こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

現 在 位 置

2008-09-04 06:08:17 | Weblog
交流送電には もう 限界がきている

新時代に相応しいインフラへと 早く切り替えなければならない

このままでは

日本は 京都議定書を遵守することが できない

これは 五年後に明らかとなる厳粛な事実


この現状に 国全体がなぜか気づかないまま

平然と 暢気に暮らしている 

というのがこの時代に生きるものすべての 姿

温暖化は さながら 他人事のようなものなってしまったかのよう


被害がさらに広がって より深刻なものにならない限り

人類は 有効な温暖化対策を求めようとはしない

現状に 頗る満足しているからである


その結果


安定していた気候は いま

大きく損なわれようとしている


これから地上に起きること は 

慢然と過ごしてきた人類が しなければならない はじめての総決算

つけを払うときが ついに やってきた 

ということ


打つべき手は たくさん ある

現実におきていることの意味を悟ったとき

文明は謙虚な姿を取り戻し

ほんとうの進化を しはじめる


現状に満ち足りているのなら その始末を自らの生命で償わなければならない

どちらの道を選ぶことも 自由だ


だが 判断が遅れることがあると 取り返しはつかない

生命の数が減れば CO2の排出量は自動的に減る

望ましい結果を実現させれば 気候は元の安定していた状態を勝手に復元する


結果は同じことであったとしても 文明は生き残ることができない

生命のいなくなった地表に 繁栄がやってくることはない

エコシステムが健全化するとき

人類の関与が

そこに あるのか ないのか 

ということが


文明の今後を決定づける最重要課題となる



文明を築くのは 人知の成果でなければならない

いままでのところ

人知は 温暖化を促す方向へと偏ったまま

方向感覚を失って ひたすら彷徨いつづけている


これが 文明というものが得た その最終結果なのだった 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする