持続可能性と形容される
極めて抽象的な概念を
世界中でいま
熱心に探し求めている
だが
それは単なる
絵空事
形あるものは
いつか消えてなくなる
生者は必滅し
会者は必ず定離する
というのがこの世の中
実現しない可能性は
いつまで経っても成就せず
抽象化された状態で
そこに佇む
不稔性の目標は
結果を残すことが
つまりできない
秩序は混沌へと
不可逆的
かつ必然的
に遷移する
宇宙はこの法則で
成り立っている
きれいごとで終るハナシ
などどこにも存在したことはない
手放してからでなければ
手に入るものとは出逢わない
犠牲が不在であるのなら
成果を得ることは
即ちできない
持続可能性が成り立つためには
合理
がそこに成り立ってい
なければならない
理のないところに
目標が近づいてくる
ようなことはない
身勝手な解釈は
ヒトの姿勢を傲慢にして
成就する方向へではなく
撤退へと赴かせる
我欲を切り離し
サダメを受け容れた後
でなければ
判断の当否を
知る機会とは遭遇しない
既に深刻な社会問題
と化してしまった気候変動は
持続可能性に対する脅威
となって逆襲する時の到来を
ほくそ笑みつつ待っている
繁栄は経済成長の上にのみ成立し
人口の増加が勢いを失えば
縮み続ける以外の道はない
食料と水の確保が十分でないのなら
持続可能性は
どこであっても成り立たない
エネルギー創出でCO2の再生産
が避け難くなっているのを知りながら
それが齎す恩恵
の一つである経済成長を優先させ
温暖化とそれによる気候変動
を一斉に導いてきたその酬い
がやがて現実のモノとなる
自然災害を募らせたまま放置し
生命に対する淘汰圧を一入高めている
文明のあり方というものが
顧慮することを
人類に改めて求めはじめた
執行を猶予されているこの間に
目覚めなければ成果はない
人口減少で生産力を引き下げ
成長能力を失う結果
を自ら招いておきながら
そのことにいつまで経っても
気付かない
環境問題を放置して
経済問題
を優先的に解決
しようと腐心するようになったのは
自家撞着のエビデンス
混沌は極まった後
やがて静謐へと向かう
新たな秩序をそこで樹立する
という経過を繰り返す
この循環を断ち切るために
必要とされているのが
ヒトに与えられている
この英知
判断能力を失った者は
対象を正しく見ることが
できない
目先の利益とそれが生む
ほどよく安逸な暮らし
を追い求め
自らの末路を
自発的に狭めていく
このようにして
誰にも気付かれずに
間違った方向へと
進むことを余儀なくされる
それが温暖化
繁栄を根拠とする支配体制
の確立
を追求することを善
と心得ていた覇権主義国家群は
経済成長を維持しようとして
エネルギー創出を急ぎ
却って生息環境の劣化を早める行為
を独善的に推し進め
効果のない対策を連ねて
富を失い
批判されることなく
安んじて現状の保持に
余念なく努めている
文明が辿ってきたこれまでの
あり方というものは
利権の確保と継承を目的とする
種々雑多な秘密主義を生み落し
実効を確認しないで
意味のない継続を続けてきた
国際社会にこのような圧力
を半世紀近くに亘って
与え続けてきた
気候変動を生みだしたのは
要するにこれらの過去
文明の利器を生み出した科学の成果は
電気がなければ只の箱
忍び寄る危機を察知していながら
どうすることもできずにいる
温暖化による気候変動を
止める能力を持たない諸対策
を連ねることで
利益の確保
を果たした気分で過ごしている
現代生活にとって必要なのは
電気エネルギー
電力を確保することができなければ
生産能力は失われたままとなる
生活を維持することすら
ままならなす
生産効率を高めることなど
得に書いた餅
電気の不在は科学の成果を
一瞬で否定する
停電した時
人はその事実を改めて知る
長期の広域停電を強いられたとき
電気のあり難さを
はじめて正しく理解する
ブラックアウト
を引き起こすようになったのが
地震や台風などの
自然災害による破壊活動だった
その理由が火力発電にあることを
誰も未だ認識していない
中でも気候変動を起源とする
台風被害によるさまざまな損失は
経済発展を阻害する重大な
因子
富の喪失を早めているのは
資本の論理
その直接的な原因が
温室効果ガスの濃度上昇
にあることは
夙に知られたことなのだ
電力を必要不可欠とするようになった
人の暮らしのあれこれが
様々な思惑を交えて錯綜し
巡り巡って気候変動を加速させ
生命の存続と便利で快適な暮らし
を取り上げているその主体
となって機能する
火力発電所を撤廃できなければ
経済の発展とそれによる繁栄は
終息する
石油石炭天然ガスを燃やさなければ
良質の電力は得られない
電気のない暮らしは
文明だったものを
たちどころに
未開へと突き落とす
あるものすべてを
原始状態へと誘導する
科学を善用してきた文明は
やがてベクトルを反転させ
遠い昔の生活へと
一瞬で舞い戻る運命にある
再生可能エネルギーに対する投資が
火力発電が生みだしているCO2を
減らしたという事実は
ない
火力発電所が存在し続けているあいだ
交流周波数が発電機の回転数
を規定する
蒸気発電を成り立たせている動因
は蒸気圧の維持
ただそれ一つ
交流電流による長距離高圧送電という方式は
おしなべて
周波数の関与
を必要条件として位置づけた
火力発電システムには
温室効果ガスを減らす能力
がまったくない
という事実を
世界中に当初から
訴えていたのだったが
業界の沈黙が
事実認識の成立を
妨げた
50ヘルツの周波数は
毎秒50回の頻度で
永久磁石のS極とN極とを
切り替えている
この安定性が失われると
電力輸送は遮断され
成り立たないようになるしかない
蒸気圧の低下は
回転不足となって周波数を減らすのだ
周波数に支配されている交流電流は
地下資源の燃焼量を制御することが
要するにまったくできない
問題なのは
世界中の電力会社が
交流電流を成り立たせている周波数
の意味について
おし黙ったまま
何の説明もしていない
というその点にある
電力会社が周波数についての情報を
これまで公表してこなかった
ということが温暖化防止対策から
すべての実効を奪っていた
知識階級が
この問題を指摘した事例は
今のところ皆無
交流電流の意味を
誰も理解していなかったからである
並み居る指導者達の欠陥は
知識があってもその意味に関心がない
という共通の傾斜にみられる
思考力が不在なら
それがもつ意味を
察知する洞察力
は眠り続け
劣化する一方というこの過程を
自覚させることなく
凡庸に過ごすことを許している
電力会社の秘密主義もさることながら
知識階級の怠慢を
決して見逃しはならない
そこにエスタブリッシュメント
の思惑が人知れず関与し
既得権益享受層が
交流電流を成り立たせている周波数について
言及することを意図的に避けさせている痕跡
が仄見える
交流と直流の違いを弁えていなかった
これら一群のひとびとすべてが
直流電源である再生可能エネルギーを増やせば
交流電源である火力発電所の負担が減り
温暖化が止まる
と勝手に決めつけてそう思い込み
誤った判断を握り締めながら
温室効果ガスの濃度上昇
を加速させている
善と信じて環境投資を推進し
火力発電所に依存する文明のあり方
に潜む深淵を問題視する機会を遠ざけてきた
環境保護団体が
温暖化を無知によって増長させ
気候変動を
自らの手で推し進めている
という構図が見えてきてよい頃だ
自覚なき錯誤は
温暖化を助長して
気候変動を生み育て
生命の生息域に強い負圧を与える
持続可能性が絵空事である
というその理由は
ここにあるのだ
極めて抽象的な概念を
世界中でいま
熱心に探し求めている
だが
それは単なる
絵空事
形あるものは
いつか消えてなくなる
生者は必滅し
会者は必ず定離する
というのがこの世の中
実現しない可能性は
いつまで経っても成就せず
抽象化された状態で
そこに佇む
不稔性の目標は
結果を残すことが
つまりできない
秩序は混沌へと
不可逆的
かつ必然的
に遷移する
宇宙はこの法則で
成り立っている
きれいごとで終るハナシ
などどこにも存在したことはない
手放してからでなければ
手に入るものとは出逢わない
犠牲が不在であるのなら
成果を得ることは
即ちできない
持続可能性が成り立つためには
合理
がそこに成り立ってい
なければならない
理のないところに
目標が近づいてくる
ようなことはない
身勝手な解釈は
ヒトの姿勢を傲慢にして
成就する方向へではなく
撤退へと赴かせる
我欲を切り離し
サダメを受け容れた後
でなければ
判断の当否を
知る機会とは遭遇しない
既に深刻な社会問題
と化してしまった気候変動は
持続可能性に対する脅威
となって逆襲する時の到来を
ほくそ笑みつつ待っている
繁栄は経済成長の上にのみ成立し
人口の増加が勢いを失えば
縮み続ける以外の道はない
食料と水の確保が十分でないのなら
持続可能性は
どこであっても成り立たない
エネルギー創出でCO2の再生産
が避け難くなっているのを知りながら
それが齎す恩恵
の一つである経済成長を優先させ
温暖化とそれによる気候変動
を一斉に導いてきたその酬い
がやがて現実のモノとなる
自然災害を募らせたまま放置し
生命に対する淘汰圧を一入高めている
文明のあり方というものが
顧慮することを
人類に改めて求めはじめた
執行を猶予されているこの間に
目覚めなければ成果はない
人口減少で生産力を引き下げ
成長能力を失う結果
を自ら招いておきながら
そのことにいつまで経っても
気付かない
環境問題を放置して
経済問題
を優先的に解決
しようと腐心するようになったのは
自家撞着のエビデンス
混沌は極まった後
やがて静謐へと向かう
新たな秩序をそこで樹立する
という経過を繰り返す
この循環を断ち切るために
必要とされているのが
ヒトに与えられている
この英知
判断能力を失った者は
対象を正しく見ることが
できない
目先の利益とそれが生む
ほどよく安逸な暮らし
を追い求め
自らの末路を
自発的に狭めていく
このようにして
誰にも気付かれずに
間違った方向へと
進むことを余儀なくされる
それが温暖化
繁栄を根拠とする支配体制
の確立
を追求することを善
と心得ていた覇権主義国家群は
経済成長を維持しようとして
エネルギー創出を急ぎ
却って生息環境の劣化を早める行為
を独善的に推し進め
効果のない対策を連ねて
富を失い
批判されることなく
安んじて現状の保持に
余念なく努めている
文明が辿ってきたこれまでの
あり方というものは
利権の確保と継承を目的とする
種々雑多な秘密主義を生み落し
実効を確認しないで
意味のない継続を続けてきた
国際社会にこのような圧力
を半世紀近くに亘って
与え続けてきた
気候変動を生みだしたのは
要するにこれらの過去
文明の利器を生み出した科学の成果は
電気がなければ只の箱
忍び寄る危機を察知していながら
どうすることもできずにいる
温暖化による気候変動を
止める能力を持たない諸対策
を連ねることで
利益の確保
を果たした気分で過ごしている
現代生活にとって必要なのは
電気エネルギー
電力を確保することができなければ
生産能力は失われたままとなる
生活を維持することすら
ままならなす
生産効率を高めることなど
得に書いた餅
電気の不在は科学の成果を
一瞬で否定する
停電した時
人はその事実を改めて知る
長期の広域停電を強いられたとき
電気のあり難さを
はじめて正しく理解する
ブラックアウト
を引き起こすようになったのが
地震や台風などの
自然災害による破壊活動だった
その理由が火力発電にあることを
誰も未だ認識していない
中でも気候変動を起源とする
台風被害によるさまざまな損失は
経済発展を阻害する重大な
因子
富の喪失を早めているのは
資本の論理
その直接的な原因が
温室効果ガスの濃度上昇
にあることは
夙に知られたことなのだ
電力を必要不可欠とするようになった
人の暮らしのあれこれが
様々な思惑を交えて錯綜し
巡り巡って気候変動を加速させ
生命の存続と便利で快適な暮らし
を取り上げているその主体
となって機能する
火力発電所を撤廃できなければ
経済の発展とそれによる繁栄は
終息する
石油石炭天然ガスを燃やさなければ
良質の電力は得られない
電気のない暮らしは
文明だったものを
たちどころに
未開へと突き落とす
あるものすべてを
原始状態へと誘導する
科学を善用してきた文明は
やがてベクトルを反転させ
遠い昔の生活へと
一瞬で舞い戻る運命にある
再生可能エネルギーに対する投資が
火力発電が生みだしているCO2を
減らしたという事実は
ない
火力発電所が存在し続けているあいだ
交流周波数が発電機の回転数
を規定する
蒸気発電を成り立たせている動因
は蒸気圧の維持
ただそれ一つ
交流電流による長距離高圧送電という方式は
おしなべて
周波数の関与
を必要条件として位置づけた
火力発電システムには
温室効果ガスを減らす能力
がまったくない
という事実を
世界中に当初から
訴えていたのだったが
業界の沈黙が
事実認識の成立を
妨げた
50ヘルツの周波数は
毎秒50回の頻度で
永久磁石のS極とN極とを
切り替えている
この安定性が失われると
電力輸送は遮断され
成り立たないようになるしかない
蒸気圧の低下は
回転不足となって周波数を減らすのだ
周波数に支配されている交流電流は
地下資源の燃焼量を制御することが
要するにまったくできない
問題なのは
世界中の電力会社が
交流電流を成り立たせている周波数
の意味について
おし黙ったまま
何の説明もしていない
というその点にある
電力会社が周波数についての情報を
これまで公表してこなかった
ということが温暖化防止対策から
すべての実効を奪っていた
知識階級が
この問題を指摘した事例は
今のところ皆無
交流電流の意味を
誰も理解していなかったからである
並み居る指導者達の欠陥は
知識があってもその意味に関心がない
という共通の傾斜にみられる
思考力が不在なら
それがもつ意味を
察知する洞察力
は眠り続け
劣化する一方というこの過程を
自覚させることなく
凡庸に過ごすことを許している
電力会社の秘密主義もさることながら
知識階級の怠慢を
決して見逃しはならない
そこにエスタブリッシュメント
の思惑が人知れず関与し
既得権益享受層が
交流電流を成り立たせている周波数について
言及することを意図的に避けさせている痕跡
が仄見える
交流と直流の違いを弁えていなかった
これら一群のひとびとすべてが
直流電源である再生可能エネルギーを増やせば
交流電源である火力発電所の負担が減り
温暖化が止まる
と勝手に決めつけてそう思い込み
誤った判断を握り締めながら
温室効果ガスの濃度上昇
を加速させている
善と信じて環境投資を推進し
火力発電所に依存する文明のあり方
に潜む深淵を問題視する機会を遠ざけてきた
環境保護団体が
温暖化を無知によって増長させ
気候変動を
自らの手で推し進めている
という構図が見えてきてよい頃だ
自覚なき錯誤は
温暖化を助長して
気候変動を生み育て
生命の生息域に強い負圧を与える
持続可能性が絵空事である
というその理由は
ここにあるのだ