果ガス
と
蒸気窯が生み出す温室効果ガス
とが同時排出されているのだから
温暖化が急速に進行する
のは必然のなりゆき
火力発電所では
これら二種類の温室効果ガス
を系外へと同時排出
することになっている
という仕組みの意味を
忘れ去ってはならない
ボイラー設備のある事業所や
温泉施設などでも
熱水蒸気の大量生産は避け難い
家庭用のガス器具などでも
メタンの燃焼で生じる
二系統の温室効果ガスと
湯を沸かしたことで
別途発生した
加熱水蒸気の
空気圏内への放出を
日常的に行っている
要するにメタン系のガスを燃やすと
二種類の温室効果ガスが
制御されずに
大量かつ任意
に放出されることとなるだけなのだ
温暖化を本気で止める覚悟
があるのなら
地下資源を燃やさない方法で
発電するシステムを
大急ぎで
普及させることが肝心だ
再生可能エネルギーは
その有力な候補の一つなのだが
火力発電所の支援がなければ
電力供給能力は不安定化して
確実性を失ってしまうため
尚のこと地下資源の消費を減らすことを
難しくしてしまった
蓄電デバイスを
電力供給系に取り込めば
エネルギーコストは高くなり
経済効率は劣化する
経済効果が不在なら
普及するための
何らかの犠牲が必要となる
これからも消費者に
費用を負担させていくのなら
気候変動は果てしなく進み続ける
ここが智慧のだしどころ
その気にさえなれば
やってやれないことはない
未来のためのエネルギーは
既に用意されたものがあるからだ
知識を詰め込み過ぎて
消化不良で苦しんでいるうちは
その方法は
姿を見せない